秋を感じる。朝夕には上掛けをもう1枚欲しい位の気温である。そう言えばもう9月末となっている。何時までも暑くはないよね。
畑に行ったら大家(私達が借りている畑の地主)さんが籾殻を撒いていた。土をフカフカとするためだ(土はチョット粘土質)。声がけがあったので、少し分けて貰った。”ご苦労さん”となった野菜を整理したら土作りに使おう。
稲の種子(籾、もみ)から厚い外皮の籾殻を取り去ったものが玄米である。
玄米の表面の糠層(ぬかそう)や胚芽を除去したのが白米(精米)だ。
籾殻と言えば思い出す。リンゴ箱のクッション材は籾殻だった。最近では見る機会が少ないなあ。もう一つ、田んぼでの籾殻焼、煙とにおいが懐かしい。
国道に面するお米屋さんの店頭に置いてあったプランター。稲がだいぶ穂を垂れている。もう少ししたら稲刈りだ。どんな品種を植えたのだろう。
イネ(稲、稻、禾) イネ科イネ属
トウカ(稲禾)、カトウ(禾稲)とも言う
本来は多年生植物、しかし栽培上は一年生植物としている。
米は小麦・トウモロコシと並ぶ世界三大穀物だ。年間生産量は何れの穀物も6億~7億トンだ。
生態型による分類では、ジャポニカ種(日本型、短粒形)とインディカ種(大陸型)があり、日本でのお米は前者だ。
1つの穂に実る米粒の数は、60~100粒ほど(栽培環境や品種による)。茶碗1杯分は2千~3千粒ほどなので結構沢山の稲穂数となるね。
因みに、1000粒の重さ(千粒重)は大凡23グラムである。