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ぽかぽか春庭「ユネッサン2」

2017-03-19 00:00:01 | エッセイ、コラム
20170319
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記3月(4)箱根ユネッサン2

 箱根ユネッサン行楽。
 小学生時代には連れてきてもらえなかった娘息子。アラサーになって初めてのユネッサンを、小学生時代に戻って楽しむ、というこころづもりです。

 お魚セラピーの次は、温泉滑り台。
 プール滑り台は豊島園プールでさんざん遊びました。夏休み後の行楽自慢で、ユネッサンの滑り台が楽しかったと言う同級生に「私も豊島園でプール滑り台いっぱい滑ったもん」と対抗した娘でしたが、25年の時空を超えて、友達が自慢していた温泉滑り台に挑戦です。

 ハイシーズンなら、豊島園がそうであったように滑り台も順番待ちになるであろうに、梅には遅く桜には早い箱根の閑散期の月曜日ですから、何度でも滑って遊べます。
 イージーコース、ノーマルコース、ハードコースとあるのを、それぞれ試してみました。

 娘がノーマルコース、息子がハードコースをすべっています。


 私は滑り台横の滝になっているところで、流れ落ちる温泉に肩を打たせて「滝修行」のつもり。真冬に冷水の滝で修行しないと効果がないのかもしれませんが、気分は修験者。




 キャラメルケーキ風呂だとか、ワイン風呂、緑茶風呂など、いろいろなお風呂に入ってみました。

ワイン風呂に浸かる


 「13:30からコーヒー風呂においてコーヒー投げ込みを行います」というイベントのアナウンスがありました。「コーヒーは深入り焙煎ですが、お風呂のコーヒーは飲まないでください」とのこと。

お風呂用のコーヒー焙煎機


 娘息子は、係の人が集まってきた客の頭の上からコーヒーをバケツでぶっかけるショウを楽しんでいました。

コーヒーを浴びる

 全部の変わり風呂を試したあと、露天風呂へ。露天風呂は橋を渡っていった先にあり、橋を渡っている間、ものすごく寒かったです。寒い時期に来ているのに、寒いと文句を言ってもしかたないのですが。
 景色の見晴しはいまひとつでしたが、露天風呂でのんびりしました。

露天風呂


 いったん着替えて昼ご飯を食べてから、「森の湯」へ。こちらは裸で入る温泉なので、息子とは別れ別れです。
 娘と、コラーゲン風呂だのレモングラス風呂だの、いろいろなお風呂に入ってみました。

 のんびり過ごして、休憩室で息子と合流したころには、すでに薄暗くなっており、帰りには雨が降り出しました。帰りに箱根湯本でぶらぶら散歩しながらおみやげを買う、という計画でしたが、箱根湯本でゆっくりする時間はなくなっていました。
 ユネッサンのショップで、娘は寄木細工の髪留め、息子は寄木細工のマウスパッドなど買っていました。

 箱根湯本で夕ご飯を食べて帰る、という計画だったのですが、もう遅くなったので、駅弁を買って帰りのロマンスカーの中で食べる、と変更。しかし、箱根湯本の駅の売店では、駅弁ほとんど完売で、あじの押し寿司が2個だけ残っていました。あと、1個はロマンスーの車内販売で買うということにしました。

 ところが、車内販売の人に聞いたら、駅弁完売とのこと。それじゃ、2個の押し寿司を3人で分けようということにしたのですが、係の人は、小田原駅売りで1個だけ売れ残っていた「お子様ロマンスカー弁当」を用意してくれました。ロマンスカーの形の入れ物の中に、おにぎりやシュウマイ唐揚げが入っていました。年齢からいって、一番子供に近いのは息子なので、息子がお子様弁当です。わたしのあじ押し寿司をおすそわけ。

 最後の駅弁で失敗はあったけれど、3人の行楽、泊まりがけで出かけるのは、昨年3月のミャンマー旅行以来です。お天気も家に着くまで、なんとか傘をささずに帰宅できました。
 「子供の頃来たかった、大人になってきたんじゃ楽しさ半減」ということにはならず、娘が「楽しかった」と言って帰宅できたので、小田原城と温泉の旅、大団円でした。

 娘息子が幼い頃、お金のかかる行楽はすべて封印してきましたから、なんだか夏休みの宿題をようやく終わらせた気分です。とは言っても、節約節約の旅でしたから、交通費食費宿泊費も含めて、3人で一泊二日の旅行とは思えない予算内の旅行でした。めでたしめでたし。
 
<おわり>
コメント (6)
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