旧暦(天保暦)8月15日の月は”中秋の名月”として鑑賞する習慣がある。今日(西暦2011年9月12日)がその日である。
旧暦では3カ月毎に季節(春夏秋冬)が移る。秋は七・八・九月であるから八月は中秋(仲秋)である。月の満ち欠けのサイクルは約30日(正確には平均29.53日)であり、15日は概ね満月となる。概ねとは十五夜が何時も満月と一致するとは限らないからだ。今日は6年ぶりの十五夜と満月が一致した日で、再来年までの3年間は十五夜と満月が一致する日となる。
”中秋の名月”として月を鑑賞するとともに、収穫の秋としてその年の収穫物を供える風習がある。・・と言うことで、近くのコンビニから”お供え月見だんご”を購入した・・簡単だなあ。
午後5時ごろ雨となり夜は雲り空となったが7時半頃より雲が晴れて月が出た。・・やれやれ、「月よりだんご」とならなくて良かった。
朝の散歩で何時も目にする梅田川沿いの花壇。地元の方々が手入れして綺麗な花を咲かせている。その中の一つにマリーゴールドがある。花期がとても長く、初夏から初冬まで咲いている。
マリーゴールド
キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)
マリーゴールドには幾つもの品種がある。小型種の”フレンチ”や大型種の”アフリカン”などである。花壇で良く見かける小型のは”フレンチマリーゴールド”である。花の和名にはマンジュギク(万寿菊)、クジャクソウ(孔雀草)など。
マリーゴールド (marigolds)のマリーとは聖母マリア様のこと。
聖母マリアの祭日にこの花が咲いていたことから”聖母マリアの黄金の花”が名前の由来だそうだ。