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くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

台風ニモマケズ(?)沖縄 2018年10月(1) ノンダイバー化の3日間

2018-10-22 21:59:46 |  旅行
体育の日3連休は沖縄本島なのに、台風25号がやって来る!
20時で山手線を終電にした台風24号、チャーミーが去ったばかりなのに。
それでも、とりあえず、行ってみることに…。


10/3(水) JL925 羽田19:35 沖縄2210
当初は、10/4の朝出発して、午後から潜る予定だった。
ところが、出発日が近づき、台風の進路が沖縄寄りに急カーブする予報に。
それでも10/4は潜れそうということで、確実に那覇入りできるように、10/3の最終便に急きょ変更してまで出発することにした。
10/4は、朝早い便を除いては、沖縄ゆきはすべて欠航になって、3日夜発の決断が良かったんだか、悪かったんだか!?
とにかく那覇に飛んできてしまった。
着陸時は、いつになくドスンと来たけれど、ゆいレールのホームをめざす間は、風は強いものの、雨はたいしたことはなかった。


10/3 Mr.KINJO in VIOLETTE East Town
ところが旭橋に着くと、土砂降り。
日頃の行いのなせるわざ!?
きょうのホテル「Mr.KINJO in VIOLETTE East Town」までの、わずか3~4分の間に、どんどん雨足は強くなり、靴は水没。
このあたり、うっすら土地勘はあるけれど、ほとんど意味をなさない折り畳み傘をさして、台風の予報で送るに送れなかった荷物に翻弄されながらiPhoneにナビさせていたら、iPhoneのやつ、間違えてくれて(まあ、よくあることだけど)、ホテルを通り過ぎていた。
雨足は強くなる一方で、ホテルどこ!?と半泣き。
この旅を断念せずに、今、那覇でこうして雨に打たれていることを、やっちゃった…と思うと同時に、それでも、年休に何もせず東京にいるなんて、私の辞書にはない!と思ってみたり。
ビルの駐車場に入って落ち着いて地図をみたら、Kinjoはな~んだ、って場所にあり、最初から、地図よく見とくんだった…。

Kinjoにたどり着くと、石川インター同様、フロントは外国人。
西アジアや中東あたりの人と思うが、日本語堪能。
宿泊費は、オープン記念の5000円で、なんの迷いもなくクレジットカードを出したら、現金のみとのこと。
WEBをよく見ると、同じMr.Kinjo仲間でも、クレジット決済ができるところと、できないところがあるので、事前に要チェック。
ゆいレールからも那覇バスターミナルからも近いので、ユクエスタ並みに便利な立地ではある。

部屋は4階。
エレベーターで上がると、通路は風ゴーゴー、音がすごく、すでに立派な嵐で、やばい感じがする。
そして、ベタにYou are my SOUL!SOUL! とA・RA・SHIが頭の中をまわりはじめた。

さて、Mr.KINJO in VIOLETTE East Townの部屋は、まあ、Kinjoスタイル。(って、石川インターしかしらないけど)


でも、冷蔵庫がベッドに近いし。


ソファは、一人掛けの小さなものだし。


流しと洗面が隣り合ってるし。



洗面は、浴室横にあってほしいもの。

玄関横の引き戸を開けると、


洗濯機とトイレが同居の不思議空間。


そして、トイレの右手にバスルーム。


クローゼット(?)スペースは、もっとハンガーほしい。

まだ新しいから清潔感はあるけれど、動線が微妙で、居住空間的にはいまいち。
1泊だから、影響ないけれど。
なにより、びしょ濡れになった服を洗濯できたのも、さらに、家では電気料がいくらかかるかこわくて使えない浴室乾燥機能で、完璧に乾かせたのも、同価格帯のビジネスホテルに泊まるより、バリューがあるのだ。


嵐のジャッキーステーキハウス
Mr.KINJO in VIOLETTE East Townはジャッキーに超近い。
ずぶぬれついでに、悔しいから、深夜のステーキへGO。
悪天候もあるが、いつ来てもこの時間帯は、地元の人主流で、待ち時間なく、すぐに入れてよい。





肉の味だけでおいしくいただく。
真夜中のステーキという、背徳感が、よりおいしいものにしているんだと思う。


10月4日(木)
あくる朝。
空は鉛色、雨ザーザー、風ゴーゴー。
雨は強くなったり弱くなったりを繰り返す。
さすがに、三笠食堂に行く気にはなれず、少し雨が弱まったスキにコンビニへ。
ホテルの玄関にあったビニール傘を拝借して、外に出ると、秒殺でオチョコ。
でも今どきのビニール傘はおちょこになってもすぐ元に戻る。

最寄りのローソンへ行くと、台風前で、パンなど品薄。
ファミマまで足をのばして、「チーズミートタコライス」ってのにしてみた。

お味はいまいち、でも、部屋にチンがあるのはやはり便利。

さて、今回は海に行く前にカットをしようと、朝から豊見城にあるサロンを予約してあった。
なにしろ、初日のダイビングは、サンセットとナイト、くらいのつもりでいたから。

ホテルを出たあと、やっかいなのがダイビング器材。
ゆうべフロントで、「チェックアウト後、荷物って預かってもらえますか?」とたずねたら、アジア系スタッフは、「清掃の人がいればお願いできるかもしれません…」ですと。
Mr.Kinjoは、15時から24時の間しかフロントに人がおらず、チェックアウトは鍵をポストに入れるだけの仕組みなので、アウトは誰も立ち会わないのだ。
このあたりが、Kinjoの不便なところ。

結局、清掃の人に会うこともなく、仕方ないので、旭橋駅のコインロッカーへ荷物を入れることにした。
コインロッカーは、今は改札の内側にしかなく、駅の人に、「すみません、中のロッカーを使わせてください」と構内に入れてもらう。(快く入れてくださる)
そして、雨はたいしたことないが、強風の中、バスでサロンのある豊見城へ。
バスの降車時、私がOKICA(沖縄のICカード)をタッチするタイミングをミスってしまった。
すると、ドライバーのおっさんは、超塩対応なうえに、ガンまで飛ばすありさま。
こちらが非を認め、謝っているのに、いつまでもガン飛ばしてくるので、名まえ覚えて、沖縄バスにちくろうかと思ったほどだ。
カッカしながらバスを降りると、幸い、雨はやんでいたが、ゴーゴー吹く風同様、私の怒りも嵐のごとく。

サロンに入ると、スタイリストのチャラめのお兄さんの「来れるのかなと思ってたよ~」との笑顔に、やっとなごむ。
「きょう、これからダイビングなんですよね~」と、もう、笑うしかない…。
この時点では、まだ、1パーセントくらい、きょう潜る気持ちが。
だって、台風最接近はあした。
台風が来る日までは、ぎりぎり潜れるとか、去ったあとのほうが問題と、常々聞いていたし。
予約していたサービスからも、風のあたらないポイントで、なんとか潜れそう、ただ一刻を争うので、できるだけ早く来てくださいと言われていた。
でも、カットをしている間に、店内にあるスマホからいっせいに緊急速報がけたたましく鳴り響き、「那覇市全域 避難準備・高齢者等避難開始」のアラート。
豊見城市版も来た。
ダイバーでもあるスタイリストさんに「ダイビングはやめなさい!」とさとされる…。
カット後、「いちおう巻きましょう!」ってヘアアイロンに手を伸ばすスタイリストさん。
「いやー、風強いからきょうはいいです。」と店を出る。
「今降ってませんよ!」と、見送りに出てくれるスタイリストさん。
でも、外に出たら強風ビューで、一瞬でストレートの髪もぐちゃぐちゃになり、「もう崩れた!」と笑うスタイリストさん。
那覇に戻るバス停に向かうわずかな時間のうちに、また豪雨。
この界隈、前から気になるそばややタコス屋があるので、雨宿り目的で、昼ごはんしてから那覇に戻ろうと思ったけれど、閉店していたりで断念。
旭橋に戻って、いつものじんごや60で野菜そば。


