芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

選挙結果

2010年07月12日 | Weblog
参議院選挙は与党の過半数割れで終わった。米国から独立せんばかりの発言以来、米国政府からの圧力に屈して、終に、米国の好都合の日本の政治情勢になった。先日、敗戦後日本のマスコミ操作の基本を作った米国人が宮城県の川崎村で亡くなったが、今回の選挙もそのマスコミの空騒ぎの中で、実行された。米国による自民党傀儡政権が嫌われている点は、遅れている政治意識の地方を除けば、変わりないようだが、マスコミそのものが、相変わらず、米国政府の思い通りに操作されているのであるから、日本の政治は参議院ねじれ国会により当分混乱を続けるであろう。
日本を守るという名目で、実は、米国本土を守るための沖縄基地も、その駐留経費を、思いやり予算という国民を欺く税の使い方で、殆どを日本が負担する構造は、これからも変わらないであろう。竹下政権で思いやり予算という、あたかも、日本が米国を見下す表現で、国民を喜ばせてきたやり方が、これからも国民に気付かれない限り、続くのだから。
これからの日本は、アフガーニスターン、イラークの米国支配の失敗が日本にどのような影響が出てくるか、大いに興味がもたれる。
私としては、安定政権を望んでいたが、国民生活のあらゆる面にその不安定性が影を差すであろう。