くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

Rev Abs~腹筋革命その後

2012-12-13 16:25:14 | ホームフィットネス
RevAbsでの腹筋革命の日々が終了!
フェーズ1をはじめた時には、まだセミがミンミン鳴いていた。
フェーズ2、そして3とすすむ間に、あんなに暑かった夏は、まるで嘘だったかのような寒い冬が来て、90日なんてあっという間。
90日間、何をして、どうなったかと言うと…

フェーズ2は、Fat Burning Phase
4枚のDVD4を日替わりで脂肪燃焼。
・・・したはず。

Power Interval 2 30分
ランジチョップ(腕は持ち上げたダンベルをチョップする感じで振り下ろし、脚は前方へランジ)→フロントスクワット→スピードスケーターズ(アポロオーノふうスピードスケートちっくな動作でのカーディオ)、そしてスプロール(全身で床に突っ伏して、また起き上がって伸びる)を各3セット。
スプロールは憂鬱、スプロールは大嫌い。

Fat Burning Abs 40分
ムービング・プランク(ひじをついた腕立ての姿勢で、左に4歩、右に4歩の横移動を4回繰り返す)→レグ・ドロップ・スプリッツ(まあ、腹筋)、ジャックナイフ(V字腹筋)→マウンテン・クライマー。
なんといってもムービング・プランクが嫌い。
動作がきついというよりは、肘の皮が厚くなるのがいやだ。
ついでに、マウンテン・クライマーは、ジリアン・マイケルズでも、ショーンTでも、とにかく嫌いなのだが、スプロールほど憂鬱な気持ちにはならない。

Strength & Endurance 30分+Merciless Abs 15分
DVD1枚に、2つのワークアウトが収録されていて、カレンダー上は、1日に両方ともやることになっている。
まず、「Strength & Endurance」から。
ウッドチョッパー(ダンベルを、左右にチョップするように振り下ろしながらのサイドランジ)→腕立て→サイドスクワット(ショルダープレス&サイド方向へのスクワット)→ホーベルカールのダンベル4種、Queda de Quatro(クエダデクアトロは、ポルトガル語らしい。ヨガのテーブルのポーズでの腹筋)、マルテロ的キックを各3セット。
面倒くさいが、比較的、楽に行えるプログラム。
続いて、「Merciless Abs」。
15分間、Cat Cow(ヨガのポーズで、四つん這いになって、首を下げて背中を丸めるのがネコで、首をあげて背中をそらすのが牛らしい。)→V字腹筋運動→腕立ての姿勢でのひねり運動→コブラ→チャイルドポーズ→腹筋をめまぐるしく3セット繰り返し、Cat Cowで閉める。
下っ腹にきく。

Rev It Up Cardio 45分
フェーズ1から継続の、カポエイラベースのカーディオワークアウト。
ブレットも、Fun, Fun,Funと言っており、4枚のDVDの中で、いちばん楽に取り組める。
フェーズ1の頃には単なる全身運動と思っていたが、正しい動きが身につくにしたがって、体のどの部分に効いているのかが、わかるようになった。

フェーズ2はいずれも3ラウンド制なので、順序を覚えてしまうと、2ラウンドめには「またかぁ・・・」とややげんなりするが、そのわりにはあっという間に40分たつ。
フェーズ2では、日々、体脂肪が燃焼したはずであるが、タニタの体組成計が示す体脂肪率には無情にも変化なし、体重もン十ンkgを下回ることがない。
猛暑だった今年の夏に、大汗かいてエクササイズしても、減らなかった体重。
ワークアウトDVDの宣伝用写真のBefore and After写真のようにはダウンしてくれないサイズ。
フェーズ2も残すところあと1週、というところまで来たときには、もう、これ以上何をやっても無駄な努力なのではないかと、猜疑心のかたまりになったりした。
まあ、ミールプランが大事と言われているのに、食べたいものを食べたいだけ食べているのが、減量の妨げになっているのは重々承知している。
それに、去年の年末から今年のGW前で約6キロ減のあとなので、もう、そうおいそれと減るもんじゃないのかもしれない。
かと言って、ホームワークアウトは、見事にルーティン化しているから、やめようとは思わない。
微妙に不毛な気持ちでフェーズ2を続けていたが、最終週に入ったら、体重が1.5キロ減った。
ついでにウェスト1センチ、ヒップ2センチ減。
超微々たる数値だけれど、半年ぶりに数字が動いてほっとした。
これで、ひとまず目標にしていた、ン十ンkg台に戻すことには成功。
さらに、体組成計が示す体内年齢の最低年齢記録は24才になった。

これに気を良くして、ラスト30日、フェーズ3に突入。


フェーズ3は、Ripped Phase
前のフェーズから継続の「Strength & Endurance/Merciless Abs」と「Rev It Up Cardio」に、新たに「Full Throttle Abs」と「Full Throttle Interval」が加わり、やはり4枚のDVD。
きっと、このフェーズを終える頃には、体はすっかりripped!
そうだといいな・・・

Full Throttle Abs 43分
ダンベルクランチ(ダンベルを握って仰向けでの腹筋)→ベント・オーバー・ロウ(ダンベルは片手のみ。背筋を鍛える)→ジャックナイフ腹筋(V字腹筋→ランニング→ジンガ(カポエイラのステップ)X 4セット。

Full Throttle Interval40分
ランジプレス(フロントランジ+ショルダープレス)→ダンベルクリーン(両手にダンベルをにぎって腕立て。腕を伸ばすとき、片方のダンベルを持ち上げる)→スキップキックス(文字通りキック)→スクワットスラスト(両手を床につけ腕をまっすぐ伸ばしたまま, 両足を屈伸させる運動!?)→ちょっとカポエイラで息抜き→マウンテン・クライマー(マンウンテンクライマー8回、腕立て4回を3度)X4セット。そしてクールダウン。スクワットスラストが大嫌い。マウンテン・クライマーは、腕立てとコンビの方が、マウンテン・クライマーだけやっているよりマシ。

フルスロットルなんて、いかにも息切れしそうなタイトルがあるわりには、そうでもなかった。
フェーズ1から3を通じて、いずれも最終ラウンドは、スパイス・ラウンドと称して、負荷が強めになる。
スプロール、スクワット・スラストと、忌み嫌うメニューはあるが、全体を通して、ものすごく大変なわけでもないし、かと言って、ものすごく楽なわけではない。
フェーズ1から続けているRev It Up Cardioは、フェーズ3にもなると、キックのときの脚の上がり方が格段によくなり、各動作が腹筋にビシビシ効いてる感が強くなり、腹回りが文字通りはぎ落とされた感覚がある。
おなかまわりの脂肪は、見た目にも、つまんだ感覚的にも減ったと信じて疑わない。
しかーし、またもタニタさんの反応は、変わらず。
ただ、フェーズ3を終えたところで、体内年齢記録が、22才と、最低年齢記録を更新。
腹筋革命は腹筋大革命にはならなかったけれど、半年ぶりの体重減と体内年齢若返りだけでも、じゅうぶん価値があるもので、日本でもメジャーになってほしいプログラムだった。