腹ごしらえがすんだら、いざ、石川へ!
ゆいレール旭橋駅へ荷物を出しに行くと、本日ゆいレールは14時半で運行終了と知って、ちょっと危機感。

新しくなった那覇バスターミナルも、風がびゅーびゅー吹き込むは、水たまりだらけだわ…。
バスの時間にあわせて、停留場に行ったが、バスは軒並み遅れていた。
20分くらい遅れ名護ゆきのバスはやってきた。
若いドライバーのおにいさんが、私のダイビング器材を見たら、すぐに降りてきて、下のトランクルームに入れてくれた。
さっきのバスドライバーとは大違い。



Mr.Kinjo 石川インター
石川に着くと、バス停前の路肩には巨大な水たまりができていた。
トランクルームの前、人ひとり分くらいの場所だけは水がなかったので、素足にクロックスだった私は、「自分で荷物運ぶので、そこにおいてください!」と言っているのに、優しいドライバーさんは、革靴の足をびちょびちょにして、水たまりに踏み入り、荷物を運んでくれて、まじ、天使。

石川インターからKinjoは、歩いても3分くらいだし、暴風雨に打たれることを決意していたが、ダイビングは中止なのに、前半2日間のダイビングをお願いしていたサービスが、バス停までわざわざ迎えに来てくれた。
そして、「あなたはこれから災害にあうのです!」と、買い出しに連れて行ってもらうが、Max Valueも品薄になっていた。
とりあえず、飲料水、停電したときに、食べられそうなものと思うが、パンはない。
パンがなければ、お菓子じゃダメだ。
停電になるまでは、電子レンジとケトルが使えるので、レトルトごはんとおいシーサーのアーサ茶漬けの元、ポッカのじっくりことことコーンスープ、わらにもすがる気持ちで食べているガセリ菌ヨーグルト、停電になったら。そのままでも食せるオキコラーメンで生きのびることにした。

さて、3度目のMr.Kinjo石川インター。

フロントのアジア系の男子が、「今回は台風で大変ですね。」と、顔を見るなり社交モード。
「どちらのご出身ですか?」とたずねると、ベトナムだと言う。
「ベトナムからじゃ、先週の台風、こわかったでしょう?」と聞くと、「はい、とても。ベトナムだったら、家がぜんぶダメになります…」と苦笑。
「学生さん?」とたずねると、「いいえ、社員になりました。」なんて会話。
そして、何も要求しないのに、お風呂とトイレが別の部屋、台風の風当たりが、少しでも少なそうな部屋と、いくらかでも条件のよさそうな部屋を探してくれた。
最後に、「停電に備えて、お風呂にお水張っておいてください」と断水の予感…。
窓から見る石川の海は…

ダイビング5日間の予定できたが、もう、ことによってはダイビングなしでもいいや。
完全に戦意喪失で、むしろ、この部屋でヒッキーしよう。








外に出られる間に、早めの夕食をということになったが、どこも閉店が早い。
選択肢なくて、ココイチでカレーの夕べ。

運動量少ないから、ビールはゼロを買っておいた。秋ならではのお月見缶。


夜中、風と雨がうるさくて、あんまり眠れない。


10月5日(金)
緊急速報の音でびっくりして起きた。
外は、まだゴーゴーいっているが、うるま市の避難準備解除だった。
時間は午前7時すぎ、いつの間にか、ぐっすり眠っていたようだ。
心臓に悪いので、解除くらいは、静かにしてほしい。
どうやら、台風のいちばんひどいところは過ぎ、停電も免れた。

それにしても、低気圧のせいか、眠くて、いくらでも眠れる。
午後からは外に出られるということで、私の飢餓状況を察したダイビングサービスに夕食に連れて行ってもらう。

じゅうじゅう亭
夜はまた肉。



旅行中だし、日中、まともなもん食べてないし、ステーキ続きも許して。


10月6日(土)
ドロドロだった海も、オキナワカラーを取り戻した。
もちろん、まだダイビングはダメ。
日中の空模様はまだいまいちだったけれど、夕方は、サンセットも。

ホームセンタータバタとサンエーに行った以外は、この日も、引きこもり、よく眠った。

「だるまそば」
後半、6日からのダイビングを予約してあったサービスが、きょう潜れなかった残念会に、沖縄らしいものをと、夕食に連れて行ってくれた。
場所は沖縄市にある「だるまそば」。

ここまで来る間、車の中で、骨汁か牛汁をと言われ、迷うーーー。



看板どおり、


メニュー豊富で。


店に入っても、骨か牛か迷っていたが、残念ながら骨汁は売り切れで、牛汁。
ホルモンたっぷり。

スープの味が絶妙で、食べやすい。
肉骨茶と同様、体調がいっきょによくなるような感覚。


さて、あしたは石川入り4日めにして、やっとダイビング。
台風直下の沖縄滞在は初めてだったが、嵐の前の静けさすらなかった。

二十代半ばの頃、伊江島へ行く日に台風が来たことがあった。
グループで、午前便と夜便のメンバーに別れて沖縄合流だったが、午前便組は大ディレイで、夜便で飛んだ私たちとともに本部に向かうことになった。
さすがに翌日のダイビングはキャンセルだったが、1日、オクマリゾートに侵入して、ビーチで遊んだな~。
翌々日潜った水納島は、台風のあとでもスコーンと抜けていて美しかったので、台風一過を甘く見ていた。
まあ、台風の進路しだいで、大きく状況は変わるのだろうが。

台風が接近し、JAL・ANAが運航の見通しで、沖縄便の振り替え輸送対応をするようなときは、中止するのが妥当なんだろうな。
でも、もしまた将来、同様の状況が発生したら、私はどうするだろう?
Kinjoのはしご、肉もはしご。
3日間、低気圧のだるさも手伝ってか、これでもかというほど眠れたし、まあ、サメ気質・マグロ気質の止まると死ぬ的な私にとっては、ある意味、よい休養になったといえよう。
いつだって、転んでもタダでは起きない♪
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屋久島 2018年夏(1) 2018.7.9(月)鹿児島前泊 

2018-08-24 15:23:02 |  旅行
行きたくない!
去年、7月の屋久島がとてもよかったので、ことしも7月に行くことにした、
とりあえずは、台風の確率が低く、梅雨明けもそろそろといったところで、7月10日からに決定。
ところが、7/4に台風マリア発生!
これ、絶対、屋久島もやばい。
オネエな上司に、「承認された年休取り消しって、ダメですかぁ?」と聞いたら、不思議顔。
「台風マリアで、屋久島行ってもしょうがないから、休み取り消したいんですけど…」と言うと、「あらぁ、台風は沖縄でしょ。屋久島はもっと東寄りじゃない。大丈夫よぉ。」
まだ台風がマリアナ諸島にいる頃に、なんの根拠で?
「いや、このあときっと曲がりますよ。だから旅行は取りやめに」、「お休みなさい♪」と年休取り消し却下で去っていった。

マリアは7/10に沖縄本島にやって来る模様。
10日の羽田6:25発鹿児島ゆきのJALから屋久島に乗り継げるが、運航に乱れが出ると嫌なので、鹿児島前泊に急きょ切り替えた。
9日、1日仕事して、あしたのJACは飛ぶんかいと、渋々羽田へ。


7/9 JL655 羽田発1925 鹿児島21:05
夕暮れの羽田空港を飛び立つ。




ベルト着用サインが消え、テーブル使えるようになったら、照明暗いなか、カツサンドタイム。

鹿児島に着いたら、きっと夕食難民だから、ゲート近くの売店で買ったのだ。
羽田発国内線搭乗時くらいしか食べないカツサンド。
それにこの時間帯、もうカツサンドくらいしか残っていない。
マイセンに、肉の万世に、なんだってこんなにカツサンド取りそろえてるんだろ?
きょうは「うますぎて申し訳ないス」にひかれて、ヨシカミ。
言い過ぎだろ?と思いつつ。

まあ、おいしくいただいた。


かごしま空港ホテル
順調な飛行で、定刻21:05着のところ、15分以上早く着いた。
前泊は「かごしま空港ホテル」。
あしたの屋久島ゆきは8時50分。
空港からホテルに電話をかけて、迎えに来てもらう。

部屋は空港ビュー。


年季が入っているけれど。






21時すぎに部屋に入れて、空港はすぐそこ。
楽だ。
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まだまだ夏!10月の久米島(4)2017/10/4(水)~10/5(木)那覇後泊&定食ざんまい編

2018-08-19 06:57:30 |  旅行
10月4日水曜日、朝、久米島。
ど〜んより。

14時のフェリーで、島を出る。
フライトも明日の午後なのに、ダイビングなし。
弾丸トラベラーのあるべき姿としては、ぎりぎりまで潜るために、飛行機ではなくフェリー。
乾かぬ器材の入ったメッシュバッグ引っ提げて、フェリーに乗り込む。
なのだが、次なる目的地に器材を送りたいので、きょうのダイビングは断念。
それに懐事情も…。
そんなこんなで、ファミマでいつもの油みそにぎりをGETしたあと、久米アイランドの部屋に、チェックアウト時間の11時まで蟄居。

11時になったらフロントに荷物を預け、ホテル出て、ランチをどこにしようか牛歩。
すっかり青空が広がり、暑い、暑い。
でも、このすっきり感、入道雲っけがないのが、秋の始まりなのかな?


