2020年6月6日、土曜日。
「20th ARASHI THANKS JET」に搭乗…
(↑は3月に撮ったもの)
別に嵐ファンでもなければ(でも写真は撮る!)、ねらったわけでもない。
たまたま器材変更があっての巡り合わせだ。
でも、「嵐20周年」という事実に、あらためて、うわっ!と思う。
20年前、忘れもしないミレニアムカウントダウンのあと・・・
普段は使わないアブディラ・シパダンスティで、そのとき同じボートで意気投合した人びとと手をつないで、なぜかひたすら「A・RA・SHI!」を、「ゆーあーそーそー!」と歌いながら(そのあと、ラブマシーンを歌ってたwww)、2000年1月1日を迎えたばかりのシパダン島を1周した思い出…
まだ9.11前の、世の中が大きく変わる前の、ノー天気な日々だった。
それから、テロの脅威や、天災…
さまざまな悪いこと、悲しいことが起こったけれど、いったい、この21世紀になって、こんなコロナなんて疫病に、人類が苛まれるなんて、思ってもみなかった。
コロナ禍…
言うまでもなく、4月、5月のダイビング計画は頓挫。
JAL・ANAの全額払い戻しという、尊い対応に甘えて、航空券はすべて払い戻してしまった。
6月が来ても、コロナウィルスにしても、じぶんの生活にしても、先の見えない不安だらけ。
「余暇を楽しむ」ゆとりがあるわけでもないし、時期尚早なのはわかっているが、沖縄本島のダイビングサービスへの休業要請も解除になっているし、3月から器材を預けっぱなしだし、回遊魚気質、サメ気質は、6月の計画は決行することにした。
いつもは賑わう土曜午後なのに、羽田空港出発階は、閑散としていた。
ゲートまでの道のり、人気のなさと薄暗さは、マレーシアの開店前のショッピングセンターを思い起こさせた。
沖縄ゆきJAL919のゲートは、すみっこ。
えんえん歩けど、売店は軒並みクローズ、わずかに営業しているお店に弁当はなく、空腹…
ところが、ゲートに着いたら、けっこうな人の数。
機内は、基本、1席分間隔をあけるようになってはいたが、かなりの搭乗率だった。
一方、多くの便が欠航になる中、空港は駐機中の機材だらけ…
エンジンにカバーがかけられているのを見るのも悲しい。
梅雨入り直前の、グレーな東京を離陸すると、ほどなく下界は雲に覆われた。
3月のフライトで見ていた「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」。
3月はDay5までしかなかったので、続きを、と思ったが、6月になっても、変わらずDay5までしかなかった。
飛行中、地上から、屋久島は豪雨だとか、沖縄本島に大きな雨雲が接近しているとか、不穏なメッセージが入ってくる。
それを裏付けるように、嵐JETも大揺れ。
ストンと降下して、シートベルトしていて良かった、と思うほど揺れた。
でも、沖縄本島上空に入ると、海上には雲がない!
今回は、Mr.Kinjo石川インター泊で、那覇についたら、高速バスだ。
飛行機は、17時25分をまわったところで着陸して、もしかして、17時45分の高速バスに乗れないかしら?と淡い期待。
でも、那覇空港のタクシングって、こんなに長かったっけ?と思うほどゲートまで時間がかかったし、人が乗っていすぎた。
ボーディングブリッジをでたところで17時42分。
ゲートから3分でバス乗り場につけるはずはない。
ゲート横では、数名の、幅広い年代の男女が、social distancingをとりながらARASHI JETを撮っていて、じゃあ私も撮りましょ。
あれ? よく見えない角度でダメじゃん。
まあ、前に撮ったし、後ろに並んでる人もいるし、嵐に思い入れないし、別にいいか…
結局、ずっと離れた場所からのほうが、よほど撮りやすかった。
大野くんは、じゃばらのむこう…
ARASHI JET撮影でのタイムロスは、計45秒くらいで、パス停にいちおうたどりついたのは、17時48分。
惜しい!!
次のバスは18時35分。
羽田でランチ難民だったし、空港食堂で、昼夜兼のごはんにしよう。
きょうは野菜炒め@650円。
空港食堂も、social distancing対応になっていた。
さあ、高速バスで、いざ、石川!