トレーシー、ジリアン、ショーンT、リアンドロ、そしてブレット。
新しいDVDを入手するたびに思うが、トレーナーによって、順序や組立て、アプローチは違うものの、同じ種目が数多く登場し、突き詰めれば、みんなある意味、似たようなことをやっている。
そんな中で、Rev Absのよいところは、ブレットが先にデモンストレーションしてくれるので、わかりやすいこと。
インサニティほど苦しくないこと。
カポエイラの動きが、なかなか楽しいこと。
でも、さすがに90日間続けていると飽きてくる。
しばらくは別のことをやりたいが、どれにしよう?
いちばん楽なヒップホップアブスに戻ろうかとも思ったが、ちょっと物足りない。
だからと言って、インサニティには戻りたくはない。
ジリアンやトレーシーのように1枚を週5-6日、1か月続けることが前提のプログラムは、たとえ内容がよくても、飽き飽きしてくるので、やはり複数枚ものに走りたくなる。
今もときどきリアンドロの⒑分ものをやっていて、手持ちのDVDを組み合わせて使えばいいのだろうが、素人には何をどう組み合わせるのが効果的なのかがわからないので、ついつい新しいものに走ってしまう。
本屋に行って、ワークアウトの新刊ものを物色したが、どれをとってもこれまでのワークアウト以上の効果が得られるとは思えない。
だいたい、和製は、ムックだったり本だったり、DVDがついていても、読み物が多すぎる。
ワークアウトに関しては、完全アメリカかぶれなので、やっぱり次もアメものだ!
来る90日間は、ビーチボディの看板グル、トニー・ホートンについてゆこう。
P90X
RevAbsに入る前に、いちどは却下したプログラムであるが、3か月もたてば気もかわるというもの。
でも、相変わらず懸垂をやる気はさらさらない。
今までは貧乏性で、できてもできなくても通常のお手本どおりに体を動かしてきたが、P90Xでは、インパクトの少ないモディフィケーションに徹してやる!
というわけで、まだまだ、ビーチボディに依存する日は続く。
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Rev Abs 腹筋革命~迷走ワークアウトのその後

2012-10-17 22:39:34 | ホームフィットネス
今年は、旅行や風邪での中断はあるものの、ワークアウトを続けている。
さすがに6キロ減ったあと、体重減少は完全ストップの様相。
インサニティをはじめた6月からは、日々の運動量は増えたのに、体重1キロ増加しての高原状態。
7月からの猛暑で、ワークアウト時の発汗量もすごかったのに、体重は減ってはくれなかった。
筋肉が重いのはわかるけれど、あと3キロ、なんとか減らせないもの?
筋肉量がふえても、へそは今なおアーモンドのような横型。
こいつが縦型になるよう、脂肪を落とさなくては!
「ヒップホップアブス」、「インサニティ」、「ブラジルバットリフト」と渡り歩き、食事制限はいっさいなしでも、つまめる腹の脂肪はかなり減った。
でも、あともう3がんばりくらいしないとだめそう。

さあ、次は何を?
本屋にゆけば・・・
樫木式カーヴィーダンス→PV動画を見たら、あの声かけが、私にはダメ。
モムチャンダイエット→韓流無関心には、さらに興味なし。
美木良介ロングブレス→なんか暑苦しい。
ゲッタマン→さらに暑苦しい。1965年生まれというけど、10は老けてみえる。
どれも、私の購買意欲をそそらない。
実はスゴイ! 大人のラジオ体操→3分で腹がへこむってのはいいなぁ・・・だけど、NHKのTVで十分!?
それに私は、西島千博(真矢みきのダンナ)の、バレエなラジオ体操第一と第二をiTunesでダウンロードして1回やって放置した前科ありだ。
兼子ただしのドSストレッチシリーズ→強烈な風貌に、なんだか興味ある。
竹田純の「バーオソルダイエット」→美しい・・・見ていたい・・・でも、おねえ。それに美しいけど好みの美しさではない。
この2つは、いつの日か買ってしまうかもしれないが、今じゃない。

エクサボディがさかんにCMしている「イージードゥダンササイズ」もとても気になる。
TRF。なつかしの1994年。
シパダン島にはじめて行った頃は、ブームだったなぁ。
TRFでも、特に気に入っていたBoy Meets Girl、Ez Do Dance、Survival Danceでエクササイズというのに、個人的にはとてもひかれる。
それにSAM、CHIHARU、ETSU・・・3人とも、あれから20年近くたっているのに、当時と変わらないように見えることには、見習うべきものがあると、気持ちはもうオーダー寸前。
でも、レビューに「楽しい」というキーワードはあっても、具体的な成果談がみあたらない。
みんな、レビュー投稿特典ねらいらしく、レビューを書くタイミングが早すぎて、役に立たない。
CMでは2週間で効果が、というのをやっているが、体質もあるだろうけれど、過去のワークアウト経験から、どう考えても、2週間で劇的に変わることは期待できず、今回は見合わせることにした。

ロックはUK、映画はアメリカ、食と服飾とサッカーはイタリア、コスメはフランスと、これはこの国でなくちゃ、っていう個人的こだわりがあるが、ワークアウトについては、まさにアメリカだ。
だから、やっぱりビーチボディ。

もちろん、ビーチボディの「Finished Your Beachbody Workout?」メールは、ブラジルバットリフト終了前にも、もれなく届いていた。
配信停止すればよいのだが、ビーチボディは、いつまた画期的なワークアウト出すかわからないので、要チェックで止められない。
メールでのおすすめは、ビーチボディの看板グル、トニー・ホートンの「10MINUTE TRAINER」
短時間なのはありがたいが、いまの私にはものたりなさそう。
トニー・ホートンなら、「インサニティ」にこれでもかというほど、宣伝が収録されていた、「P90X」が達成感がありそうだ。
それに「P90X」は、ものすごく売れて評価されているのに、「インサニティ」より楽だというレビューだ。
ただ、「P90X」にはひとつ問題がある。
それは、「P90X」には懸垂があること。
チンアップバーなる器具をとりつけてまで、懸垂をやりたくない。
もともと、とりつけに適した場所もなければ、懸垂をしたくない。
チンアップバーなしでのモディフィケーションもあることは、あるらしい。
これがまた貧乏性で、どうしてもモディフィケーションを選べないのだ。
そうだ!「P90X」で興味のある、ヨガとストレッチだけを、手持ちの他のDVDと組み合わせて、いまふうに言えばカスタマイズしてやってみよう!
とオーダー寸前まで行ったけど、ちょっと考える。
12枚もDVDが来るのに、たった2枚のために、140ドル近い投資は無駄づかい以外の何ものでもない。
懸垂だけではなく、ジャンプ地獄なプライオメトリックスも絶対やりたくないし、筋肉つけたいわけでもない。
いったい、なんのためにワークアウトをしたいのか。
贅肉を減らすことと、体をやわらくしたい以外のなにものでもない。