海鮮味処 亀吉→スリーピース
イーフビーチとおろしスーパーで30分つぶして、「亀吉」の本日のランチ定食にした。


茄子と豚肉炒め。

すべておいしく。

仕上げにスリーピースで紅芋アイス。


歩いていると、なにやらぎーぎーいっているので見上げれば、巣立ったばかりのツバメっこたち。

そろそろフィリピンへ帰るのかな?


フェリーくめじま
来年3月に学校卒業したら、Estivantに就職するというもえかちゃんに、兼城港まで送ってもらい、フェリーに乗り込む。
きょうは「フェリー琉球」だからきれい。










乗り込んだら、ひととおり、探検。














まだまだ夏の名残りがそこここにあるけれど、すでに季節はずれなのか、船内、悲しいほどガラガラ。
イス席も。


ごろごろできる、各カーペットルームもがらがら。
いちばん広い部屋にも、3人くらいしかいない。
私は、女性専用を、ひとりで占有。

兼城港を出てしばらくは、フェリーはスピードを出さないので、ゆっくり久米島との別れを惜しみ…。
さよなら、イーフビーチ。


さよなら、トンバラ岩。

大好きだけど、今回は潜れなかった。

さよなら、はての浜。

次はきっと、こんな穏やかな海ではなく、荒れ狂うクジラの季節。

久米島にさよならしたあとは、定員12名だかのところ、広々ごろごろ。
ぼっちでさびしいというより、ぼっちがうれしい。
もう、フェリー琉球、最高!

那覇に着くころには、波、ざばざば。


そして、空にはオスプレイのようなヘリ。


船を降りたのが17時過ぎ。
やや現実に引き戻されるが、まだ那覇さ。



それに、あした東京へ帰って、金曜日働いたら、3連休。
また土曜日は沖縄本島へ来るのだ。
泊港についたら、mic21に行って、ビーチエントリー対策のフィンGET。
英語対応のバイトと思しき外国人のおじさんがキャッシャーだったが、そうとうとろかった。
他の店員も、どう見ても懇切丁寧に教えてあげているようには見えなかった。
前は、那覇のmicって親切だったのに、最近はサービスの質が雑になったように感じる。
でも、品数の多さはここが一番だから、ついつい来てしまう。
ダイビングバッグにNewフィンをつめて、とまりんのローソンから、次なる目的地にゆうぱっく発送完了。


KARIYUSHI LCH. Premium
前泊はかりゆしLCH.Izumizaki県庁前、後泊はかりゆしLCH.プレミアム。
ややステップアップ!?
ゆいレール旭橋駅にも、那覇バスターミナルにも、国際通りも歩いて3~4分という便利さが気に入っている。

1泊5480円で、今回の部屋は、3408号室。













じんごや60
ゴーヤチャンプルーが食べたくて、ひさびさに、旭橋のじんごやへ。

ジャッキーステーキハウスの130m手前にある。
残念ながら、きょうはゴーヤーチャンプルーはないとのことで、豆腐ちゃんぷるー。

しっかりした島豆腐、それも大きなのがゴロゴロ。
もやしたっぷり!
アツアツでおいしい!


那覇の中秋名月
じんごや出たら、ビルの谷間に月。

2017年10月4日、中秋名月!
周囲の景色といい、なんか微妙。
それに早い雲に隠れがち。

お月見ロケーションではないので、ホテルに帰って寝る。



10月5日。
食べて、髪切って、帰るだけの日。

「みかど」のちゃんぽん
朝起きたらみかどのちゃんぽんが食べたい。
三笠じゃなくて、みかどのちゃんぽんがいい!
三笠のちゃんぽんは挽き肉、みかどはコンビーフ。
朝ならコンビーフでしょ、というわけで、また徒歩8分くらいかけて、みかどへ。
カウンター席で、調理の一部始終を観察。


みかどのちゃんぽんは、ほうれん草とコンビーフで、朝食にぴったり!?


午前10時、豊見城のメルコ・ヘア・デザインというサロンに行って、カットしてもらって、サンエーでおみやげ買ってから空港へ。
そして遅めの昼食は…

空港食堂

沖縄旅、B級グルメの仕上げはここ、な空港食堂。
ゴーヤチャンプルー、沖縄そば、タコライス…。
沖縄の定食屋のメニューがそろっているので、いつも悩める空港食堂。
きょうはヘルシーに(だろうか?)「にんじんしりしり」定食に。


那覇ではぜんぜん贅沢はしなかった旅。
あさってまた戻って来るのに、無駄だなぁ~、と思いつつ、羽田へ飛ぶのだった。
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まだまだ夏!10月の久米島(1)2017/10/1(日)那覇前泊編

2018-08-15 13:47:30 |  旅行
これまた古い話だけれど、2017年10月に、久米島に2日間潜りに行った。
台風が少ないがために、水温は高いというし、2日前に、思い立って決めた旅だ。

2017年10月1日、駅では赤い羽根の共同募金がはじまり、秋を感じる。
今月でスターゴールドのステータスがなくなるから、入れるうちに、入っておきましょ、なANAラウンジも、秋なディスプレイ。

でも、ひとたび、このANAさんが私を那覇に連れていってくれれば、まだまだ夏さー。

16時前のANAの羽田発で、ゆるゆる出発、那覇に着いた時には、もう夕暮れ。
時計は18時20分すぎ。こっちももう、こんなに日が短くなっちゃったのね。



三笠でスキヤキ
那覇入りは、いつもだいたい最終便。
きょうは、世間様のディナータイムだし、何食べよう?
何にしようかググっていると「スキヤキ」が沖縄のソウルフードらしい。
それ、いってみよう。
ホテルに荷物置いて、比較的近くの久米の「三笠」もあるのに、なぜか松山の「三笠」に行くことにした。
まだまだ宵の口で、フツーな感じの松山に突入。

ショーウィンドゥでは目移りするけれど…

きょうは「スキヤキ」なんだ。
ゴーーー!
おふくろの味とはいえ、ご家庭ではちょっと難しい強力な火力。


そして、やって来ました、「スキヤキ」。

お肉に卵、野菜もとれて、栄養価満点じゃん。
いや、ごはんも普通もりで、むしろ栄養過多。
値段が値段なので、お肉固いけど、味つけはよいし、650円なら十分満足。


KARIYUSHI LCH.Izumizaki 県庁前
直前に決めた旅、いつものユクエスタ旭橋やかりゆしLCH.プレミアムは満室。
なので、かりゆしLCH.プレミアムより、さらに安い、かりゆしLCH. Izumizaki 県庁前にしてみた。
LCH.プレミアムとLCH.Izumizaki県庁前は目と鼻の先。
ゆいレール旭橋から徒歩4分、ホテルの下にローソンがあり、信号渡ればダイコクドラッグ、3分も歩けばRYUBOと、便利な立地ではある。
フロントは、プレミアムの方がフレンドリーかも。

通路をとことこ。


じゃらんで一番安くとって(3960円)、割り当てられた部屋は217号室。

たぶん7.44平米の、いちばんコンパクトなタイプだ。

ドアを開けると、即、洗面。反対側はシャワーとトイレブースになっている。まあ、プレミアムだってこれに近いものがある。


そして、ライティングデスクと、床兼掘りごたつ的な…

ちょっとTVとの距離が近すぎる。

ホテルは「高床式ベッド」と表現するロフトタイプで、階段あがると寝床がある。


実質、床にベッドマットを置いているので、せんべいぶとん感。


ちょっとエアコン直撃設計かな?

