今日は台風15号が日本列島に接近し、北上しているので朝から雨だ。気温も朝は15℃、日中も余り上がらず肌寒い。暑い夏から急転直下に秋深しの天候だ。
畑の近くの梅田川の水かさも増して来ていた。
川には白鳥が2羽いた。2羽とは番い(つがい)なのかな。9月に入ってから時々見かける。オオハクチョウかコハクチョウかは判らない。
ハクチョウは冬を日本で過ごす渡り鳥(冬鳥)だ。と言う事は、気の早い渡り鳥か、越冬して住みついたのか?。
梅田川の土手にクズ(葛)が咲いていた。クズはハギ(萩)と同じく秋の七草の一つである。
葛餅・葛切りの原料はクズの根の澱粉(でんぷん)だ。漢方薬として”葛根湯”は主薬の葛根(かっこん)と麻黄(まおう)・桂枝(けいひ)・芍薬(しゃくやく)・生姜(しょうきょう)・大棗(たいそう)・甘草(かんぞう)の生薬で構成されている。私も時々利用する。風邪の初期症状や頭痛・肩こりなどの症状に使う。
クズ(葛)、マメ科クズ属
ツル性の多年草、根茎で増殖する
増殖力はとても強い
クズの名の由来は大和国(現在の奈良県)の国栖(くず)が葛粉の産地だったからで、”葛”は漢字から。
別名はウラミグサ(裏見草)で葉が風で裏返ると白く見えるから。ウラミは「恨み」ではない。
花色は赤紫色、上り藤の様に下から上へと小さな花が咲いていく。