くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

マクタンマクロ旅(6)帰り道 5/31(水)~6/1(木)

2017-08-07 12:16:05 |  旅行
朝、部屋を出ると、もんわわわわ~ん。
湿気がすごい。
夕べナイトまでしっかり楽しんだツケで、もちろん器材はかわいちゃいない。
あらためてレギュやらマスクやらをテーブルのうえに並べていると、スタッフが物干し台を持って来てくれた。
陰干しじゃ間に合わないので、器材にゃ良くないが、直射日光があたるところにウエットとBCを移動。
ウエットを地べたにべろりんと広げていると、通りかかったスタッフが話しかけてくるので、こんなところに置いちゃいけません!ととがめられるのかと思ったら、「朝食は?」だった。
ウィダーインゼリーチューチュー後だったし、惜しい朝食ではないのでノーサンキューと答えると、今朝も「いらないのぉぉ?なんでぇ~???」と2度聞き返されたがノーサンキュー。

プライベートビーチまで出てみるが、人っ子一人いない。
あぢ~、と言いながらも、いちおうカランチョの狭い敷地内を一周してから部屋に戻ると、隣室のテラスで白人女性とフィリピノのカップルが何やらdiscuss。
テーブルの上の朝食はほぼ手つかずのままで、通りかかったスタッフにもうさげるように言っていた。
スタッフが「ぜんぜん手をつけていないのでは?」と聞くと、「I don't like」とぞんざいに言い放っていた。
まあ、このホテルの食事は美味しくないということで。


Savemore Market
器材が乾くのを待つ間、恒例の、ちーぷおみやげを求めてスーパーへ。
レセプションを通ると、暑さで犬は床にぺっとり。

カランチョ前の通りを渡ればSavemore。
せっかくスーパー近の立地ながら、かんじんのSavemoreは20時閉店で、けさまで寄る機会がなかった。

さてSavemore。
今さらビールやカップ麺の買い出しでもないので、会社でばらまく義理みやげ探しが目的だが、いまいちこれって品がみつからない。
いちばんてっとり早いセブみやげ、7Dのドライマンゴを置いていなくて、使えね~、と思う。

そんな中で、お買い物は、ピーターポール社のココナッツオイル。
ボトルはプラだし、安いからどうかな~、と思いつつ、3本購入。
(帰ってきて食べてみたら、その安値を思えば上物!フィリピンに行ったらマストアイテムかな。ちなみに日本の通販で売っている1本分の値段で、3本は買える!)
Savemoreから帰ってきたら、まだ一部しっとりした器材をパックして、シャワーして、帰る準備万端。


初Uber
チェックアウト期限の12時ジャストめがけてレセプションへ。
デポジットの1000ペソを返してもらって、チェックアウト完了。
カランチョは、チェックイン時のデポジットはCASHしか受け付けないので、この後におよんでペソがまた増えて、セブ愛が足りない私は、あーあ、と思う。
カランチョは、いろいろ不便だ。
こぎれいだけど薄暗い部屋、建てつけが悪くて開かなくなる鍵、熱湯かぬるま湯のシャワー、ハウスキーピングの入らない部屋、まずい朝食等、難点は多いホテルだった。
もう二度と泊まらない?
わからない…
犬たちはかわいかった。
スタッフはカジュアルだけど、ホワイトサンズのような悪意は感じない。
それにしても、マリバゴエリアのホテルって、どこも残念だ。
セブ旅が、気持ち的に盛り上がらないのは、ホテルスティの楽しみもないし、ローカルフードの楽しみもないってのもある。
さらに、セブ旅の最大の難所はタクシーだ。
毎回タクシーが、なんらか旅の思い出に汚点を残すのだ。
でも、きょうはタクシーをUberで呼んでいたので、いくぶん平静。
ゆうべ、「セブにはちょくちょく来たいけど、タクシーがいやで…」と言ったら、Uberにするとよいとすすめられた。
さっそくアプリを入れて、12時10分に来てもらうよう配車リクエストしておいた。
おひとり様なのに、TOYOTAフォーチュナが来てくれることになっている。
ちょうどチェックアウト時間の12時直後なので、レセプションのソファの人口密度が高く暑苦しい感じ。
それでも、あいているところに腰かけて、12時10分にタクシーが来るのを待つ。
アプリは、車があと7分で来ることを示していた。
ソファーの背もたれと壁の隙間でビーグルが昼寝していたが、「You lazy Boy!」とか他のゲストにちょっかいだされて、迷惑そうに出てきた。
そしてなぜか私の足元にやってきて、ぴっとり。

足が暑いよぉ~。
でも、せっかくなついているし、かわいいので、がまんがまん。

パーキングにSUVが止まり、すわ!と思うが、色が違うし、他のゲストの送迎車。
ソファでひしめきあっていたゲストは、三々五々送迎車に吸い込まれてゆき、そして誰もいなくなった!
天気雨も降りだした。
アプリ見ると、あれれ?なんかホテル前過ぎちゃったぞ。
そして、大嫌いなホワイトサンズあたりで、しばらくアプリ上の車は停止。
そこじゃないってと思いつつ数分。
いったん車の方向がこっちを向いたので、よしよしと思ったら、また方向転換。
ああ、フォーチュナがどんどん離れてゆく…
別になんの幸運もないけれど、幸運が逃げてゆくようなイメージで、なんだかやだ。
そして、キャンセル表示に変わり、まぢでぇぇぇぇ~!?