無駄は一切ない。
この高床式ベッドの天井が低くて、そそっかしい私は、起き上がるたび、階段の昇り降りのたび、いったい一晩で、何度頭をごつごつぶつけたことか。

冷蔵庫は洗面の下に。



ブルーシールも食べたかったので、オリ生がまんして、珍しくゼロカロリーにしてみた。

かりゆしLCH.Izumizaki県庁前、と~っても狭いわりには、苦になるような圧迫感はないし、清潔に保たれている。
でも、荷物の多いダイバーには向かない。
今回は、ダイビング器材をここで出さないからいいようなものの…。
積極的に、また泊まりたいとは思わない…。
決して使い勝手は良くないけれど、翌朝は始発便で久米島だし、眠るだけだから、まあいいのだ。
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パラオホテル

2018-06-12 09:02:20 |  旅行
パラオホテル。

Since 1982。
ずっと前からあったパラオホテル。
でも、これまでこわくて泊まれなかったパラオホテル。
旧ニッコーパラオが心霊スポットとして有名でこわくて泊まれなかったなら(霊感ないくせに)、パラオホテルはゴッキースポットでこわくて泊まれなかった。
とにかく、ゴキブリの巣窟として悪名高かったパラオホテル。
だから決して泊まることはないだろうと思っていたパラオホテル。
そんなパラオホテルがリノベーションで生まれ変わって、「泊まってみたい」ホテルになった。

エントランス。


レセプションの壁。


レセプションなったジェリーフィッシュマスコット。

そういえば、レセプションは美女だった。

ロビーにある、カフェ。

朝食はここで。
日中は、コーヒー、紅茶、濃縮還元オレンジジュースが自由に飲める。

今回は部屋番号211。


ツインのお部屋。




ライティングデスク。


2人部屋なのに、ソファはこれだけ。


なにかとマンタ。


ベッドの上の、タオルアートもマンタなのか?


クリオネにも見える。


赤ん坊はいはい?


サイドテーブル。


ミニバー。





コンプリメンタリーは、緑茶とコーヒーとフィリピン製スナック。
コーヒーば、ブルーマウンテン♪と思ったら、メイドイン台湾の甘々( ̄▽ ̄;)
歯ブラシセット、安全カミソリ、そしてなぜかヘアクリップ。

バスルーム。


もちろんシャワーオンリー。










カテゴリーは、「オーシャンビュー」「バルコニーつき」のお部屋。
・・・???・・・
これ、オーシャンビューって言っていいのか?
正面は中古車販売(!?)ビュー。

Zoom!

むこうに、きもち、海が見える。かろうじて。

右斜め前にWCTC。

並びにはペイレスマーケットもあって便利。

左斜め前にパラダイスホテル。1Fに人気のもぐもぐ。


パラオホテルの立地で、オーシャンビューっていうのに無理があると思う。

今のところ、WiFiは、室内ではつながらない。
ロビーでしかつながらないとしているが、2階の廊下ならかろうじてつながる。





全体的に木目調とブルーのさわやかで落ち着く佇まい。



昔のパラオホテルのイメージがインプットされているので、パラオホテルのくせに高いなぁとは思うけれど、今のところ、快適に過ごせて、またパラオに来るならば、ここに泊まりたい。
コメント (4)
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ガーフ満喫 with アイランドサファリロイヤル 2018(7)下船のあと

2018-05-29 17:02:00 |  旅行
2018年3月9日、金曜日。

午前7時半、下船。
最終日程表上は「Q2‐160 クッドゥ1110 マレ1215」だったが、クッドゥ発が9時半に変更され、こんなに早い下船になった。
モルディブの国内線、アイランド・アヴィエーション(Q2)って、出発日間際になってのスケジュール変更が多くて、これまで現地入りしてから、時間変更なくすんだことって、あったっけか?
朝食のあと、キャプテンへのチップ贈呈式&握手という恒例のセレモニーののち、ドーニへ乗り込む。

ばいばいアイランドサファリロイヤル、また赤道でね!

Q2 160 クッドゥ0930 マレ1045
空港のある島、クッドゥといえば、カツオの缶詰め工場の島で、かちんこちんに凍ったカツオが搬入されるのなんかを見ながら空港まで歩いたものだが、水上コテージが並ぶ島になっていた。
チェックインは、マレと違って、エクセスについては寛容。
帰りはよいよい、往きはこわいだな。

デイフライトの楽しみは、もちろん、上空から見る島々の花輪。
私の記憶が正しければ、確か、左側のほうが、より多くのぶちぶちが見えるはずなので、チェックインスタッフに、なるべくプロペラがかからないAの席をとリクエスト。
保安検査はけっこうチェックに時間がかかる。

毎度のこと、アイランドサファリロイヤル組が、チェックイン一番乗り。
リゾート滞在の人びとは、小一時間たってから入って来る感じだ。
日本人ハネムナーらしき人、ヨーロピアンはちらほらで、やはりチャイニーズが多い。
空港はWiFiもつながらないし、待ちくたびれて、やっとボーディングタイム。




アイランド・アヴィエーションといえば、イルカのペイントだが、けさは真っ白な機体だ。
後ろは窓もないし、半分カーゴになっている機材のようだ。





乗り込むと、口角をキュっとあげた、細いメガネ男子クルーが、ナヨっ、クネっとお出迎えで、即、オネエ認定。

離陸すれば、美しい環礁の数々。




眠っている人も多いが、この島々の花輪を見ないのはもったいない。
とくに圧巻なのは、やはり南マーレ環礁上空。


もう、この無数の丸いぶちぶち、大好き!

オネエはドリンクサービスもくねくね、ときどき鏡で自分の容貌チェックや髪型チェックに余念がない。
美しい下界の眺めからも、オネエの挙動からも、目が離せず、あっという間にマレ到着。





荷物をピックアップして、時計はまだ11時を回ったところ。
SQ便は23時25分。
まるまる半日あることに、途方にくれるが、ULのプライオリティパス組がラウンジに行くというので、とりあえずついてゆく。

Moonimaa Lounge
国内線ターミナルにあるラウンジに入る。



バフェスタイルのスナックは、正午にならないと出ないとのこと。
ソフトドリンクの種類も乏しいし、残念。
でも、スマホの充電もできるし、エアコンもあるから、外で待つよりはずっとよい。
すみっこのほうで、船でランチ用にもらったサンドイッチをむしゃむしゃ。
ULの人たちと一緒にラウンジ出て、国際線ターミナルへ。


Wellness
UL組とさよならして、こんどは、国際線フロアにあるウェルネスラウンジへ。
3時間制なので、入ってその後の身の振り方は考えましょ。
外から見えるカフェスペースではなく、プライオリティパスで、奥の仮眠スペースに通してくれた。

そして、すぐに慇懃な男性スタッフが、ソフトドリンクのオーダーをとり、コーヒーとクッキーを運んできてくれた。
1名いた先客は、入れ替わりに出て行った。
貸し切り~♪

何はともあれ、シャワーが浴びたい。
バスタオルはレセプションで貸してくれるし、モルディブだけど、十分な湯量のシャワーですっきり!