腹筋なら、もういちど「ヒップホップアブス」?
手持ちのワークアウトDVDもずいぶん増えたことだし、今あるものをやるのが順当。
それに、トレーシー、ジリアン、ショーンT、リアンドロ・・・
過激度合いが違っても、みんな共通技をやっている部分が多いのも、また事実。
ショーンTの、「TILT, TUCK & TIGHTEN」と、リアンドロのトライアングルは、特許モノだけど。
でも、それぞれが30日、60日といった長丁場なので、1サイクルやると、どうしても気分転換が必要で、別のワークアウトをやりたいと思うのが人情だろう。
とにかく、ブラジル・バット・リフトが効いて来たへそ下に、追い打ちをかけたい。
そういえば、ブラジルバットリフトにネガティブなレビューは、「レブアブス」がよいと言っていた。
レブアブスは、ブレット・ホベールというトレーナーによる、めざせ6パックス的ワークアウト。
前に、アブスという言葉に反応して、「レブアブス」もしっかりとチェックはしていた。

RevAbs



だけど、私は、脂肪を落としたいのであって、くっきり6パックが欲しい訳ではないとスルー。
しかし、どうしても、腹の脂肪を撃退したい今。
もう一度、レブアブスをチェック。
before/afterの写真や、PVに出てくる人の写真は、腹がぼこぼこしているが、多分撮り方であって、実際にデモしている女性の腹は、ぼこぼこはしていない。
私が絶賛するリアンドロを酷評している人が、賞賛するブレットも気になる。
タイトルのRevはRevolutionのRevだから、腹に革命を起こすには、もう、これしかないだろう。

FedExで、メンフィスやらアンカレッジやらを経由して、オーダーから4日ほどで届いたレブアブス。
開封すると、まず、シックスパックが目に飛び込み、なんだかテンションがあがる。


ムキってるのは好きでないのに。
DVDは10枚。
そして、今回も、ビーチボディ印のメジャーがしっかり封入されている。
一体、何本、持ってるんだ?
おまけに、またもやミールプランの冊子。65ページもある。
これも、いらない・・・
体重が減らないのは、ミールプランを無視している、ってのが大きいとは思う。
ブレットいわく、最初の2週間は、乳製品は避けるようにという。アルコールも・・・。
さらに、1日5回に分けて食べるようにと・・・。
社会人として、会社で小分けにごはんを食べるわけにもいかない。
期間限定のハーゲンダッツ「紫いも」もある。
よって、効果の出がにぶくても、今回も、食事は無法地帯を貫く。

さて、ビーチボディのワークアウトカレンダーは、基本月~土の週6コース。
レブアブスは、フェーズ1から3の3段階編成で、各フェーズ30日だ。
フェーズ1 Foundation Phase
フェーズ2 Fat Burning Phase
フェーズ3 Ripped Phase
う~ん、脂肪が燃焼するのは2ヶ月目で、贅肉が落ちて締まるのは3ヶ月目か。
長期戦だなぁ・・・。

まずは、ABCENTRICS & HOW TO CAPOEIRAで、キーとなるポーズの数々を習得。
そうしたら、フェーズ1にさっそく着手だ。
フェーズ1には、DVD4枚、5つのワークアウトがある。
各ワークアウトとも、3ラウンドからなり、3ラウンド目は、スパイスラウンドと言い、より負荷をかける。


Total Strength
45分。
ダンベルを使ったランジ、スクワット、レイズ、腕立て、パンチ系カーディオ

Mercy Abs
15分。
トラディショナルなプッシュアップから、カポエイラの要素をとりいれた腹筋まで

Fire Up Your Abs
40分。
プランク→コブラ→ダンベルジャックナイフ→サイドプランクのあと、ストライダーズ(ランジのはげしい版)

Power Intervals
30分。
ウォームアップのあと、ダンベルを使ったランジ→クロスオーバージャック→スクワットスラストを3セット、そしてクールダウン。

Rev It Up Cardio
45分
マルテロ→カポエイラ→パンチ

同じ動作を3回ずつ行うので、うーん、3回かぁ、と思うものの、あっという間に時間がたつ。
RevAnthemというのがあって、
「Rev it high, Rev it low I'm strong, committed and ready to go!!」

と、インターバルごとに、ポーズつきで唱和(?)させられる(!?)。
ワークアウトの終わりに、目をとじる数秒があるのだが、ヨガなみに無になる、不思議な時間である。

ブレットさん
ブレットは、細マッチョ。
「El Captain」というニックネームらしい。
Rev Anthemとか、クサいと感じつつも、ホームワークアウトのよいところ、誰も見ていないからけっこうのせられる。
ブレットはモチベーションを保たせるのがうまいし、嫌いじゃない。
と思ったら、ブレットもジリアン同様、アメリカの減量バラエティ番組、The Biggest Looserのトレーナーだったらしい。
あと、ヴィクトリアシークレットのトレーナーでもある。

フェーズ1 成果
9月からはじめて、遅い夏休みで約10日のブランクをはさんで、やっとフェーズ1が終わった。
TANITAさん(タニタの体組成計のこと)は、毎日、「体重は同じだよ」と言うが、まわりからは、「痩せた?」と聞かれる(たぶん、「ましになった?」と置換えられるが)。
これは、ビーチボディのメジャーが1cmしか細い数字を見せないのに、不思議だ。
それに、TANITAさんは、うれしくなるような体内年齢と代謝量を見せてくれる。
筋肉量が「多め」になったって、テストグループあがりの女性をみてもわかるように、女性はムキムキになることはないから大丈夫♪
フェーズ2は、もっとハードに違いない。
ちょっと憂鬱なのと同時に。新しいことをやるのは楽しみ。
後日、ポジティブなレポートができることを期待しつつ、12月まで頑張ってみよう。


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追記
ブレットは生まれてすぐに養子に出されたそうだ。
養父母のもとですくすく育ちすぎたのか、子ども時代はぷっくりさん。
ハイスクールに入ってから、さまざまなスポーツで減量し、今の細マッチョになっている。
そんなブレットの産みの母は日本人だった。
2013年春先に、ブレットは米軍キャンプめぐりで来日した際に、産みの母にはじめて会いに行ったというブログにあげていた。
私たち日本人の血をひくブレット。
日本でもメジャーになって、日本の細マッチョ率を向上させてほしいなぁ…。
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ブラジル・バット・リフト 美尻の神様は万能

2012-09-17 20:48:44 | ホームフィットネス
神ワークアウト発見!
それは、リアンドロ・カーバルホの「ブラジル・バット・リフト」。
ヒップホップアブス、インサニティについで、またも、アメリカのビーチボディものである。
リアンドロは、ニューヨークのスーパーモデルトレーナーで、元バレエダンサー。

ビーチボディは、顧客が購入したワークアウトを添付のカレンダーどおりにやっていれば、そろそろ終了、という頃合いを見はからって、「Finished Your Beachbody Workout?」なんて宣伝メールを絶妙のタイミングで送ってくる。
その手にはのらないよーん、と思いつつも、ついつい、ビーチボディのホームページを見てしまう。
そして、まんまと次が欲しくなる。
今回、目に止まったのは、ま~るいヒップ。