高速バスはガラガラ。
道中、どんどん雲行きが怪しくなり、もってくれーと願うも、沖縄北インターあたりから、ザーザーぶりの、土砂降りの、豪雨!
やわな折り畳み傘で、1本潜りましたか?な体で、kinjoへたどりついた。
そのkinjo、コロナ時短で、チェックインは20時までに変わっていて、ギリ、セーフ!
そして、雨にも負けず、向かいのサンエーへ、あしたの朝食を物色しに、再度雨に打たれる。
沖縄ならではの、ホーメルの四角いハムに、県産レタス、県産パン、県産牛乳。
3泊4日分、質素!
夜半には、雨は弱くなったが、ずっとゴロゴロ、ピカピカ。
あくる6月7日、日曜日。
いつもの潜水案内Okinawaさんガイドによる、大好きな宜野湾で、今シーズンのダイビングのスタート!
きのうほどの雨にはならないけれど、きょうも1日雨予報。
ゆうべのは、梅雨末期の豪雨だそうで、来週水曜日に梅雨明けするって、ちぇ。
宜野湾は、浅くて明るいコーラルの海なイメージだけれど、昨夜の大雨&梅雨空で、暗い、暗い。
まずは、宜野湾ナカモト牧場の砂地からスタートして、その後、コーラルガーデンをめざすも、2本目からは、川から陸から濁った水がどんどん入ってきて、潜れるポイントも限られてきた。
ここのナカモトは、小柄だし、警戒心強くて、挫折。
1センチほどのオコゼが落ちていて、とりこになる。
リーフには、スズメの子らがちらほら。
地味目な面々だけれど、ナガサキの子が、鮮やかな季節。
オキナワスズメダイ幼魚。
キホシスズメダイ幼魚。
シコクスズメダイ幼魚。
トーアカクマノミは卵守り中。
ちび。
ヒメイカのペア。
だいぶ大きくなったヒレグロベラyg。
宜野湾の水中が幼魚で華やかになるのは、もうちょっと先かな?
暗くて、視界の悪い海に潜っていると、「ゆらゆら帝国」の「タコ物語」が聴こえてくる…
先日、菅田将暉のオールナイトニッポンでかかって、インパクト強すぎて記憶に残った歌。
ダイバーは聴いてみるとよいと思う。
3ダイブ後、はごろも市場で、早い夕食。
コロナで3店舗しか営業していなくて、予想はしていたけれど、骨汁売り切れ。
ちゃんぽんにしてみた。
超ボリューミー。
そして、〆はナイト。
サンゴの産卵狙いである。
予測では、きのう、きょう、あしたの3日間が有力で、ゆうべは雷雨で断念したという。
でも、今回は、めずらしくナイトに気乗り薄。
宜野湾のコーラル群を思えば、いっせい産卵になれば、さぞ圧巻だろう。
それは見たい。
でも、きょうじゃなくてぇ〜…
これは、梅雨空のせい!?
夕方になって、やっと晴れて、少しだけやる気が出る。
実は、ナイトパスして、ひとりボウリングもありかな!?
…なんて思ってみたりしたけれど、ナイト2本の予定だという。
まず、ナイト1本目でバンドルを探し、バンドルが見つかれば、2本潜るとのことで、帰りは深夜になる。
さすがに3時間もひとりボウリングできないな〜と、予定外ナイト。
ナイトには、沖縄のダイビングプロの方たちが大挙して参戦、バンドル探しも…
バンドル、ない!!
途中からは、バンドル探しはやめにして。
寝顔も変わらぬウミタケハゼや、
ヤドカリ界のじょおう、ムラサキゼブラヤドカリとか。
なんらかカサゴとか。
あとはウミウシばっか。
明確に、サンゴの産卵だけが目的のナイトボートで、1本ですごすご撤収。
去年屋久島でサンゴの卵にまみれたので、そんなにサンゴの産卵を切望してはいなかったが、ナイトボート代を考えると、くやしー!!
髪の毛びしょびしょのまま、宜野湾のサンエーに寄り、新しくなったオリオンGET!
「オリオン ザ・ドラフト」
沖縄クラフトと言うけれど、伊江島産大麦を使っているのね。
変わらず飲みやすい!