シャワーを浴びて、アイスティーを頼むと、またクッキーぞえ。
そして、一人、二人と人が入ってきて、貸し切りタイムも、あえなく終了。
でも、薄暗い中でくつろいでいたら、根がはえて、もう動くのがいやになってしまった。
お金もないのに、金で解決できるなら、金で解決と、3時間超過後、けっこうな金額を支払って、SQのチェックイン開始まで居座ることにした。
その間、さまざまな人が、出たり入ったり。
白人男女がやってきて、そこにいた数時間は、周囲を無視する勢いで、大きな音でチュッチュしていたが、タイムアップとともに、「もうさよならね!」と、ハグハグして、一人が出て行った。
ツーリスト同士がモルディブで出会い、リゾラバ(死語?)とか、ラブアフェアってやつだったのだろうか?
と思ったら、こんどは白人女性カップルがやってきて、私語禁止!と言いたいくらい、おしゃべりでうるさい。
チャイニーズカップル、おひとり様チャイニーズも来たが、グループチャイニーズでなければ、静かなもんだ。
なんだか、マンウォッチングになっちまった。

フットマッサージのパッケージにした方が、料金的に抑えられるとのことで、マッサージもした。
強くしてもらったが、どこも痛くなく、もしかして、内臓健康?と思ったりしてみた。
飲み物を頼むたびに、クッキーがデフォルトでついてくるようで、クッキーはもうノーサンキューと言うまでに。


SQ431 マレ2325 シンガポール0715+1
SQのチェックイン開始時刻になり次第、ラウンジ出て、さっさと手続き。
ちなみに、プライオリティパスでは、制限区域内のラウンジには入れないので、免税をうろうろ。
船でもらったサンドイッチ以来、クッキー以外の固形物を食べておらず、小腹もすいた。
機内食も出るので、軽めの麺で。

こんな質素な麺とソフトドリンクで、US15ドル!
いくら物資に乏しいモルディブとはいえ、フードコートみたいな設備で、凶悪な高さである。

ゲートに降りると、なつかしのDQ(デイリークイーン)ができていた。
日本からは、いつの間にか撤退してしまったDQ。
なつかしさのあまり、ついついソフト食べてしまった。

マレ-シンガポール、昼便はシルクエアーに移管されたが、夜はSQ運航。

さあ、帰るぞー!
何十回行っても、シパダン帰りは後ろ髪ひかれっぱなしだけれど、今のモルディブにはそれがない。
昔はモルディブ帰りには、ナイトフライトというもの悲しさも手伝って、現実逃避の終わりに半泣き(?)だったものだが、今は淡々と帰る。
まあ、歳をとったのと、あまりにもモルディブが観光バブルな感じで、愛着がなくなったのは確か。

機内食はラクトオーヴォヴェジタリアン。

Tiger飲んで就寝。

暦かわって…
2018年3月10日、土曜日。
チャンギに着いたら、なんと20分遅れ。
もともと、チャンギでの乗り継ぎ時間は50分だったので、羽田ゆき出発まで30分しかない。
ピ〜ンチ!!!!
シンガポール-羽田だけプレミアムエコノミークラスなので、なんとか乗りたい。
もし後の便にすれば、エコノミーしかない。
エコノミークラスとビジネスの仕切りのカーテンが締まっているうちから、「トランジットが30分だから、早く降ろしてください!!」とクルーに頼んで出してもらう。
ボーディングブリッジを出ると、あれ?、なんか景色が違う。
ここ、ターミナル1じゃん!
なんで?
SQの発着がなかったはずのターミナル1。
ターミナル移動のスカイトレインはすぐに見えない。
テンパっているので、インチョンゆきの乗り継ぎを誘導している韓国人顔の他社スタッフに、「スカイトレインどこ!?」「あっち」
空港内を猛ダッシュするわけにもいかないので、スカイトレインに向けて、200メートルくらいジョギング。
ターミナル3について、20分前。
免税品を買う時間もなく、ゲートクローズ直前にすべりこみセーフ。


SQ632 シンガポール0805 羽田1535
ターミナル1では外を見る余裕もなかったので、ボーディングブリッジで、外がは雨なのに気づく。


機内食は、Book the Cookでリクエストしておいたナシレマ。

機内食のナシレマは、いつも残念なのはわかっているけれど。
可もなく不可もなく。
ナシレマがいちばんおいしいのは、エアアジアの有料ナシレマ!
デザートのアイス。


シンガポールスリング飲みながら、映画を。
今月のクリスワールド、あまり見たい映画がなくて、いちばんの話題作、「Call Me By Your Name」。
イタリアが舞台なので選んだが、ありていに言えば、ゲイのおはなし。
高評価なのだが、主演ふたりが、もっと好みのイケメンならよかったのに、くらいしぁ思わぬ感受性のにぶさ。
そのあと、デビッド・アッテンボローが語りのBlue Planet IIの海洋もの見て、最初からこのシリーズにしとけば良かったと思ったしだい。

羽田に着くと、自分の名前がでかでかと張り出されていた。
きっと「荷物載ってません」だろうな。
どう考えても、30分じゃ、チャンギのターミナル1から3に積み替えは無理だね。
「はーい、〇〇です」とANAの職員に声をかけると、案の定、「〇〇様、お乗り継ぎ便シンガポールでお荷物をお載せすることができまでんでした!! 」でBINGO!
帰りだから、全然オッケーら!
手荷物の遅延手続き対応をしてくれたANA女子も、「届かない予感がしてましたぁ?」と軽いノリ。
スーツケースとフィンケース、2個分宅配にしてもらえるし、不幸中の幸い。
ただ、コートはスーツケースの中。
まだ寒い東京を、妙に薄着の不思議な人の姿で帰ることになった。
チャンギでばらまき系おみやげが買えなかったので、東京ミルク工場の、羽田空港空港限定クッキーを買い求めて、家路についた。

これにて6回目のガーフ旅終了。
年々、ガーフのツアー代は高くなるし、他にも行きたいところがあるし、マクロ活動にいそしみたいし、そろそろ終わりにしたかったのに、まだまだ不完全燃焼。
今年のタイガーなみに、カジキ、ニタリをくっきり見て、タイガーに再会して、ジンベイとも飽きるほど泳ぐまでは、まだまだリベンジは続きそう。

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クジラ見2018~久米島編

2018-05-06 22:43:47 |  旅行
久米島のクジラ船には、ことしは2/17-18と3/17-18に参加した。

いずれも金曜20時発のANA最終便(ANA479 羽田20:00 沖縄22:45)で那覇に飛び、
土曜の朝一便のRAC(RAC871 那覇7:35 久米島8:10)で久米島入り、
民宿なんくるないさぁに1泊し、
土日とも1日7~8時間、クジラを求めて船上の人となり、
日曜の久米島-那覇のRAC最終便(RAC884 久米島1910 那覇1945)から、那覇-羽田JAL最終便(JAL922 那覇20:50 羽田23:00)で帰ってくるという、
どちらかというとハードなスケジュール。

2月は、春節やプロ野球キャンプ需要か、那覇のホテルが高騰していた。
ふだん6000-7000円代のビジネスホテルが2万円代になっていたり…。
そこで、はじめて「エアポートイン那覇 旭橋駅前」ってのに泊まってみた。
だって2800円。

こぎれいだし、仮眠には便利。
ただ、夜更けに着いて、すでに静まり返っているドミトリーの中、荷物を開ければガサゴソ言うし、ゆいレールの始発に乗ろうとアラームかけるのも気がひけるし、けっこう使い勝手は良くなかった。

3月は、いつものかりゆしLCHプレミアム。


さて、かんじんのくじら船。
久米の鯨見びとは、毎度のことだが、コアなクジラファンぞろい。
けっこうな数の人が、船上用の望遠レンズつき一眼と、水中用に貴族のハウジングの2台もち、中には3台もち、4台もちの人もいて、圧倒される。
でも、私はTG5(これしか持ってないもん!)と、借りたLUMIXのミラーレスでがんばる。


2月の海は、やはりうねうねだった。
トンバラも憂うつな色。


ミラーレスは取説も読まず、いきなり撮影で、うまく撮れずはずもなく。
テールや背中ばかり。
ブローはレインボー。







それも遅れる。


2月も3月も、水に飛び込むチャンスはあったけれど…ナンダコリャ---???
あぶりだしても、胸びれだけ。

クジラのいるところにさえ飛び込めれば、巨体だから、コンデジ+魚眼クンでなんとかなるはず…と願っていたけれど、現実は厳しかった。

2月にビーチ通りで見たトリ。



3月は、気温も上がり、楽。










あぁ~れぇ~???


