くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

久米島くじら旅(1) 2015/2/16(月)

2015-03-22 23:30:58 |  旅行
早朝 雨の那覇
5時半に起きたら雨。
早起きしたのは、ホテルから10分くらいのところにある24時間営業の食堂で沖縄らしい朝食にしたかったから。
だけど雨。
予報で雨とは知りながら、まさかこんな朝早くから、こんなにしっかり降るとは思わなかった…。
ロコアナハのアレッタは、朝食バイキングが売りらしいが、モーニングは7時から。
離島への始発便を利用する人間には使えない。
さすがに朝から、しかも乗船前にA&Wのカーリーフライポテトとは思わない。
面倒くさいので、傘いらずのファミマのコンビニ弁当にしとこう。

1階のファミマにゆき、おきなわDELIから、ソーメンチャンプルーかタコライスか迷う。



ホエールウォッチング船には今年からお弁当がつかないというから、ここで買っておこう。
これまでお弁当を用意しても、船酔いで食べない人が多かったためらしい。
朝食には消化のよさげなソーメンチャンプルー、ランチにタコライスにしーよおっと。
まさかの船酔いで食欲不振に備え、ウィダーインゼリーも買っておく。

ソーメンチャンプルーだけチンしてもらい、部屋に戻っていただいたが、もうちょっと油分控えめがいいなぁ…。

RAC871 那覇7:40 久米島8:10
まだ真っ暗な6時40分、ホテルを出た。
県庁前駅までは徒歩1分。
雨だけれど、傘はささない。
きのう買ったゆいレールの1日乗車券は、まだ有効。
空港に着き荷物を預けたら、さっさと保安検査場を通過して中へ入る。
通りかかった売店では、男の人がお弁当をちょうど陳列しているところで、入荷したてだと思うと、ついついのぞきこんでしまう。
で、ポークやジューシーやチャンプルーの入った沖縄風のお弁当がほしい!
ランチにはタコライス買ったでしょ?
はたして、揺れる船上でタコライス食べたいか?
タコライスは夕食にとっておこう!

久米島ゆきのゲートのお隣は与那国ゆき。
与那国ゆきは天候不良で、引き返す可能性ありの条件つき出発とのアナウンス。
これじゃあ沖縄県全域、そうとうお天気悪そう。
きょうのホエールウォッチング船が思いやられる。
久米島ゆきはそろそろバスへ案内か?という頃合に、遅延のアナウンス。
天候ではなくランプの故障とかで、次のアナウンスをお待ちくださいとのこと。
きょうはお天気悪くてしんどそうだから、まあ、遅延で参加できなければ、それはそれでいーか。
明日からは晴れの予報だし。
なーんて考えていたら、ものの15分ほどで復旧。
沖止めの飛行機には、まさにバスが横付け。
バスのステップから、飛行機のタラップにすぐという、さすが日本。
飛行中は天気が悪くて、慶良間諸島は見えなかった。
久米島まで、ずっと鉛色の空と海。


久米島空港に降り立ったとき、空は今にもまた泣き出しそうだけれど、雨はいちおうやんでいた。


「民宿 なんくるないさぁ」へ
空港からはエスティバンの送迎で、いったん宿に送ってもらう。
9:10に宿に着いたら、9:30にピックアップ、ウェットを腰まではいてスタンバイという、タイトなスケジュール。
今回、お世話になるのは、民宿 なんくるないさぁ。
イーフビーチにあり、エスティバンの隣という、ダイバーには好立地。

ゆるいシーサーがお出迎え。



あうん、どちらも口が開いているように見えるのはきのせい?
ちびシーサーも。これは口閉じてる。

あ・あうん?

宿に入ると、ご主人が暖かく迎えてくれた。
本来なら午後3時チェックインのところ、部屋が空いているので、朝9時から部屋に入れてもらえてありがたい。

小さなシングルの部屋は、掃除も行き届いていてこぎれい。
民宿というより、ペンションぽい。


ホエールウォッチング船乗船
再びエスティバンの送迎車で港へGO。
港に着くと、風が冷たい。
寒そう、揺れそう、気分は良くなさそう…。
でも、きょうの海はうねっているだろうから、くじらにはいいんじゃないか、という趣旨のことを、エスティバンのスタッフも、なんくるないさぁのご主人も言っていた。
うねるとくじらのパフォーマンスは活発で、なぎだと、まったりしてしまうらしい。

港に着き、ボートに乗り込んだら、ボートの設備や、ウォッチングやスイムの際の注意事項などのブリーフィング。
クジラスイムはここ10日くらい、チャンスがなかったという話。
願わくばクジラと泳ぎたいので、普通に残念ではあるが、寒さに戦意喪失しているのもまた事実。
ゲストの過半数が、船上からの撮影にはプロ野球や競馬のスポーツ記者が持つような望遠レンズ、海用はハウジング持参というリッチな人たちで、気圧される。

港を出ると、やはりうねっている。
予報とちがって降らないのはありがたいが、海も空もなまり色。
でも、酔い止めは買わなくて正解。

11時過ぎから、クジラが頻繁に登場。
で、コンデジだと、いつも1テンポ遅れた写真になる。
もう水しぶきだけだったり…


ちょっとしか姿が見えなかったり…


一眼だったら、一瞬でカシャカシャカシャと連写できるのが強みだが、コンデジは、押しても反応が遅れるので、常に残念な気持ち。
とりあえず、クジラが現れることがわかったら、押して押して押しまくるしかない。
バッテリーがピンチになるけれど。




12時過ぎから、みるみる空が明るくなってきて…。
クジラもますます活発に。




13時頃からは、空も、海も青くなった。










ときには複数…


ときには、ボートの超近く…。

油断していると、なんの予告もなく、ボートの真下からいきなり現れたり。
知能の高い生きものだけあって、さすが。



くじらが水中へ去るときの青は、本当にキレイ。






アフターくじら
宿に帰ったら、部屋のユニットバスから、しばらく出るに出られなくなった。
約7時間のホエールウォッチング船で、体はひえひえ。
それでも、想像していたよりは、寒くはなかった。
やはり私は船酔いフリーだったし、お弁当もしっかり食べた。
明日から3日間は晴れの予報。
ただ、晴れるだけに、気温は毎日少しずつ低くなるという悲しいお知らせ。
朝のうちお天気がくずれていたきょうが、いちばん暖かかったわけだ。

ファミマのタコライスがあるから、きょうは部屋弁だけれど、ついつい、日没頃にはお散歩へ。
コンビニの「ココストア」と「おろしスーパー」をチェック。
明日のランチは「ココストア」で、配布系おみやげは「おろしスーパー」で買うことが早くも決定。
オリオンだけ買ってきて、部屋でタコライスの友に、プシュっと。
ココストアにあったひとくちそばの誘惑に負け…

炭水化物祭りー。
ゆんたくスペースから、誰かのつまびく三線の音が聞こえてくる。
その音を聞きながらいらない写真を消していると、20時半すぎには、もう目をどうやっても開けていられなくなり…。
そのまま就寝。
コメント
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