地震(3.11)から半年がたった。街を歩いていても壊れたままの建物がまだある。早く復旧復興して以前の活気が戻って欲しい。
そんな中で開店祝いの花輪が飾られているのが見えた。沢山の色とりどりの綺麗な花で作られている。
何かホットする気分だ。
我が家のグリーンカーテンもそろそろお役御免が近い。葉が一部枯れ始めている。花は少なく、朝顔ももう終わりかな。
アサガオ(朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属
別名に牽牛花(けんぎゅうか)、槿花(きんか)がある。
秋の季語である(夏ではない)。
花は早朝に咲く。名前の由来は”朝のかおばな(容花、顔花)”から。かおばなとは美しい花のこと。
つる性の植物である。加賀千代女(かがのちよじょ、18世紀)の「朝顔に釣瓶とられてもらひ水」の句が有名である。
日本には中国から奈良時代末期に伝来したと言われる。平安時代には良く知られ、源氏物語(平安中期)に朝顔の巻(第20帖)がある。
日本で最も発達した園芸植物である。
江戸時代には観賞用植物として品種改良や突然変異の変化朝顔が珍重された。19世紀の初期中期の文化文政・嘉永安政に大流行し所謂バブルの様相を呈した。作り手の主役は下級武士だった。
種子は牽牛子(けんごし)と呼ばれる生薬(日本薬局方に収録)で、粉末にして下剤・利尿剤に用いる。