水中は、飛び込んでも、それらしきものが見えたかどうか…。

3月にちゃんぷる亭ら辺で見たネコ。



この季節、オリオンは、宮古島トライアスロン限定缶。


同じRAC最終便の時間でも2月は、


3月は、

日も長くなったもんだ。
冬の終わりを感じるとき。

帰りのRAC便、2月も3月も、偶然同じCAさんだった。
嘘か誠かわからないが、覚えていてくれた。

そして、仕上げに紅いもソフト食べて、帰りだけJALのクラスJで帰るのだった。
もっとゆとりをもって、くじら旅をしたいけれど、また来年も、きっとこんな感じになるだろう。
来年に期待!
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マクタン2017年12月編(6)2017年12月8日(金)セブ-台北桃園-成田

2018-04-25 12:25:13 |  旅行
午前8時、カランチョ出発。
フライトは11時過ぎだが、早めに空港行って、プラザプレミアムラウンジで朝食だ。

ホテルを去る前に、レセプション横のビーグルにちょっかいを。

と思うが、起きてはいたものの、無関心オーラ全開。
半年前にはあんなにかまってちゃんだったのに、わずか半年で仔犬の心を失ってしまったよう。

きょうのドライバーさんは、ラッシュ時間で少しイラってそうで無口で無愛想。
でも話すのも面倒くさいから、それはそれで助かるー。
UBERでぼられる心配がなくなったことで、セブ旅のストレスがずいぶん減った。


BR282 セブ1110 台北1400
空港着いたら、さっさとチェックインすませて、空港税払って、出国。
免税店など見向きもせず、プラザプレミアムラウンジへ。
けさは、麺と、ポテトやチェリートマトの炒めものと、カプチーノで朝食。

決して美味しいものではないが、温朝食はありがたい。
もちろん仕上げに、この旅最後のサンミゲルも。

きょうの台北行きエバーは、ノーマル機体。


ばいばい、セブ、また来年。
暖かい海とは、数ヶ月はお別れだなぁ。


機内食は、ちょうどランチタイム。

可もなし、不可もなしなミール。
エバーの機内食って、全体的に肉肉しい。

それと、すっかりお気に入りの台湾ビール。


台北に着いたら、空は灰色、肌寒いで、ホリデー気分もすっかり失せる。


BR196 台北1520 成田1920
乗り継ぎのプラザプレミアムでは、時間もあまりなければ、さすがに満腹なので、カフェだけ。
30分ほどで出て、ゲートへ向かう。
免税店は結構あるが、スルー。
どの店も、台湾ならではのパイナップルタルトを山積みにしていて、心ひかれるけれど、パイナップルタルトの本場は台中だそうで、かつ、パイナップルタルトなら「宮原眼科」だと聞いていたので、やめておく。
途中、自販機でイルカ印のスポーツ飲料GET。

台湾のひとびとも、よく買っている。


肌寒いくらいで、体は欲していないのだが、完全ジャケ買い。

干支の酉さんもサンタ仕様。

年の瀬だなぁ。

薄暗いコンコースを歩き、成田ゆきのゲートに着くと、ぐでたまジェットに再会。


モニターの東京7℃にびびる。


そしてふたたび、ぐでたま尽くしの機内。


滑走路へ向かう別のサンリオ機材を見ると、なんで私はぐでたまばかりなの〜、とちょっとねたましく。


エバー航空での最後のミール。

台湾ビールの飲み納めもぬかりなく。
現役ダイバーでいる限り、ダイブトリップ優先で、そうそう台湾に来る機会はないだろう。
それに、台湾乗り継ぎのセブ、微妙だったなぁ。
龍山寺と文鳥占いだけの台北。
それはそれで良かったんだけど、ダイビング器材ありのダイバーには、どう考えても「労多くして」な行程だった。
現行スケジュールでは、往路は同日乗り継ぎができないのが最大の難点。
羽田発着は台北松山便なので、セブ発着に合わせるには、成田発着の台北桃園便となるのもつらい。

でも、こんどは台北乗り継ぎ1泊で、事前リサーチを徹底的にしてから、リベンジもあり?
いや、次は香港乗り継ぎだな。
と、あくまでも、PRやセブパシには乗らない方向。
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マクタン2017年12月編(1)2017/12/3(日)ちょこっと台北

2018-02-21 22:20:58 |  旅行
5月のマクタンで始まったことしのダイビング。
はやくも師走に突入、潜りおさめもマクタン。

今回は、エバー航空で、台北経由のセブ。
セブ直行便のあるPRやセブパシフィックを使わないのは、いまは断念したマイル修行の名残りと、単に台北に行ってみたかったというのがある。

台北には、桃園空港と松山空港がある。
国際線の本数が多いのは大規模な桃園、市内に便利なのは小規模な松山。
そして、成田発は桃園ゆき、羽田発は松山ゆき。
どっちみち、往きは、東京からの同日乗り継ぎができないので、台北で1泊することになる。
ちょっとおいしいもの食べようぐらいの感覚なので、往きは市内に便利な松山にしてみた。



BR189 羽田1035 台北松山1330
エバー航空といえばキティジェット。
JALが「見合って見合って~」ってなふうに駐機されているのを喜んで眺めていたら…


目の前を横切る、ノーマルエバー。

別にキティラー(今もこの単語、生きてんのかな)じゃないけれど…
サンリオジェット運航ではないのは知っていたけれど、いざ自分の出発ゲートに、地味なジェットが入ってくると…

がっかり感は否めない!?

ひさびさに昼間の左側窓に座ったら、きょうは離陸後、伊豆七島がよく見える。

海の方が暖かいから、ガスり方がすごい。





機内食はハンバーグをチョイス。

ふつー。
台湾ビールは、気に入った!

松山空港着陸態勢入ると、グレーな世界。
どうやら小雨模様。


松山空港
なんだかんだで外に出たら14時15分。
あすは桃園空港午前7時10分発で、今夜は空港近くのノボテルに泊まることにしている。
夕方にはここからバスで桃園へ移動だから、あまり時間がない。
まずは両替。
税関出口出て、すぐ右手にあった臺灣銀行ってので1万出して、NT$(ニュー台湾ドル)2580。
手数料30取られ、手元に残ったのは2550。
ニュー台湾ドル=台湾元をGETしたら、即行動開始といきたいところだが、その前にダイビングバッグを置いて行かねば。
ネットで、コインロッカーかヤマト運輸の一時預かりサービスがあるとリサーチずみ。
でも、小さいとはいっても、右も左もわからぬ松山空港。
インフォメーションデスクでLeft-luggageの場所を聞こう。
デスクには、おばあさんに近いおばさんが座っており、チャイニーズで話しかけられ「???」
おばさん、英語はあんまりお得意ではないようだが、一時預かりは高いからとコインロッカーをすすめてくれた。
Sプロのバッグは、大型ロッカーでも出し入れが大変なので、はじめからヤマトカウンターに行く。
ヤマトは日本のヤマトとまったく同じユニフォームで、フレンドリーではない女子が、「到着時の荷物は日本に送れない」、と何もたずねないうちに、つっけんどんにお断りされた。
「じゃなくてー。荷物預けたいんだよ。」と言ったら、奥に座っていたCCBの笠くんみたいな女子(こないだセンポルナにもいたような。今、東南アジアでは、笠くんみたいな髪型とメガネがはやってんのか?)が、ロッカーにしろと言う。
「大きくて入らないんだよっ!」と言うと笠くんが、「私が入れたる!」と荷物を持ってロッカーへ。
怪力女子笠くんは、荷物をロッカーに押し込み、扉を閉めるが、ぎゅうぎゅうすぎてロックできない。
で、すごすごとカウンターに戻り、3時間250元で荷物を預け。

松山空港近くに、おいしい小籠包の店があるというので、行ってみようと思っていたが、さすがにおなかがすかない。
台北に行きたいと思っていたものの、特別行きたいところがあるわけでもなく。
短時間でMRT沿線で行けるところをと、台北のパワースポット龍山寺に行ってみることにした。

小荷物はロッカー入れて、ロッカー近くのセブンイレブンに寄って、ヤクルト1本。
台湾セブンのゆるキャラ、OPENちゃんと言うらしい。

空港なので、キャプテンスタイル?

