ハザードマップの作成・公表が遅れている自治体が多い、”潜む危険 行政まず発信を”と今日の新聞(H23.9.29日経)に載っていた。
ハザードマップの公表自治体数(全国の自治体に占める割合)は、津波で20%、土砂災害で41%、洪水で68%、高潮で5%との事(国土交通省などの資料から)。ハザードマップを活用すれば住民の安全を図れるだけでなく、安心なまち作りとなると思う。行政も私達も理解し工夫して防災に努めよう。
注)自治体
自治体・地方自治体とは「地方公共団体」の事である。地方公共団体は普通地方公共団体(都道府県 と市町村)と特別地方公共団体(特別区など)に分類される。平成22年3月31日で市町村数は1727で10年前からほぼ半減している。
注)ハザードマップ
自然災害の発生地点・被害程度・被害範囲を予測して地図化したもの。地図には避難経路や避難場所などの情報が図示される。このハザードマップを利用すれば災害発生時に迅速・的確に避難でき、被害の低減にも有効である。
ハザードマップは、入力に想定される外力(災害条件)を条件としてシュミレーションして作成する。一般に入力する外力は安全側になるようにやや過大となっている。しかし、先般の地震(3.11)では過小となり”想定外”となった。
”だれでも””どこからでも”日本中のハザードマップを
国土交通省ハザードマップポータルサイト
(国土交通省 国土地理院 応用地理部)
http://disapotal.gsi.go.jp/
散歩道で良く見かける花、マツバギク(松葉菊)。庭の石垣などで雑草のように広がって咲いている。花期は8月末ごろだ、そろそろ見られなくなる。
マツバギク(松葉菊)
ツルナ科マツバギク科
(ハマミズナ科ランプランサス属)
常緑の多年草(多肉植物)
暑さ・乾燥に強い、耐寒性もある
繁殖力強い、挿し木・株分けで増える
日光を受けて花が咲き、陰ると花は閉じる
丈は30cm程、茎は這うように広がり、古いものは木質化する。
茎頂に径数cm程のピンク・赤・橙などの花を咲かせる。
名の由来は、松葉のような形の葉と菊に似た花から。
別名はランプランサス、サボテンギク(仙人掌菊)など。