くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

沖縄本島 2018年11月編(1)北部3ダイブ 〜ナカモトイロワケハゼに会った日編

2018-11-23 22:36:47 | 沖縄本島ダイビング
なんでもない秋の日の週末に、スピッツダイブセンターさんで沖縄本島ダイビング。
ダイビングは、11/10~11、土日の2日間だけ。
9日金曜の最終便で那覇入り→翌朝恩納村へ移動、で計画したら、連休でもないのに、なぜか那覇のホテルは混雑&高騰。
なんで!?
那覇マラソンは来月だし、中国人旅行者が増える国慶節や旧正月でもないのに。
なんで?
アムロちゃんのラストライブのときは、ホテルがとれなかったと聞いたので、なにかイベントがあるに違いないと、「11月、沖縄、イベント」でググっても、特にそれらしきものはヒットしてこない。
いずれにしても、混んでるらしい那覇。
ふだん5~6千円のホテルに、1~2万も出したくなくて、金曜夜から恩納村入りすることにした。
そして、恩納村にたどりつけるバスのある時間単に着くために、半休とって、
11/9(金)JAL916便、羽田1610 那覇1855
ってので、那覇に飛んだ。

ことしは、徳之島、屋久島、沖縄本島、久米島と、JAL系の利用が増えたので、クリスタルというなんとなくなステータスをGET。
だって、クリスタルじゃたいした特典もないし、なんとなく乗っていたら、なんとなくなってしまった感しかない。
モルディブやシパダンに行けないでいるうちに、STARGOLDからは失墜し、もう修業はやめにしたけれど、まさかのワンワールドで中途半端な。

でも、羽田で使えるラウンジクーポン10枚ってのは悪くない。
というわけで、ひさびさに、外の見えるサクララウンジで、昼下がりの黒ラベル。
残念ながら、外は雨。

東京は雨だけれど、今週末の沖縄は、夏日の予報。

那覇に着いたら、少しでも早いバスに乗りたいところ。
でも、荷物の出は渋め。
いつもこんなに時間かかるっけ?と思っていたら、「自転車のとりおろしに時間がかかっております。今しばらくお待ちください。」のアナウンス。
じてんしゃ!? 頭の中では、ば~いしこー、ば~いしこ~♪とフレディが歌い始めた。
私の荷物が出てきたのは、最短で乗れることを期待していた高速バスの発車時刻。
ダメもとでバス停に行くと、そこにはかつて見たことがないほど(と言っても、2回しか使ったことないけど)の、バス待ちの人。
しかも、自転車持参の人ばかり。
そして、ここではじめて、「ツールドおきなわ」とかぶったことを認識。
この「ツールドおきなわ」に参加する人びとで、きっとホテルも混んでいるんだ…。
目視でざっと30名以上いるから、これはまだバス来ていないとみた。
でも、数分たってもバスは来ない。
ここ始発だし、もしかしてこの人たち、前のバスに乗りっぱぐれたんでね?
これだけ自転車もちの人がバスに乗るとしたら、自転車積むのにも時間がかかりそうだし、私のダイビング器材、持ち込み困難になるかも、と不安になったので、急がば回れな路線バスにすることにした。
いつもの「なかどまINN」のある前兼久まで、ちんたらちんたら。
今夜は国際通りの停留所で乗り込む買い物帰りの中国人が多く、乗るにつけ、降りるにつけ時間がかかる。
中国人は皆、もれなく北谷で下車したが、そのあともバスには数名人が乗っていたので、琉球村界隈の夜道が、対向車もほぼなく、真っ暗でこわいのもいくぶん緩和。
でも、もっとこわい、ちっこいごきぶりがいた(*_*;


なかどまINN
宿についたときには、21時半をまわっていた。
鍵もらって、2階の部屋にたどりつくと…
ぎょっ!通路にカマキリ先生…。

益虫なんだし、部屋に入らなければ、まあ、よろしい。
さっきのバスにいてくれればよかったのに!?
部屋に入れば、いつものアロマな香りに、やっぱりなかどまINNっていい。



我空我空(ワンカラワンカラ)
夜も更けての到着だし、とりあえず、1階の「我空我空」で、軽く食べよう。
紅芋ともずくが食べたい!と…
うむくじ天ぷらと…。


もずく天ぷら。

まあ、自らのチョイスだけれど、揚げ物祭りで、軽く、ではすまず、ずっしり!
オリ生片手に、ふはふはつまんでいたら、スピッツさんからのメッセンジャーが来て、「きょうまでは海はべたべただけど、明日からは北風に変わるので、真栄田や万座はNGで、北部で潜る」とのこと。
先月は台風、今月は北風、ついてない。
というよりは、もう11月だし、北風になるのも不思議はない。
季節は確実に冬に近づいている…。
で、北部は遠いので、7時25分ピックアップというのに、軽く衝撃。
8時を想定していて、たかだか30分程度なのに、早っ!という印象。
三線の生演奏・生歌がはじまったので、ついついオリ生ジョッキ2杯飲んでるけど、早く寝なきゃ。


11月10日 北部3ダイブ with スピッツダイブセンター
なかどまINNの朝は、シーサイドレストランのスープで始まる。
部屋を出て鍵をかけようとすると、うぎょぎょ、カマキリ先生、人さまの部屋のプレートに!