その名も、ブラジル・バット・リフト。
ブラジル式ヒップアップといったところか。
ブラジルのビーチで、セクシー美女たちが笑顔で踊っていて、楽そうに見える。
きっと、ヒップホップアブスみたいに、ちゃらちゃら踊っていればいいんだ。
(ちなみに、室内ワークアウトでは、男子もまじっている。)
それに、こんなにヒップに特化したワークアウトはレアだ。
なんでも、リアンドロが開発したトライアングル・トレーニングというのが、中殿筋、大殿筋、小殿筋に働きかけ、従来の一方向にしか作用しないヒップエクササイズとは違うんだそうだ。
使用前・使用後の写真にも説得力があるし、絶賛レビューの数々。
もちろん、ネガティブなコメントもあるが、ポジティブなものが圧倒的。
中には、「私のダンナは、私がこのワークアウトをやっているのを見るのが好き」なんてレビューもあったが、ダンナはきっとDVDの美女たちが好きなんだと思ったりした。




マユツバだけど、これはもう、やってみるしかない!
でも、ビーチボディに電話するの、いやだなぁ。
私は西海岸なまりを聞き取れないし、むこうは私がノンネイティブでなまっているから、お互い、忍耐力を要求されるのだ。
メールでオーダーしても、24時間以内にビーチボディから電話が来ることになっている。
言語と時差の問題の、ダブルパンチである。

電話で、What?だのSorry?の応酬はつらいので、メールで、「ブラジル・バット・リフトをオーダーしたいけれど、時差もあるし、こちらから電話するので、メールのインシデント番号伝えたら、カード決済できるようにしてもらえないか」と知らせたら、トータル金額を知らせてきて、「前回のカードで決済してよければ、このメールに承認の返信をしてくればOK」と返信が来た。
ホッ。

そして、オーダーから、1週間ほどで届いたブラジル・バット・リフト。
パッケージはDVD3枚組。
ふろく(?)には、黄色のレジスタンスバンドに、メジャーと採寸表(ヒップホップアブスにも、インサニティにも入っていてもう3本目でうんざり)、ガイド、ミールプラン(無視)、トライアングルトレーニングの解説カードがある。
まずは自分のヒップが「Too Flat and Square」「Pear Shape」「Too Big」、そして、3つのどれにあたるかわからない、もしくは、いずれにも該当する「Combination」のどのタイプにあたるかを見極めて、それぞれのタイプむけにプログラムされたカレンダーでワークアウトを行う。
扁平な人むけのFlat SolutionはLift and Shape。
洋梨さんには、The Pear SolutionのSlim & Shape。
デカすぎさんには、The Too Big SolutionのSlim & Lift。
複合型には、The Classic SolutionのCombination。
カレンダーは、5つのワークアウトを日替わりで、月~土まで、毎日、1~2種類が組まれている。
5つのワークアウトは・・・

Bum Bum
「ぶむぶむ」というのは、ブラジルの言葉でおしりのことで、キュートでナイスな呼び方なんだそうだ。
30分弱の、ブラジリアンなリズムにのっての、ダンスワークアウト。
とは言え、軽快にスクワットとランジのオンパレードで、内股とヒップにびしびし効く。
ココリーニャ(カポエイラの技の一種らしい)と、サイドプランクにはしびれる。

High & Tight
前半は、ふろくの黄色いゴムのちゃっちぃバンドを使う。
ところが、このバンドがあなどれない。
バンドの抵抗で、太ももとヒップにきゅーっとくる。
5つのワークアウト中、いちばん、ヒップの縦横無尽な筋肉の動き、そして、日々、ヒップの筋肉がパワーアップしていくのを感じることができる。
後半は、アンクルウェイトを使う。
アンクルウェイトを持っていなくて、キャンドゥで100円のやつを買ってきたら、軽すぎ。
ドライスーツについていたアンクルウェイトを処分するんじゃなかった。
37分ほど、難しい動きはないが、引き締め感絶大!

Sculpt
47分の筋トレ。
前半はダンベルトレーニング。
動きはシンプルだけれど、楽じゃない。
後半は、ヨガマット上でのトレーニング。
ブラジリアンマーメイドという、ひねり腕立てには、しびれる。
サイドプランクもあって、しびれる。
ちなみに、ダンベルの推奨重量は、初心者3-5ポンド、中級者5-8ポンド、上級者8-10ポンド。
1ポンドは、453.592g。
1キロと2キロのダンベルしかもっていないから、2キロにしてみた。
2キロといえば、4ポンドちょいなわけで、トレーシーは3ポンド以上は、NEVER、と言っていた。
理由は、筋肉がつきすぎて、かえって皮膚がたるむというような話だった。
まあ、個人差があるのだろうけど、トレーシーメソッドで、腕のエクササイズをやっていたころよりも、よほど腕はしまり、二の腕もぷるぷるしなくなった。

Cardio Axe
Axe(アシェ)というのは、Good luckの意味なんだそうだ。
28分強、ひたすらダンスワークアウト。
サンバや、ランバダのステップなどを、組み合わせている。
大汗かくけれど、いちばん楽なプログラム。

Tummy Tuck
単なる腹筋でしょ、と軽い気持ちではじめるが、これがきつい。
18分強と短時間なのが救いだ。
トレーシー、ジリアンの方がずっと楽に思える。
ショーンTの、sit-upやcrunchはいっさいなしというのとは真逆の、sit-upとcrunchのオンパレード。
ヒップホップアブスは、あまり負荷を感じさせずに効くから、ショーンTはすごい。
ただ、ヒップホップアブスは、どちらかというと、へそ上によく効くが、これは、最大の課題である下っ腹にも超負荷がかかるので、腹全体にカツが入る感じがする。
美尻の神は、ヒップだけでなく、おなかも面倒みてくれるんだと、目からウロコ。
ちなみに、「No surgery here!」 とあったので、不思議に思っていたら、tummy tuckとは、腹部の脂肪をとる手術のことだった。


自分のヒップがどのタイプであろうと、日々の組み合わせと、順番が違うだけで、この5つのワークアウトをこなすことには変わりがない。
日本人なので、くびれはしっかりある洋梨型にはあてはまらない・・・と、ハナっから思う。
扁平といえる小尻ではない。
そしたら、Too Bigしかないじゃん。
でも、日本人の尻は扁平。
そうすると、でかくて扁平!?
さらに、洋梨の、肉がビキニから思い切りはみでてる絵にもあてはまる?
これはコンビネーション?