天気悪くて透明度悪いし、サンゴの産卵ははずした、小さな不幸せ。
でも、また海に潜れた幸せ。
新しいオリオンも飲めたし、まあいいや。
「20th ARASHI THANKS JET」に搭乗…
(↑は3月に撮ったもの)
別に嵐ファンでもなければ(でも写真は撮る!)、ねらったわけでもない。
たまたま器材変更があっての巡り合わせだ。
でも、「嵐20周年」という事実に、あらためて、うわっ!と思う。
20年前、忘れもしないミレニアムカウントダウンのあと・・・
普段は使わないアブディラ・シパダンスティで、そのとき同じボートで意気投合した人びとと手をつないで、なぜかひたすら「A・RA・SHI!」を、「ゆーあーそーそー!」と歌いながら(そのあと、ラブマシーンを歌ってたwww)、2000年1月1日を迎えたばかりのシパダン島を1周した思い出…
まだ9.11前の、世の中が大きく変わる前の、ノー天気な日々だった。
それから、テロの脅威や、天災…
さまざまな悪いこと、悲しいことが起こったけれど、いったい、この21世紀になって、こんなコロナなんて疫病に、人類が苛まれるなんて、思ってもみなかった。
コロナ禍…
言うまでもなく、4月、5月のダイビング計画は頓挫。
JAL・ANAの全額払い戻しという、尊い対応に甘えて、航空券はすべて払い戻してしまった。
6月が来ても、コロナウィルスにしても、じぶんの生活にしても、先の見えない不安だらけ。
「余暇を楽しむ」ゆとりがあるわけでもないし、時期尚早なのはわかっているが、沖縄本島のダイビングサービスへの休業要請も解除になっているし、3月から器材を預けっぱなしだし、回遊魚気質、サメ気質は、6月の計画は決行することにした。
いつもは賑わう土曜午後なのに、羽田空港出発階は、閑散としていた。
ゲートまでの道のり、人気のなさと薄暗さは、マレーシアの開店前のショッピングセンターを思い起こさせた。
沖縄ゆきJAL919のゲートは、すみっこ。
えんえん歩けど、売店は軒並みクローズ、わずかに営業しているお店に弁当はなく、空腹…
ところが、ゲートに着いたら、けっこうな人の数。
機内は、基本、1席分間隔をあけるようになってはいたが、かなりの搭乗率だった。
一方、多くの便が欠航になる中、空港は駐機中の機材だらけ…
エンジンにカバーがかけられているのを見るのも悲しい。
梅雨入り直前の、グレーな東京を離陸すると、ほどなく下界は雲に覆われた。
3月のフライトで見ていた「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」。
3月はDay5までしかなかったので、続きを、と思ったが、6月になっても、変わらずDay5までしかなかった。
飛行中、地上から、屋久島は豪雨だとか、沖縄本島に大きな雨雲が接近しているとか、不穏なメッセージが入ってくる。
それを裏付けるように、嵐JETも大揺れ。
ストンと降下して、シートベルトしていて良かった、と思うほど揺れた。
でも、沖縄本島上空に入ると、海上には雲がない!
今回は、Mr.Kinjo石川インター泊で、那覇についたら、高速バスだ。
飛行機は、17時25分をまわったところで着陸して、もしかして、17時45分の高速バスに乗れないかしら?と淡い期待。
でも、那覇空港のタクシングって、こんなに長かったっけ?と思うほどゲートまで時間がかかったし、人が乗っていすぎた。
ボーディングブリッジをでたところで17時42分。
ゲートから3分でバス乗り場につけるはずはない。
ゲート横では、数名の、幅広い年代の男女が、social distancingをとりながらARASHI JETを撮っていて、じゃあ私も撮りましょ。
あれ? よく見えない角度でダメじゃん。
まあ、前に撮ったし、後ろに並んでる人もいるし、嵐に思い入れないし、別にいいか…
結局、ずっと離れた場所からのほうが、よほど撮りやすかった。
大野くんは、じゃばらのむこう…
ARASHI JET撮影でのタイムロスは、計45秒くらいで、パス停にいちおうたどりついたのは、17時48分。
惜しい!!
次のバスは18時35分。
羽田でランチ難民だったし、空港食堂で、昼夜兼のごはんにしよう。
きょうは野菜炒め@650円。
空港食堂も、social distancing対応になっていた。
さあ、高速バスで、いざ、石川!