こわいんですけど。
でも、マクロ魂で、ちょっとズーム。

カマふり上げられるかと、びくびくしたが、おとなしい。
シーサイドレストランから戻ってきて、ダイビングに出かけるまでの間、カマキリ先生は部屋番号のプレートにスタックしていた。


1本目&2本目 トラフポイント
1時間半弱走って、最初のダイブサイトに着いた。
採石場が痛々しい景色の国道沿いに車とめて、セッティング。
午前中は、トラフポイントで2ダイブ。
タンクかついで、国道わたって、堤防は整備はされているけれど、やはり手ごわいビーチエントリーにもたもたエントリー。
そして、1本目の目的地は「ナカモト牧場」。
5月に魚治さんで、ナカモトモドキを紹介していただいたが、今回は、正統派ナカモトイロワケハゼ。
実は、お初にお目にかかる。
で、その「ナカモト牧場」は沖にあり、他のダイバーさんたちと協議の結果、エア節約のために、ナカモト牧場のある位置まで、水面移動をすることに。
長い長い水面移動のあと(よく日は筋肉痛になった…)潜降すると、ボトルが何本かころがっていて、そこにひっそりと暮らすナカモト夫妻を、まず遠巻きにパチリ。


寄ると、すぐおひとりに。
そして、まるで「中は見ちゃダメ!」と言わんがごとく…。


ツーショットのシャッターチャンスは、けっこう希少。


そして、別瓶へ。






出産まぢか。


ほかにもトンガリハゼやエビの仲間を紹介してもらった。




数ミリなんだけれど、不思議な眼と…


脚の模様がなかなかしゃれている。


2本目も、引っ込み思案すぎる黄色いジョーの子とか、ヤシャハゼとか、ゆっくり撮りたいコたちはいっぱいいたけれど、みんな警戒心が強くて、遠巻きフォトに終始、思い残すことが多かったトラフポイント。
エキジットで、ブロックよじ登るで、またもたもたしたし、ポイント自体地味だけれど、悪くない。
また来たい。


御食事処 紀乃川
本日のランチは、本部では人気店らしい定食屋さん「紀乃川」に連れて行ってもらった。
まわりに何の店舗もない住宅街にあるお店だ。


メニュー見て、あれこれ悩んだ結果、ベタにゴーヤチャンプルーにした。

ゴーヤがふんだんに使われていて…。

なんだか、私がこれまで食べたゴーヤチャンプルーの中では、最高品質だった。
東京の沖縄料理屋の10倍ゴーヤが使われていると言っても、過言ではないっ!


3本目 ウニパラ奥

ここの堤防の内側のサンゴはとても美しく、ぷち宜野湾って感じだ。
こんなに人の暮らしが近いところで、すぐに美しいサンゴがある沖縄本島って、すごい。
でも、エントリー前にバッテリー交換したとき、カメラのセッティングがまずくて、ギアがかんでなかったようで、ネクサスは単なるお荷物。
ウミタケハゼ系や、ニュウドウダテハゼ、ケショウハゼ、イソコンペイトウガニ等いろいろいたのに。
まだまだネクサスになじめていない。
またカメラ持ってリベンジしたい。
過去の11月の沖縄は、寒かった記憶で、2ダイブでいいかな~?と思っていたけれど、しっかり3ダイブできた。
まあ、きょうは予報通り夏日だったので、ありがたい。


あしたも「ツールドおきなわ」の交通規制が始まる前の早朝出発でよければ、北部に行けると言われたが、あしたは早めに那覇に戻りたいので、北部はやめとく。
風の関係で、あした潜れそうなのは、万座ボートか、ビーチエントリーなら、レッドビーチのどちらかだという。
乗合のボートは、ゆっくりできないのもあるので、「ビーチでいい、ビーチがいい!」と、あえてにごにごと噂のレッドビーチを選択。
有名だけど、私はまだ潜ったことがないし。

帰り道、名護あたりから、サイクリストがいっぱい。
皆、下見走行しているっぽい。
今後、11月に沖縄本島で潜るのならば、「ツールドおきなわ」の日程は要チェックと学んだ。
ダイバーは、この日は避けたほうが無難とみた。

帰って来たら、カマキリ先生はいなくなっていた。


余談 オリオン限定缶
夜、サンエーでオリオンサザンスターとオリオンいちばん桜をジャケ買い。

サザンスターのザトウ缶に、冬の到来を感じる。
オリオン生の季節限定醸造いちばん桜も、まだ季節先取り感はあるけれど、冬の商品だし…。
きょうは夏日だったけれど、風は北東、もう冬は近い。

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