セレベス・エクスプローラーのごはんはおいしい。
だいたい毎食、なんらかおかわりをするもりもりさ加減。
ランチとディナー後には、必ずフルーツが出て、マンゴやスイカ、メロン、パパイヤといった具合に、
果糖も十分すぎるほど摂取。さらにダイビング後には、必ずTigerを飲む。
そして、前後のKKスティでも、できる限り、もりもり食べまくり・・・。
帰ってきて、なんとなくだるいという理由で、しばらく、腹筋や、エクササイズを怠りがちにしていた。
やらねばと思いつつも、なかなか再開する気にならず、キリがよいという理由で、7月1日から、
またダイエットに燃えることとした。
私には、オジサンのランチ=ニュートーキョー系の脂っぽいメニューなイメージがあるが、最近は、
コンビニで、男性が豆のサラダや五穀米のお弁当を買う、というヘルシー志向な姿をよく見かける。
すき家で牛丼ライトをオーダーする人もよく見かける。その反面、牛丼特盛系や、メガマック派も
健在で、非常に気をつけるタイプと、欲望のおもむくままに食べるタイプに、二極化しているように
見える。虎ノ門あたりでは。
昔、シパダンで、同じボートにメタボでオニ顔なオランダ人ダイバーがいた。一方、彼の相方は、
スーパーモデルなみのスリムな金髪美人。この二人は、ものすご~くラブラブで、そして、もの
すご~く反日的だった。とにかく、シャレーからダイブステーションまでの移動だって、どこだって、
常にお互い肩に手、腰に手で、ひっついているのだ。でも、日本人がすれ違うときに、「モーニン
グ」と挨拶をしても、シカトし倒す。二人の世界すぎて、まわりが見えていないというわけではない。
それほどラブで満ち足りているんだし、いいおとななんだし、挨拶も返すことができないなんて、
ダメおとなだ。
さて、友達が、ドロップオフで、ボルネオダイバーズのボートに乗り込むとき、ラダーのすぐ横
には、そのメタボがどーん、と座っていた。もちろん、隣には相方がべったり。あまりにラダー
のすぐ近くだったので、友だちが、ボートに乗り込んだ刹那、彼女のレギュレーターが、メタボ
腹を直撃。その腹は、あまりに脂肪分豊富だったので、彼にはなんの痛手もなかったようで、
平然としていたが、脂肪のクッションがききすぎたようで、レギュレーターは見事にバウンドし、
友達の顔面を直撃。一瞬の出来事に、友達は「いた~い・・・」と目のあたりをおさえて、うずく
まった。指の間からは、血がだらだらと流れていた。私が「血が・・・血が!」とさわいでも、友
だちは、まだ何が起こったのかわかっていないようだった。しばらくたって、自分の手のひらを
見てやっと驚愕。当然、ダイビングどころではなく、ボートを降りて、カンティーンで応急処置。
幸い、彼女の目は、レギュの直撃はまぬがれており、眉の下あたりが4~5センチ、一直線
に切れていた。流血するは、目の周りは、腫れあがるわで、お岩状態になってしまった。当時、
ボルネオ・ダイバーズで働いていたイギリス人イントラが、「びゅーてぃほー」と言ってはOK
サインを出し、なだめながら消毒をし、また「びゅーてぃほー」と言って、キズアワワをふきつけ
OKサインを出し、を繰り返し。
これは、どちらが悪いとも言えない出来事で、メタボにしてみれば、レギュをぶつけられたんだ、
謝るもんか、ってとこだろうが、一言も発することはなかったのはいかがなものか。その人間性
は置いておいても、恐るべしメタボ腹。物理的に、その脂肪腹が、人に危害を与えうることも
あるのだ。もちろんこれは、レアな例で、メタボ腹が他の人を救うことだってあるのかもしれない。
幸い、友だちのケガは、センポルナの病院に走るほどではなかったし、それがよいのかどうか
はわからなかったが、キズアワワで傷口は固められ、ダイビングも翌日からはできていた。ただ、
帰るまでの数日間、ずっと目の周りは真っ青、お世辞にも美人とは言えない状態でホリデーを
過ごすことになり、陸上写真もとらなかった。
こうやって考えると、いくら注意していても、起こってしまうケガに、カメラの水没、盗難にそなえ、
やはり、ダイバーズ保険は、補償は小さいけれど、入っておくべきだなあ、と、更新しなかった
私は、改めて思うのだった。そして、ぼよんぼよんな腹を、ひっこめる努力は大事なことだと。
アイスクリームはマレー語で「Aiskrim」だ。
マレーシアでは、マレーシアならではのフレーバーを選ぶ。
まずは、ドリアン!!
実は下にヤムアイスがあるが、隠れて見えないほど盛りがよい。
ドリアンアイスは、味が濃くて、とても好きだ。
ドリアンの香りはするが、誰でもいけると思う。たぶん、きっと、大丈夫。
ま、有楽町駅を出て、なんかいいにお~い、と、くんくんやってたら、くだものやさんの店頭に
ドリアンがあったという私なので、信憑性のほどは???
つづいて、一番お気に入りのヤム!
紫いものアイスで、ブルーシールでいうところのウベ。
マレーシアでアイスを食べる際のポイントはカップにすること。
コーンはおいしくないし、コーンには紙ナプキンが手で巻かれているのに、なんとなく清潔感が
感じられない。実際、一度も腹をこわしたことはないけれど。コーンは、暑さでダラダラ溶けて
きて、手がでろでろになるのでやめた方がいい。
アイスクリームは、どこのショッピングセンターにもある、スイーツの店や、スーパーで売られて
いるが、バスターミナル近くのスーパー「MILIMEWA(美麗華超級百貨有限公司」で、2スク
ープで2リンギット、70円出さずしてうれしいこの盛りだ。
ハーゲンダッツのような洗練された味わいではないが、やっぱり、アイスは、こうでなきゃ。