レセプションのお姉ちゃんに「タクシー呼んでちょーだい」とたのんだら、「Uber!」とスマホ見せてにっこり。
「今、Uber呼んだけど、通り過ぎてキャンセルになっちゃった。」と伝えたら、「ああ、きっとウチの看板、見えなかったのよ。」と、カランチョあるある的リアクションに脱力。

そして、10分も待たずにセダンが来た。
天気雨の中乗り込むと、新車のにおい。
「もう雨季が始まるから、君はいいタイミングで帰れるね。」と笑顔のドライバー。
なんでも、仕事をやめてUberドライバーに専念するために、車を買い替えたばかりだそうだ。
Uberドライバーは、ユーザー評価がものを言うので、終始感じよく振る舞ってくれる。
白いタクシーを降りる時には、「これ以上びた一文払わねぇ」とカッカカッカしながら降りることがほとんどだが、きょうは「釣りはいらねぇ」的に下車。
それにたいして、「本当によいのですか?」と謙虚。
本来、アプリでカード決済を設定して、現金のやり取りをする必要がないので、チップも払わなくてよいというUberだが、ホテルの人のアプリで配車してもらったのでCASH払いしかない。


セブ空港
シルクエアーのカウンターは、いつもながら渋滞していた。
毎回感じるが、どうしてみんなこうもチェックインに時間がかかるのだろう?
STAR GOLDでいるうちの特権、すぐにチェックインの順番は来たが、私のチェックインは人さまと比べれば瞬殺といえる。
朝のウィダーだけなので、さっさとラウンジで何かつまみたいが、空港税支払い窓口でスタック。
窓口はすいていたが、毎度行列運のない私は、どうやら中国人団体のツアーリーダーの後ろに並んでしまった。
空港税の支払いとは思えない札束を、職員が一生懸命数えている。
数十名分の支払いだったようで、ハングリーなのでアングリーな私は、いらいらいらいら。
続いて出国審査も、すすみが遅くて、いらいらいらいら。

やっとフィリピン出国に成功すると、免税店エリアにMACが出店していて、ここもBAさんはオネエ。
商売っ気のないオネエで、May I help you?はおろか、Hiもなく、客のことはシカト。
あまりにやる気がないので、買うものも買わないことにした。

プラザプレミアムラウンジに入ると、セブの空港のサイズだから仕方ないけど、かなりちっぽけ。
ぐるりと見まわし、空腹を満たすものは、麺コーナーと、パンくらい。
麺コーナーは、パスタとアジアふう。
パスタがアルデンテなわけないだろうから、麺にしとく。
麺はその場でゆがいてくれるが、味にパンチなし。

そして、この旅最後のサンミゲル。

ついでに、コーヒーとバナナチップもいっとく。



SQ5477 セブ1525 シンガポール1855
さあ、きょうもシルクエアー運航便で出発。


窓から建築中の建物が見えるが、セブ空港もキレイになるのかな?


快晴だけど、フィリピンへの思い入れがないので、特に名残惜しさもなく。


さよなら!ぬるそうな海。


ちょっとモルディブっぽい。


飛行機虹もかかる。


機内食はアジアンベジタリアン。

さっきの麺とビールの下地があるので、ちょっと苦しい。

そういえば、シルクエアーは、機内エンターテイメントは、スマホやタブレットにアプリダウンロードして見るタイプだったが、すっかり忘れていたので、3時間退屈しながらやりすごす。


チャンギ国際空港
シルクエアーを降りたら、さっさとラウンジで休むべくターミナル3へトレイン移動。
が、まずはザラで安服の物色。
ここの店員、全員愛想悪いので、逆に見やすい。
お客が商品見ている真横につかつかとやってきては無言で陳列品を並べ替えたり態度も悪い。
ケイトスペードもやる気なくてよろしい!?
いっぽう、化粧品コーナーやガーディアン、ワトソンズは商売っけたっぷりなので、そそくさ退散。
ブランド化粧品やワイン・リカーショップは2階構造になり、ぱっと見お高い感じになった。
ルイ・ヴィトンも開店予定で、ターミナル3での乗り継ぎが長いと、ゆとりもないのに散財ポイントになりそうだから要注意だな。
なんだかんだひやかして小一時間歩き回ってからやっとラウンジへ。
目的はタイガービールと軽食、シャワー。

が、まずビールサーバーは泡しか出てこず。
「すみませ~ん、ビール補充してくださ~い」とリクエスト。

サンドイッチも、ケーキも、かなりまずい。
エスプレッソマシーンで入れたコーヒーもたいしたことはない。

さらに、ターミナル2も3も、ラウンジ内にシャワーもなくトイレもないていたらく。

SQは、ビジネスクラス顧客と、単なるスターゴールドメンバーのラウンジ住み分け化により、単なるスターゴールドのラウンジのしょぼさは衝撃。

この程度のラウンジと、プライオリティチェックインのために、私はマイル修行はしないと決意。
そして結局、プラザプレミアムラウンジで有料シャワーを浴びるのであった。


SQ636 シンガポール2250 羽田0645+1
羽田行きの便のドアクローズをした頃、外は大雨。
管制の指示で、雷雲が過ぎるまで出発できないという。
シンガポール→羽田の夜這い便はこれまでの経験上、毎回定刻よりかなり早く着いてくれていたので、多少の出発時刻遅れはあまり心配しないけれど、東南アジアなんだし、これしきの雨と思う。
そして、小一時間遅れて出発。

1食目のフルーツプレート。

積極的に食べたくないキウィ…
いちごは大好物だけど、シンガポールで乗るイチゴはおいしくない。
プルーンはうれしい。

寝なくちゃと思うが、眠くないので、映画。
「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」
ほっこり。

2食目のフルーツプレート。

瓜系の多さに閉口しつつ、しっかりたいらげる。

羽田着いたら、憂うつな空。
もう6月1日。
まもなく梅雨入りかぁ。
でも、梅雨が明ければ、待っているのは沖縄!
あっという間さ。
とセブロスなどなく、気持ちは次の旅にもうシフト。
コメント
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