コンビネーションがいちばん大変そうなので、最初の1ヶ月はToo Bigむけのスリムアップソリューションからはじめ、2ヶ月めは、too bigで、pearのように贅肉がはみでて、しかもflatだととらえ、コンビネーションのトラディショナルソリューションをやってみた。
ワークアウトは、1種類のみの日は少なく、2種類を組み合わせる日が多いから、けっこうな時間を食う。
インサニティあけだから、さぞかし楽勝だろうと思ったら、思いのほかハードでびっくり。
笑顔でワークアウトしている映像に、だまされたわけだ。
私なんか何日やっても険しい顔になる体勢のところでも、常に笑顔って、プロはすごい。
でも、インサニティのように息切れ系ではないし、過激なジャンプもないので、近所となりと脚にやさしい。

DVDには、カレンダーには組み込まれていないワークアウトで、「Bum Bum Rapido」という10分ものと、ニューヨークで収録した「Bum Bum Live」、各ワークアウトの動きのポイントを解説した「Basic」が収録されている。


さて、美尻の神様=リアンドロは、ちょっとクネッとしているが、憎めない感じで、なんか好きだ。


アメリカでは「Butt Master」の異名をもつが、日本では去年、「美尻の神様」として、フジの「ザ・ベストハウス123」に、出演したそうだ。


もし、この本放送を見ていたら、もっと早くこのワークアウトに出会えたのに・・・。

レビューでは、リアンドロのアクセントがどーたらこーたらと、ぷーぷー言ってるアメリカ人もいるが、そのなまってるところもまたご愛嬌。
彼が、「Trust me. I guarantee to you that your body gonna change!」というと、60日間、やるぞ!という気持ちになる。
だから、この暑い夏にもかかわらず、60日間、カレンダーどおりにきっちりやった。
大汗をかいた。
サイドプランクとココリーニャになると、いつも憂鬱になった。
予定がある日は、早起きしてもやった。
美尻への道は、まだまだ遠い。
だけど、尻の位置が変わった!
10代の頃から、右より左尻の位置が下がっていて、どんな運動をしたって、一番痩せていたときでも、腹はへこんでも、ヒップはどーにもならなかった。
それが今さら、ヒップの位置が変わったのには、本当にびっくりした。
体組成計の体内年齢も、常に一回り以上若い年齢をたたき出している。
ブラジル・バット・リフトは、絶対、日本でも売られるべきだ。
アメリカに国際電話かけてオーダーする価値は、じゅうぶんある。
送料込みの72.8ドル、とてもよい買い物だった。



このブラジル・バット・リフトと、ショーンTのヒップホップアブスは、今のところ、個人的には双璧。
そして、まだまだホームワークアウト熱は続く。
ビーチボディ・プロダクトには、中毒性があって、困ったもんだ。
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インサニティへの迷走 トレーシー→ジリアン→ジェイミー、そしてショーンT

2012-07-23 21:43:43 | ホームフィットネス
2011年6~7月 トレーシー・メソッドな日々
去年のとある初夏の日。
ふざけて腰に手をあててRed Bullを飲んだとき、腰回りが丸太みたいになっていて驚愕。
震災と原発事故のあと、会社と家の往復以外は、引きこもる日々がしばらく続いたからだろう。
ゴールデン・ウィークにシパダンへ潜りに行ったときも、ウェットスーツが薄くなってきたわりには、2キロのウェイトで沈みが悪く、ヘッドファーストがちだったし、ロキシーのボードショーツにもゆとりがなくなって、やばいなぁ、と思っていたところだった。
女性のメタボ基準を厳しくするという話も出ているし、思い切って体重計に乗り、表示された数字に衝撃。
思い切ってメジャーまで出動したら、その数字は、さらなる衝撃。
もう有力なメタボ予備軍。
「この腹をどげんかせんといけんとです」と思っていた矢先に乗った山手線、見るともなく見上げたトレインチャンネルで、「トレーシー・ダイエット 30日でキレイに痩せる」が流れていた。


おととし=2010年に「ザ・トレーシーメソッド最強の腹凹ワークアウト編」でトレーシー信者になった私は、いそいそ。

「腹凹ワークアウト」は、どんな腹でも凹ます、のうたい文句が抗しがたくてはじめた。
産後の女性をターゲットにしているだけあって、音楽は管弦が優雅なクラシック。
ゆったりとしているようでいて、しっかりと効く。
開始後3日目くらいから、体の節々で筋肉が変わり始めるのを実感できる。
歩いていて、尻筋(正しくは臀筋でしょう)、足の筋肉の感触が、明らかに変わるのだ。
1週間もしないうちに、「ずいぶん足が引き締まったね」と言われ、なかなか効果大。
とはいえ、トレーシーには、左右で回数が違ったり、黙って次の動きに入っていたり、不満な点もある。
日々、単調な動きを延々と繰り返すので、飽きてくるうえに、時間も長く、それを1週間に4~6回やれ、というので、実際、育児に忙しい人や、仕事をもつ人間には、そうそう容易に実現できるものではない。
仕方がないので、1時間早起きして、6月からシパダンにゆく9月までの間、毎日頑張った。
おととしは、かんじんの体重は計らずにいたので、数値敵なものはわからないが、周囲からの見た目評価では、早起きする価値は、じゅうぶんあったと思う。
だから去年、「30日でキレイに痩せる」を知ると、慌てて書店に走った。

ところが・・・
「30日でキレイに痩せる」は、DVDの作り自体が、ぜんぜんダメだった。
トレーシー3部作とされる「マットワークアウト編」「最強の腹凹ワークアウト編」「有酸素ダンス編」が各3000円とお高めなのにたいして、「30日でキレイに痩せる」は、ムック形式で880円と、財布にやさしい。
これが、安かろう・・・だったくさい。
3部作では、すべての動作にたいして、右、左とデモンストレーションがあるが、これは低予算ゆえか、左右いずれか片側しかやんないから、ミラーイメージでできず、使い勝手が悪い。
それにトレーシーは、グレーのウェアに白い肌で、背景の白い壁にとけ込み、保護色状態で、動きが見づらい。
しかも、3部作での、終始にこやかなトレーシーとは違って、にこりともせず、表情もカバ顔だ。
さらに、有酸素運動としてダンスが2つ入っているが、単に、ひとつのダンス映像を、ぶつ切りにして、コマを入れ替えて、音楽を変えただけっていうお粗末なシロモノ。
でも、せっかく買ったし、がまんして30日やってみた。
結果、たったの1.5キロだけ減った。
これじゃ手応えなさすぎ。
そこで、3部作の「マットワークアウト編」をはじめることにしたのが7月の終わり。


マットワークアウトは、作りも懇切丁寧だし、とても良いプログラムだと思う。
立ったままの腹筋運動も画期的に思えた。
でも、時間が長い。
約60分を、週6回、それも単調な動作を繰り返し、というのに飽き飽き。
腹凹でもそうだったが、特に、腕のエクササイズにいらっとする。
腕をとばしてやればいいのだが、貧乏性で、それもできない。
ダイニングチェアを出したり引っ込めたりするのも、めんどっちい。
トレーシー・メソッドを続けにくいのは、この長さと単調さの他に、減量には必須とされている、「有酸素ダンス編」が踊りにくいところにある。