さて、MRT乗り場はどこ?
また別のインフォメーションに行って、MRTの場所を確認。
ここも英語で尋ねても、中国語が帰って来る。
私は謝謝とニイハオしか知らないんだぞ~!
「???」で、英語にしてくれた。
駅は空港直結ではなく、空港の真ん前だったので、外に出ると、雨は止んでいたが、肌寒い。

階段おりて、人気の少ないコンコースをとことこ歩く。
駅にたどり着いたら、地図で目的地を探す。
ここ「松山機場」駅は黄土色の文湖線、目指す「龍山寺」は青の坂南線。
黄土色と青の交わる「忠孝復興」で乗り換えるのね、ってな具合で、わかりやすい。


券売機でチケット購入@30元。


出てきたのはトークン。

これをタッチパネルにかざすのはしっくりこない。

松山機上駅はがらがら。


天井のオブジェ。



龍山寺
MRTはシンガポールと似ていて、忠孝復興での乗り換えもスムーズ。
龍山寺駅で1番出口から地上に上がると、広場のような公園(艋舺公園というらしい)で、公園つっきれば龍山寺。
迷いようもないわかりやすさ!
お寺の敷地に入ると、多くの人。


中華系特融の反り返った屋根、龍、龍、龍。










入り口でお線香1本いただき入場してみたら、中は人でいっぱい。
そして、まあ激しく願掛けしている人の多いこと。
私は完全アウェーだから、見よう見まねで参拝して、金色の招き猫の金運御守り買って退場。

土地勘なっしんぐなので、さらなる探訪はやめて、龍山寺界隈をぐるぐる歩く。


夜市アーケードも複数あれど…



まだ16時前で、ぱっとしない。
小籠包が食べたい、というのが台北経由の動機づけの一つだったが、小籠包店も見つけられず。
足が痛くなってきたので、もう松山へ戻ろう。


鳥掛(文鳥占い)
ふたたび龍山寺駅に降りる。

間もなく酉年も終わりだな。

ところで、ここの駅地下は占い横丁。
そうそう、台湾には、有名な文鳥占いがある!
占いには用がないのだが、文鳥に会いたい。
何店舗かあるが、満面の営業スマイルで迎えようとしているところ、呼び込んでいるところは回避して、商売っ気のあまりない店へ。
占い師は、メガネをかけたおじいさん。
日本語を話せる女子が通訳と言って出てきて、「ウチノセンセイハ、トリウラナイダケデナク、ニンソウ、テソウ、セイメイハンダン、ゼンブデ○○元デス」
「いーえ、鳥占いだけで結構です。」
二羽の白文鳥夫妻(?)が、チッ、チッと言いながらチョンチョン。

名前と生年月日を書くと、1羽だけカゴから出てくる。

ここは八卦占いっていうやつね。




文鳥センセイが選んでくれた黄紙の結果…

「あなたは水の人ですね。」
いちおうふんふんと聞いているふりをいつつ、全然理解しちゃいない。
マユツバと思っているし、占い自体に無関心なので、文さんばっかり見てた。
「今年は普通の年でした。来年は良くなります。」とか、都合のよい話だけ心にとめて。
最後に、ラッキーカラーは、緑、水色、黒、白、青、赤…ずいぶん多いな。
土色はダメです、だそーで。
さあさ、早く帰らないと、ヤマトに追徴されちゃう。


松山空港→桃園空港
荷物をピックアップしたら、こんどはバス乗り場確認のために、またまたインフォメーションへ。
毎回、中国語からで「???」となるが、すぐに「乗り場は6番」と、日本人むけのタイムテーブルをくれた。
桃園空港までNT$125、所要時間約50分。
バスに乗る頃には、日もとっぷり暮れた。
バスのトランクには、自分で荷物を入れるのだが、ダイビングバッグを一度でうまく入れられなかったら、後ろのお兄さんが親切に「僕がやるからいいよ」と言ってくれた。
重いのに、悪いことをした…。
日曜の夜の市内は、ちょっと寂しく感じた。
高速に入ると、遠くで打ち上げ花火が上がっている以外は、退屈な眺めだった。


台北ノボテル桃園国際空港
桃園空港に着いたら、ノボテルにはシャトルで移動だ!
でも、リムジンバスは、ちょっと変な場所に着き、シャトル乗り場なんぞはない。
空港の建物内に入り、警備の女性にシャトルバス乗り場を聞いて、乗り場に移動。
でも、そこは風ビュービューで寒いし、バスはいっこうに来そうもない。
これはもうお金で解決、UBERでホテルへ。

割り当てられた部屋は811号室。


ベッドルーム。






ライティングデスク。


大型テレビ。


ミニバー




バスルーム


トイレ




廊下の様子。


エレベーターホールのチェア。

全体的に、スタイリッシュな感じである。


味坊 Wei Fang
空港ホテルなので、近くには何もない。
ホテルの洗練された味では物足りないが、ホテルのレストランでディナー。


すっかりお気に入りの台湾ビール。


おとーし。


汁なし担担麺。


小籠包。


デザートに杏仁豆腐。

すべて普通に美味しかった。
税サ込でNT$880に見合うかどうかは微妙。
やっぱり私は、洗練されたホテルの味より、もっとパンチのきいた夜市の味が向いている。

パワースポット、占い、ホテルのディナーなんて、女子っぽい!?
台北、足が痛くなったけれど、本来のB級グルメ目的はまったく果たせずじまいで、タイムアウト!である。
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シパダン2017(10)2017年11月10日 ディレイの神降臨

2018-02-16 17:41:54 |  旅行
11月10日、金曜日。
MH2637 コタキナバル0535 クアラルンプール0800から、
MH70 クララルンプール0950 成田1730に乗り継いで、
今日中に東京に帰る。
午前4時15分、マンダリンホテルをチェックアウトして、夕べ配車リクエストしておいたUBERでKKIAへ。
普通のタクシーなら、早朝40リンギットのところ、UBERは8.54リンギット!安っ!
眠いだけで、ここまでは快調な滑り出し。

KKIAに着き、キオスクで搭乗券をプリントしようと、予約メールをスマホで探していたら「Flight Change Notification 」を受信。
メールには、「Previous 11/10 MH2637 コタキナバル0535 クアラルンプール0800
New MH2603 コタキナバル07:25 クアラルンプール09:50」…。
KL着が成田ゆき出発時間で、ダメじゃん。

明日は土曜出勤だから、今日中に東京に帰らねば。
MHカウンターのお姉さんに「香港でもシンガポールでもいいので、とにかく今日中に日本に帰れる便を探してくださいっ!」と懇願するが、「香港ゆきもシンガポールゆきも、きょうは運航がありません」、いけしゃあしゃあと嘘を言い。
それはMH便がないだけで、他社があるでしょ。
「あとはKLに着いてから交渉してください。」と聞く耳持たず。
めげずに、フライト探しに困ったときのSkyscannerで、代替え便を自ら探す。
さっそく、エアアジアのKL乗り継ぎ羽田ゆきが3万円台というのを発見!
LCCには振替はできないけれど、これに乗れれば、今日中に帰れる。
「もし私がエアアジアを自腹で買ったら、航空券は払い戻してくれる?」と聞いたら、「すぐにはできないけれど、電話でイレギュラーがあったといえば払い戻してくれる」と言う。
かなり目減りするだろうけど、少しでも戻って来るならよしとしよう。
エアアジアのKLゆきも間もなくチェックイン締め切りの時間なので、「TRYしてみる」と言い残し、エアアジアカウンターを目指す。
エアアジアカウンター手前のセキュリティチェックは、私のバッグに、すでにインスペクション済の黄色いシールが貼ってあるので不思議顔で、青いシールをペタッ。
カウンターは長蛇の列、並んでいるうちにチケット買おうとエアアジアのアプリでフライト選択すると、3万どころか9万円になる。
これだけ投資をして、もしエアアジアも遅れたら、目も当てられないと、会社での一時的ヒンシュクを買う道を選ぶことにした私は、すごすごとMHカウンターに戻る。

