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ぽかぽか春庭「小田原で魚を食べる」

2017-03-14 00:00:01 | エッセイ、コラム
20170314
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記3月(1)小田原で魚を食べる

 娘息子とのプチ旅行。12日は小田原散策、13日は箱根の温泉。2日間楽しく過ごすことができました。
 これも、娘のくじ運のよさのおかげ。福引きでも宝くじでも末等ばかりの私に比べ、娘は何かに応募すると当選する確率が高いのです。近所のスーパーで応募はがきをもらい、買い物レシートを貼って応募したら、箱根の温泉入浴券が当たりました。昨年4月から1年間試練に耐えて頑張ってきた娘へのご褒美で、神様がくじ運よくしてくれたのかもしれません。

 12日、地下鉄で表参道へ。表参道で「小田急線直通ロマンスカー」というのに乗り、小田原へ行きました。熱海や伊豆へ行くなら「旅」という気分ですが、小田原だと東京へ通勤している人もいるのですから、あまり「旅」という気分にはならず、これまで一度も小田原へ旅行したことがありませんでした。
 今回、箱根へ行くことになったので、1日目は小田原で降りて、おいしい魚料理を食べる、小田原城公園を散策する、という計画を立てました。

 9時40分表参道発のロマンスカーは、11時に小田原に着きました。荷物を預けるロッカーを探すのに手間取ったりして、小田原城近くの「だるま料理店」という老舗の食堂についたら、もう12時近くになっていました。こうモタモタ動く私たち、きっちり集合時間が決められているツアーなどだと遅れることが多く、遅れるととても気まずくて、ツアーにはなかなか参加する気分になれません。店の外には順番待ちの人がたくさん待っていました。
 ほかの食堂を探す気も失せて、順番待ちの紙に名前を書いて待っていました。30分ほど待ちました。東京だと「待っているくらいなら、ほかに店を探そう」という娘も、初めての町ですから、しかたなく待っています。

 待っている間、私は店構えの写真を撮ってすごしました。
 だるま料理店は、明治28年創業で、現在の店構えは大正15年に再建された近代和風建築です。2009年に有形文化財登録がされています。
 小田原の網元だった店主が、鰤漁で儲けたお金をつぎ込み、当時評判の豪華な店構えになった、という説明がありました。

大勢の人がお昼ご飯を待っていた店前


網元がブリで儲けて建てたという自慢の破風玄関


裏側


 ようやく店内へ。2階の座敷はコース料理注文だけで、1階席の人は見学不可というので、「よい建材を使っている」という自慢の座敷は見ることができませんでした。食べるに専念。新鮮な地魚を使っているという天ぷらと寿司を食べました。
 娘は天丼、私は天ぷらと鯵寿司、息子は地魚寿司。それぞれおいしかったです。

地魚の寿司とアジ寿司



天ぷらと天丼+おつくり


おなかがいっぱいになったので、ゆるゆると小田原城公園へ。

<つづく>
コメント (4)
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