ダンスは、一連の動きをていねいに教えてくれるので、最初はもたついても、やがて通しで踊れるようになる。
この、できないことができるようになる達成感というか、自己満足度の高さは、とてもよい。
だだ、くるくる回転運動とジャンピングジャックが多く、狭い室内や集合住宅には、超不向き。
さらにダンスの素養がなく、ドタバタステップで足に負担が来て、痛くなりやめてしまった。
もっと短時間で、効率的に痩せる方法はないの?
Amazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で知ったのが、ジリアン・マイケルズ。


ジリアン姐さんとの8月
ジリアン・マイケルズは、「ザ・ビッゲスト・ルーザー」というアメリカの減量番組のカリスマイントラ。
私はその番組を見たことがないけれど、そうらしい。
ジリアンのよいところは、トレーシーよりはるかに短時間で、それでいて、1回のトレーニングに、筋トレ、腹筋、有酸素運動までしっかり入っているところだ。
おまけに、日本語版でなく、インポート版なら1,200円台と、かなり安い。
トレーシーのエクササイズがねちねちなら、ジリアンはダイナミックだ。
ジリアンのエクササイズは「厳しいけれど結果を出す」、やる気にさせる励ましの言葉がウリになっている。
古くはクラウディア・シファーの「パーフェクトリー・フィット」のキャシー・ケラーのテンション低いインストラクション、そして、トレーシーの穏やかな口調に慣れていたので、最初は「うるさいっ!」と思う。
でも、ジリアンのテンションがいい感じで高いので、慣れるとトレーシーより楽しいし、モチベーションを維持させるのがとても上手。
まあ、トレーシーのいう、最初に小さな筋肉から徐々に鍛えて、というポリシーには反するのだろうけれど、もちろんムキムキになるわけでもなく、むしろ、短期間での引き締め度合いは高い。

まずは、30DAYS SHRED、日本語版では「ジリアン・マイケルズの30日間集中ダイエット」
もちろん、「30日間で-9kgをめざせ」というサブタイトルに惹かれたにほかならない。

そして、わかりきっていたことだが、30日で9キロ減るわけはなかった。
むしろ筋肉増えて、体重増加。
ただ、ジリアンのワークアウトは、きついけれど時間が短めなので乗り切りやすい。
なので、「ジリアン・マイケルズの腹やせエクササイズ~6週間で脂肪を取る」もGET。

レベル1とレベル2の2本入っていて、それぞれが、35分程度。
ちゃんと、腹筋らしきものは、できてくる。
筋肉がある程度ついてからでないと、体重は減らないとは言われるが、やはり、運動を続けて体重が増え続けるのは、おもしろくない。


2011年9月 ヨガへのめざめ
そこで、筋トレ系からははなれ、燃焼できそうなYOGA MELTDOWN.
日本語版は、「ジリアン・マイケルズのダイエット・ヨガ」

本物のヨガじゃないと、批判的なレビューもあるが、汗をいっぱいかき、爽快。
たしかに、ジリアンはヨガ流ワークアウトといったところか?
いわゆるヨガとジリアンのヨガでは、ビールと発泡酒くらいのちがいがあるのは、素人目にもなんとなくわかる。
でも、これまで、バリへマンボウを一緒に見に行った友だちが「ウブドでヨガだ!」と騒ごうと、別の友だちがヨガのイントラに転身しようと、まったくヨガへの関心がなかったのに、これでいっきょにヨガ熱をあげてみる。
レベル1と2があるが、レベル2に入る前に、シパダン・トリップの日がやって来て、ヨガは中断。
体重はどうあれ、GWには、小さくなった(!?)と思ったボードショーツにゆとりができたのは、トレーシーやジリアンのDVDへの投資のたまものと言えよう。
しかしながら、夜ごとのTiger Beerと、マレーシアのおいしい食事で、減量は忘却の彼方へ。


2011年10月 ジリアンふたたび
10月に帰って来たら、ジリアンのヨガメルトダウンのレベル2をやるつもりでいた。
でも、休暇明けに毎度の、ぷち無気力症候群で、しばらくは何もやる気が起こらない。
それに、セレベス・エクスプローラー乗船中に、船内ではやりはじめた風邪をしっかりもらい、重傷の気管支炎でワークアウトどころではなかった。
おまけに、レベル2にある「カラスのポーズ」はどう考えても無理そう、というのもある。

そこで、少し前に出た、ジリアン・マイケルズのKiller Bumn and ThighsをGET。
私にとって、永遠のテーマである、尻と太ももに特化していて、それもKILLERというタイトルが魅力的。
邦題がまたすごく、「下半身最強ダイエット~理想の下半身がほしい人は私に任せて。約束する! 」
ジリアンのキャラだと、妙に説得力がある。


で、はじめてみると、これまでのジリアンのワークアウトに比べると、あんまり大変じゃないし、効いてんのかな?みたいになり、なんとなくフェードアウト。
そうこうするうちに、あっという間に年末になった。
秋冬の太るシーズン。
クリスマス前に体重計に乗ったら、これまた大きな数字。
来年は、もうちょっと頑張りましょうということで・・・


2012年正月 ジェイミー・キング ロック・ユア・ボディ
減量には、筋トレと有酸素運動が欠かせない。
ジリアンは、短時間で両方カバーでも体重増えるし、トレーシーは、じんわり効果を感じるが、毎日同じ事を長時間やるので、しまいには楽しくない。
もっと楽しめるエクササイズはないものか?
トレーシーは、日本では、マドンナのトレーナーとして有名になったわけで、マドンナつながり、マドンナのコレオグラファーの、ジェイミー・キングのRock Your Bodyを見つけた。


このDVDで1ヶ月踊ったら5キロ痩せた、ってレビューもあった。
これは、きっと楽しいにちがいない。
同じ有酸素でも、トレーシーのくるくるダンスより、ヒップホップダンスの方が、足へのインパクトが少なそうだし、あんまりジャンプもしないにちがいない。
日本語吹き替えがさぶいというレビューがあったので、インポート版を、2011年の年末にオーダー。
年が明けてDVDが届くと、さっそく開始。
ジェイミー・キングは、二の腕が太すぎだが、なかなかイケメンだ。
最初は、振りを覚えるのに四苦八苦。
でも、ゆっくりていねいに教えてくれているし、だんだんと踊れるようになった。
通しで踊ると、夜、もう起きてられない、ってほど眠くなる日もあり、全身運動。
ヒップホップダンスって楽しい!