高速バスはガラガラ。
道中、どんどん雲行きが怪しくなり、もってくれーと願うも、沖縄北インターあたりから、ザーザーぶりの、土砂降りの、豪雨!
やわな折り畳み傘で、1本潜りましたか?な体で、kinjoへたどりついた。
そのkinjo、コロナ時短で、チェックインは20時までに変わっていて、ギリ、セーフ!
そして、雨にも負けず、向かいのサンエーへ、あしたの朝食を物色しに、再度雨に打たれる。
沖縄ならではの、ホーメルの四角いハムに、県産レタス、県産パン、県産牛乳。
3泊4日分、質素!
夜半には、雨は弱くなったが、ずっとゴロゴロ、ピカピカ。
あくる6月7日、日曜日。
いつもの潜水案内Okinawaさんガイドによる、大好きな宜野湾で、今シーズンのダイビングのスタート!
きのうほどの雨にはならないけれど、きょうも1日雨予報。
ゆうべのは、梅雨末期の豪雨だそうで、来週水曜日に梅雨明けするって、ちぇ。
宜野湾は、浅くて明るいコーラルの海なイメージだけれど、昨夜の大雨&梅雨空で、暗い、暗い。
まずは、宜野湾ナカモト牧場の砂地からスタートして、その後、コーラルガーデンをめざすも、2本目からは、川から陸から濁った水がどんどん入ってきて、潜れるポイントも限られてきた。
ここのナカモトは、小柄だし、警戒心強くて、挫折。
1センチほどのオコゼが落ちていて、とりこになる。
リーフには、スズメの子らがちらほら。
地味目な面々だけれど、ナガサキの子が、鮮やかな季節。
オキナワスズメダイ幼魚。
キホシスズメダイ幼魚。
シコクスズメダイ幼魚。
トーアカクマノミは卵守り中。
ちび。
ヒメイカのペア。
だいぶ大きくなったヒレグロベラyg。
宜野湾の水中が幼魚で華やかになるのは、もうちょっと先かな?
暗くて、視界の悪い海に潜っていると、「ゆらゆら帝国」の「タコ物語」が聴こえてくる…
先日、菅田将暉のオールナイトニッポンでかかって、インパクト強すぎて記憶に残った歌。
ダイバーは聴いてみるとよいと思う。
3ダイブ後、はごろも市場で、早い夕食。
コロナで3店舗しか営業していなくて、予想はしていたけれど、骨汁売り切れ。
ちゃんぽんにしてみた。
超ボリューミー。
そして、〆はナイト。
サンゴの産卵狙いである。
予測では、きのう、きょう、あしたの3日間が有力で、ゆうべは雷雨で断念したという。
でも、今回は、めずらしくナイトに気乗り薄。
宜野湾のコーラル群を思えば、いっせい産卵になれば、さぞ圧巻だろう。
それは見たい。
でも、きょうじゃなくてぇ〜…
これは、梅雨空のせい!?
夕方になって、やっと晴れて、少しだけやる気が出る。
実は、ナイトパスして、ひとりボウリングもありかな!?
…なんて思ってみたりしたけれど、ナイト2本の予定だという。
まず、ナイト1本目でバンドルを探し、バンドルが見つかれば、2本潜るとのことで、帰りは深夜になる。
さすがに3時間もひとりボウリングできないな〜と、予定外ナイト。
ナイトには、沖縄のダイビングプロの方たちが大挙して参戦、バンドル探しも…
バンドル、ない!!
途中からは、バンドル探しはやめにして。
寝顔も変わらぬウミタケハゼや、
ヤドカリ界のじょおう、ムラサキゼブラヤドカリとか。
なんらかカサゴとか。
あとはウミウシばっか。
明確に、サンゴの産卵だけが目的のナイトボートで、1本ですごすご撤収。
去年屋久島でサンゴの卵にまみれたので、そんなにサンゴの産卵を切望してはいなかったが、ナイトボート代を考えると、くやしー!!
髪の毛びしょびしょのまま、宜野湾のサンエーに寄り、新しくなったオリオンGET!
「オリオン ザ・ドラフト」
沖縄クラフトと言うけれど、伊江島産大麦を使っているのね。
変わらず飲みやすい!
天気悪くて透明度悪いし、サンゴの産卵ははずした、小さな不幸せ。
でも、また海に潜れた幸せ。
新しいオリオンも飲めたし、まあいいや。