こんどはMHのセキュリティチェックに、黄色と青のチェック済シールが貼ってあるので、不審な目で見られつつ、もうひとつ黄色いシールがペタッ。
MHのカウンターも、先ほどより混雑していたので、行列しながら上司にメール。
「フライトの遅延で、今日中に帰る予定が、明朝になるため、遅刻します。」
午前5時半すぎからメールしてるんだぞアピール。
順番が来るのを待ちながら、私の状況がわかるさっきのお姉さんがいいなと思っていたが、別のお兄さんに当たった。
が、結果オーライ、お兄さんのほうが親身になってくれる。
「KLでの乗り継ぎが長くなるから、KK発をもっとあとの便にできますよ。」とすすめてくれた。
楽天プレミアムカードのプライオリティパスで、KKIAでもKLIAでも、プラザプレミアムラウンジを何時間でも使いたおせばいいと思っていた私は、いくらKKが好きでも、またKKの町に戻るのはね…と思う。
「せっかく今、タクシーで来たのに、また戻るのも…」と言ったら、「往復のタクシーもホテルも用意しますよ。」と言ってくれた。
「一番遅いフライトは…」とKK発19時台を提案くれたが、またまた遅れて乗り継げないと困るのでと、16時台にした。
「最後にお願い。荷物にプライオリティタッグをつけていただけないでしょーか?」とたずねたら、親指たてて、快諾してくれた。
ホテルとタクシーのバウチャーは手書き発行で、手続きにかなり時間がかかり、下に降りると6時半。
が、タクシーカウンターはもぬけの殻。
タクシースタンドにはひとっこひとりいない。
どうやら到着便がない時間帯には、ドライバーがスタンバイしていないようだ。
MHがとってくれたホテルは「ザラ・ブティック」。
ホテル予約サイトで、ほぼ毎回ヒットするが、私にとっては不便な場所なので泊ったことはない。
ザラだと、近くにテキトーなクダイコピもないし、急ぐこともないから、ここで腹ごしらえしておきましょとふたたび出発階にあがって、「ジェッセルトン・コピティアム2」で朝食。
ミースープと。

ネスカフェ。

空港値段で20.90リンギット、580円くらい、高い。

日の出時刻をすぎても暗い。

雨がしとしと降り出した。


ZARA‘S BOUTIQUE HOTEL
朝食を終え、到着階に降りた頃には雨も止み、エアポートタクシーも稼働していた。
ホテルのレセプションの女性は、パートタイムの名札をつけていたが、なかなかプロ意識が高い。
「海側と山側どちらがいいですか?」とわざわざ聞いてくれるし、帰りの空港への車の手配も、手際よくすすめてくれた。
ここから海はちょびっとしか見えないし、もしかしたらキナバル山が見えるかもしれないから山側にしてもらったが…

部屋に入り、カーテンあけたら…

カンポンにモスク、カラマンシン・センター、古いKKの景色がそこにはあって、1994年にタイムスリップしたような気持になった。
キナバル山の姿はない。

位置的に微妙に見えないのか、雲のむこうなのか…


このホテル自体、そんなに古くはないはずだけど、なんとなく傷んでいる。
たぶん、中華系ゲストが多いから、使い方が乱暴なんだろうな。
でも、マンダリンから出てきたから、広く感じる。
ヨガマットひいてヨガくらいできそうだ。









廊下。けっこう部屋数がある。


外観。

並びには、飲食店が何店舗か入っていた。


カンダマン・スパ
部屋にいても楽しくないので、スパに行くことにした。
きょうは、郊外型スパの、「カンダマン」。
営業開始の11時を待って、「今から行きたい」と電話して、またまたUBERで、ピナンパンにあるKDCAへ。
UBERドライバーはザラを認識しておらず、何十メートルか先で待っていた。

超久々のKDCAで車を降りると、ここはローマ?

ロムルスとレムスを育てた牝狼みたい。
そうそう、ここってよく犬がほっつき歩いてるんだった。

何年ぶりに来ただろう?前はこんな牛のオブジェあったっけ?








そして、奥にカンダマン・スパ。

ココナッツスクラブと、ボルネオマッサージと、牛乳風呂。
「センシュアル・パッケージ」というのにしてくれて、328リンギット。
さすがに2日連続のスパ効果で、すっきり。
きょうもぐいぐいボルネオマッサージで、快調。
328リンギットで、相変わらずコスパがよい。
スパからもUBERでホテルに戻って、こんどこそ帰ろ、帰ろ!


MH2607 コタキナバル1645 クアラルンプール1915
早めに空港へ行って、プラザプレミアムラウンジでゆっくりしよう。
ラウンジにゆく途中、売店のケーキに心ひかれ…

ヤムのチーズケーキをテイクアウト。
ラウンジで、持ち込みのケーキが見えないよう、かげでコソコソと。
遅いお昼はラウンジのミースープ。

パクチーたくさん盛って。
ちなみに、数年前までパクチ、食べられなかった。

出発30分前になったのでゲートに行ったら、搭乗開始の気配がない。
いったん、ベンチに座るが、外を見ると機材自体がまだいない状態。
ラウンジ出るときのモニターには変化なかったのに。
ゲートでまつのもいやなので、ふたたびラウンジに戻って、「飛行機遅れてるから、もいちど入れてちょーだい!」と、出戻り。
1時間後、ふたたびゲートに行くと、まだボーディング開始のアナウンスもないのに、待ちきれない人びとが、もう並んでいた。
空港職員がオキシジェンを持ってうろうろ、救急隊みたいな人たちもいる。
どうやら、使用機材の到着遅れに加え、ストレッチャーで乗る患者さんの搬入に時間がかかり、さらに遅れた様子。
結局、搭乗口に進んだのは17時55分。

本来なら、日本に着いている時間である。
乗ってみたら、朝のカウンターのお兄さんのご配慮か、非常口だった。
機内食をもそもそ。

MHの機内食は、いつも熱々。


プラザプレミアムラウンジ KLIA
KLに着いたら、ほぼ21時。
成田へのボーディングパスを受け取り、急ぎプラザプレミアムラウンジへ。
早く行って、シャワーを浴びねば。
まずは、ラウンジのレセプションが大混雑。
カード会社の会員と、航空会社のインビテーションの受付を別にしており、カード会社側が特に大混雑。
ここで衝撃。
受付の人に、「アルコールは有料、シャワーは水しか出ません」と言われた。
前者はまだしも、後者はありえない。
地方空港ならまだしも、ハブの国際空港で、どーゆーこと?
きょうだけボイラー故障?
中は超芋洗いで、そうとうひどいラウンジだ。


11/11 MH88 クアラルンプール2335 成田0715+1
会社直行だから、めげずにシャワー。
シャワーは鍵を借りて入るが、そこでも「水ですよ」と言われた。
洗面はお湯出るのに、シャワーは水。
冷水浴のあと、エアコンききすぎのラウンジで、本格的に風邪ひきそうとコーヒー飲みながらスマホをいじっていると、またまた「Flight Retiming Notification」が来た。
11/11 MH88 クアラルンプール0005 羽田0745になるそーだ。
もー、知らん。
ふだんシンガポールやKLからの便は、定刻より早く着くので、ことによっては成田からタクシーも考えたが、これで遅刻決定。

さらにゲートでもズルズルと遅れ…
やっと乗ったら、またまたKKIAの職員のご配慮か、バルクヘッド。
ところが、後方は女子高生集団。
MHが流すミュージックは、トトロのメロディーで、女子高生たち「トトロ、トトロ」と合唱を始めた。
さらに、午前0時になると、「○○ちゃん、おめでとー!お誕生日おめでとー」パチパチ。
引率の教師と添乗員、注意しろーーー!
これは眠れないねと思ったら、ほどなくシーン。
神奈川県立の、ご優秀な高等学校の生徒さん達で、そのあたりはわきまえているようだった。
とにかく寝れなくても寝て、成田に着いたのは午前8時20分。
プライオリティタグのついた荷物は、トップで出てきたが、結局、会社には2時間の遅刻となった。

「上の者」から「僻地に行くときは、日程に…」と苦言ありも、「いやいや、コタキナバルは決して僻地ではなく、ボルネオの限界口、サバ州の州都で、クアラルンプールには何便も飛んでいて。」と、今後に備えて、アピっておく。
ディレイに始まり、ディレイに終わった旅だった。
コメント
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