2012年冬 ブライアン・ケスト パワーヨガ
ジェイミー・キングのダンスは楽しいが、さすがに毎日やっていると、他のことをしたくなる。
柔軟性を高めたいし、ここはヨガ?
でも、やっぱりジリアンのレベル2をやろうと思えない。
どうせヨガなら、本格的と言われるものをやってみたい。
さまざまな流派のあるヨガで、私には、たぶんパワーヨガ。
ヨガのイントラになった友だちに連絡をして、「パワーヨガやってる?」と聞いたら、普通のヨガと骨盤ストレッチを教えているとの返事で残念。
パワーヨガにとりつかれているので、パワーヨガ以外、もう考えられない。
かといって、ヨガ教室に通う気持ちはみじんもない。
AmazonでヨガのDVDをサーチすると、カバーのグルが、グランジ時代のイケメンみたいなのを見つけた。


そんな短絡的な理由で選んだ、ブライアン・ケストのパワーヨガ。
このビデオは、ちょうどグランジ終焉の1995年に出たもので、だいぶ古い。
でも、☆☆☆☆☆レビューが目白押しで、期待大。
これもまた、日本語版は高いので、インポートをオーダー。
インポートだと、10日前後かかるので、到着を首を長~くして待つ。
そんな過剰な期待のもとに届いたDVD。
再生してみると、道場(?)の雰囲気が超レトロ。
ヨガ=癒し、ヨガ=すんなりした人々という先入観があるが、なんだかすすけたような空間で、筋骨隆々とした男女がひしめきあってヨガをしている光景に、なんだか違和感を覚える。
ケスト先生のオーラはものすごい。
でも、DVDのポーズをお手本にするしかないが、ポーズによっては、映像が見えなくなってイラっ!
おまけに、ケスト先生は素敵でも、あのヨガのグル独特のしゃべりとか、ヨガのリズムになじめず、私にはむかない、と1週間ほどで、いとも簡単に挫折。


2012年2月 ショーンT ヒップ・ホップ・アブス
ヨガがあわず、ジリアンとトレーシーではないとしたら・・・。
やはりヒップホップダンス!?
そこで、ヒップホップのキーワドで探したら、ショーンTという、マライアの振り付けをしている兄さんの、「ヒップ・ホップ・アブス」というDVDがあることを知った。
ヒップホップダンスで、腹を引き締めるなんて、楽しそうだ。
ちなみに、どうでもよいが、「ヒップ・ホップ・アブス」は、ヒロミ・ゴーも絶賛らしい。
日本ではエクサボディが売っているが、高いので、もっと安く買えないものかと、検索しているうちに、楽天市場のヒップホップファッションの店で、安く売られているのを見つけた。



そして、ヒップホップアブスをはじめたら・・・
トレーシーやジリアンより、はるかに楽だし、はるかに楽しい。
しかも、ジェイミー・キングのダンスより、ずっと簡単。
"Tilt, Tuck & Tighten" の3つの動きに、フッ、フッという呼吸と、前後左右に動くだけが基本。
運動神経の有無にかかわらずできる、すばらしいワークアウトだ。


DVDは、「ファットバーニングカーディオ」と「アブスカルプト」が各約30分、「トータルボディバーン」が約40分、あとは「ラストミニッツアブス」という5分のワークアウトと、なかなかcoolなダンスレッスンが入っていてお得である。
30~40分、お気軽に動いているだけで、肋骨の下あたりの腹筋が、みるみる復活してきた。
こんなに楽に効くプログラムははじめてで、感動的。
2007年頃に出たそうなので、もっと早く出会いたかった。
そして、2月18日、モルディブ出発前には、クリスマス前に比べると、4キロ減となっていた。

またもモルディブでは、食べて潜って寝てただけで、燃焼する場面はない。
おまけに、モルディブでも風邪をひき、最悪にこじらせ、ほぼ1ヶ月、ワークアウトは封印。
やっと風邪がなおった3月下旬から、ゴールデン・ウィークのシパダン出発前日まで、また1ヶ月、せっせとヒップホップアブスを続けたら、さらに2キロ減っていた。
約4ヶ月のヒップホップ系エクササイズで、都合6キロの減量になった。
すごいぞ、ヒップホップアブス。

しかし・・・。
楽しくて、しんどくなくて、効果もあるヒップホップアブスで、体重が減り、腹筋はできても、依然、へそ周りの頑固な脂肪がとれない。
この腹の脂肪を落とすのには、一筋縄ではいかなさそうだ。
Hip Hop AbsでショーンTに傾倒した私は、彼について調べているうちに、BeachbodyからInsanityというワークアウトを出していることを知った。


そして、InsanityへGO!
ところが、InsanityのショーンTは、ヒップ・ホップ・アブスでのファンキーなショーンTとは、同一人物とは思えない、ストイックなキャラだ。
それはまた、それでよいのだけれど・・・。
Insanityでいちばん効果が出たのは、足全体。
Insanityの60日間、思う事はいつも、1日も早く、ヒップ・ホップ・アブスに戻りたいということだった。
かくもHip Hop Absは労少なくして益多しなワークアウトなのだ。


スーパーモデルブーム全盛の90年代半ば、シパダン帰りに、コタキナバルのショッピングセンターで、シンディ・クロフォードのシェイプ・ユア・ボディを手にして以来、インサニティまで、ずいぶんといろいろなワークアウトを試したもんだ。
3~4か月程度、なんとか日々ワークアウトを続け、効果が出てきた頃にはダイビングで中断し、の繰り返し。
あー、いったいいつになったら理想体重になって、納得ゆく腹凹になるんだろ?
でも、2012年8月、また、次なるワークアウトが待っている...
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Insanityな60日

2012-07-23 10:53:43 | ホームフィットネス
ダイバーとは切っても切れないダイエット。
というのはさすがに言い過ぎだが、SCUBA DIVINGはマリンスポーツというくくりではあっても、運動量が少なく、実際、ダイバーは男女問わずぷっくりさんが多いから、痩せたい人は多いことだろう。
はた目には、どう見ても痩せているのに、ダイエットと言ってるダイバーもいるけれど。

私は、南の海でのダイビングが趣味であると同時に、けっこうなホームフィットネスオタクだ。
フィットネスクラブに入ったこともあるが、まず、行かない。
ダイブマスタートレーニングの時こそ、フィットネスクラブのプールに日々通って泳ぎ込んでいたが、あとは会費を何ヶ月も無駄にしたあげく、結局退会。
会社帰りにジムに寄って、運動して、サウナやジャグジーに入っても、真冬でもなければ、家に帰るまでにまた汗をかき、もう一度シャワーというのが、どうにも面倒くさい、という無精からだ。
だから、運動しようかな、と思うと、ホームフィットネスのDVDをやることになる。

さて、小3から痩せたいと思い続け、ダイエットが永遠のテーマになっている私は、この夏、減量に、なみなみならぬ気合いを入れてみる。
「ダイエットしなきゃ」と言うと、まわりからは「水着のためでしょ。」と言われがち。
でも、最近のダイビングは、クルーズばかり。
ビーチやプールサイドのあるリゾートでなら、水着でごろごろしていたいかもだけど、船の上では、あまりそういう気持ちにならない。
それなのに今、減量を強く願うのは、来たる冬にロクハンのウェットを作りたいから。
ロクハンは、きちんと採寸して作らなければならないから、採寸表に、あんまり大きな数字はのせたくない。
ロクハンは、ウェイトが増えるから、少しでもウェイト減らせるように筋肉質になりたい。

だからこの夏、Insanity Workout!



Insanityとは
Insanityは、アメリカのショーンTという兄さんの開発したワークアウトで、「the hardest workout ever put on DVD」だそうだ。
ショーンTは、フィットネス・グルと言われる人であると同時に、マライア・キャリーなどの振り付けを担当するセレブコレオグラファー。
インフォマーシャルを見ると、こんなのやりたくない!って動きが多くてきつそう・・・。
でも、1日平均40分のワークアウト60日で体を変える、それも、通常は1年かけるところを60日と言われると、60日だけがまんすればいいのなら、やってみようかな、という気になる。
この短めの日数と、ダンベルすらいらないってところがなんかいい。

そして、かんじんのInsanityは、ビーチボディというアメリカのホームフィットネス関連の商品を販売する会社から出ていて、日本盤はない。
ビーチボディは、エクサボディ(TOKYO MXとかTVKのTV通販で、サッカーの中澤が宣伝してるアブなんとかや、田丸さんが宣伝してるレッグなんたら、TRFのイージー・ドゥ・ダンササイズを売っている会社)のアメリカ版なイメージ。
まあ、エクサボティが日本版ビーチボディなんだろうけど。
InsanityはDVD10枚もあって、送料込みでUS144.8ドルなので、円高の今は、かなりバリューな感じ。
ただ、ビーチボディは、アメリカとカナダ以外の国からのオーダーは、WEBでは完結せず、カード決済を必ず電話でしなくてはならない。
時差にアメリカンイングリッシュ、FedExの配達時間の制限と、ワークアウト前から、いばらの道だ。
こんな幾多の困難(?)を乗り越え、5月下旬には、DVDを無事GET。

さて、60日は、Month1の4週間→Recovery weekの1週間→Month2の4週間の構成。
添付のカレンダーでは、日曜だけがお休みで、あとは毎日!
Insanityの基本は、3分ハードな動きを何パターンか行い30秒休憩する、というのを何セットか繰り返す。
そして、ストレッチも、しっかり組み込まれている。

Month 1
前半4週間は、1回40分前後の4種類のプログラム+20分程度の腹部の運動をときどき。
毎週木曜日は、リカバリーの日で、長さも30分程度しかなく、ちょっと息抜き。
初日、開始早々10分弱で、「しまった!」と、Insanityを選んだことをさっそく後悔した。
途中で何度も、ここでやめちゃおうかな、と思いつつも、初日、なんとかやりとげた。
2日め以降も、いつ投げ出そうかと思ったが、苦しくても、1日ごとに、自分の動きの質が向上するのがわかるので、なんだかやる気になってしまった。

Recovery Week
リカバリーウィークの1週間は、毎日同じプログラムを37分。
激しい動きのない、楽勝ウィーク。
なんとなく、体が強くなったのかな、という錯覚に陥る。

Month 2
後半4週間に突入してみたら、リカバリーウィークとはうってかわって、超ハード。
Month1なんて、どうってことなかったように思えるハードさで、時間も40~50分と長めになるから、つらい。
毎週木曜日は、かわらずリカバリープログラムなので、ちょっとほっとする、
でも、それ以外は、本当にしんどい。
7月中旬には猛暑も加わり、ラスト1週間が、いちばんきつかった。
でも、はじめたばかりならまだしも、あと1週間と思うと、やめるにやめられなかった。

結局、「どうしてもつらくて無理と思ったら、20分でやめてしまおう」「きょうは途中でやめるかも」、と毎日思いながらも、正しい体勢でできなくても、十分に動けていない部分があっても、なんとか60日間乗り切った。
特に嫌いなのが、ハイジャンプ、スイサイドジャンプ(ネーミングも悪い)、腕立ての体勢でやる運動。
こういうハードな動作を、これでもかとばかりに3回リピートさせるショーンTを、心底うらめしく思った。
でも、DVDなのに、ショーンTの、やる気をもたせるマジックはすごい。
そして、つらかった後半4週間も終わり、達成感はあるが、今はもう、二度とやりたくない。
Insanityのあとに出た、Insanity The Asylum(アサイラム)があるが、ありえない。

ちなみに、レビューには、Insanityをはじめて見たときは、ホラーのようで、しばらくこわくて見られなかった、っていう笑えるものもあるくらいだ。
Insanityは、ショーンTがデモンストレーションをして、ときに他の出演者の動きをチェックしてまわったり、はげましたりっていうパターンである。
出演者たちは、すでに理想体型の人々だが、必死の形相で同じ動きをしてるのは、まさにゾンビ。
また、このゾンビたちが、なかなかうざかったりする。
レビューでこっぴどく攻撃されている、しゃくれのアジア系女子とか、きつい運動のあと、床に大の字になってへたってたのに、背中でスピンして起き上がる青年とか、ふり乱した髪の毛が顔にはりついた状態で、息も絶え絶えになんかしゃべる女子とか、うざい出演者が多いのも事実。
終わったら、もう、Insanityの映像は見たくないと思うもの。

Insanityの効果
さて、60日間の苦難の末、数々の体験談のように、十何キロも痩せました、なんてことはない。
体重計やメジャーの数字で一喜一憂しているとモチベーションが下がるので、あまり真剣には計量しなかったが、最終的な体重は、開始時から、ほぼ横ばい。
体重は、スタート時より増加した時期さえあった。
これは筋肉がついたせいらしい。
ただ、明らかに、腹の厚みが減り、ふくらはぎが細くなった。
実際にワンピースやパンツに余裕ができた。
なによりも、平熱をあげることに成功したのは大きな収穫。
きっと、脂肪が燃えやすくなるハズ!
そして、私の体の固さには定評があるが、少し柔軟度がアップした。
後半は、本当につらかったが、やってよかったと思う。

DVDの付録(?)には、親切にミールプランがあるが、それは、完全に無視した。
これだけ運動すれば、食べていいでしょ、っていうほど汗をかき、日によっては、もう起きていられない!と思える消耗ぶりだったから・・・。
だから、食べたいときに、食べたいだけ食べた。
バーガーキングに行けば、ダブルワッパーチーズ。
和幸に行けば、和幸御飯にキャベツ・ごはん・みそ汁ぜんぶおかわり。
インド料理屋にゆけば、ナンをすすめられるままにおかわり。
そば屋にゆけば、カツ丼そばセット。
スタバではフラペチーノにホイップはかかせない。
飲みに行けば、だいたい沖縄料理屋で、ブタミン、オリオン、泡盛祭りに仕上げはブルーシール。
アンジャッシュ渡部絶賛の、とんかつ屋むさしやにゆけば、分厚いロースのあと別腹ケーキ。
明らかに、よろしくない食生活。
でも、TANITAに乗った結果、体脂肪率は標準マイナス、内蔵脂肪レベルも低い。
どう考えてもInsanity効果である。

脂肪が減り、筋肉が増えるということは、減圧症のリスクが減り、つけるウェイトも減る。
ウェットの脱着が楽になる。
離島ゆきの小型飛行機に乗るときの体重測定でイヤな思いをしない。
ダイバーにはいいことだらけ♪
痩せたい体育会系気質の男女は、ぜひInsanityにトライしてほしい。
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