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ぽかぽか春庭「青いけしの絵を見に行く in 立川中央病院ロビー」

2018-06-12 00:00:01 | エッセイ、コラム

入江一子「青いけし」

20180612
ぽかぽか春庭アート散歩>薫風アートめぐり(1)青いけしの絵を見に行く in 立川中央病院ロビー

 パソコンのブログ入力画面ですと、アクセス状態を知る方法の申し込みをしていないので、ブログ読者がどのキーワードによって閲覧したのか、何に興味をもってこのブログに飛んできたのか、というのは、たまにしかわかりません。無料のアクセス解析があるときだけ見ます。

 過去ログを読んでいただき、ありがたいと思いますが、春庭は常に最新UPに全力投入(というほどの文章ではありませんが)しているので、これまでは、どのキーワードでここへやってきたのか、あまり気にしていませんでした。

 しかし、スマホ再デビューして電車のなかで自サイトをチェックするようになったら、スマホだと毎日「このブログの人気記事」という欄があります。無料アクセス解析を見るまでもなく、毎日、春庭過去ログのどの記事が読まれているかわかるのです。たいして読者もいない当ブログですが、キーワード検索してとんでくる方、圧倒的に多いのが、美術館について書いた記事です。
 No.1人気「草間彌生の芸術チンチン」無料アクセス解析では、毎日数十人がこのキーワードでこのサイトにやってきます。みんなどんだけチンチンが好きなのやら。
 No.2人気「概念美少女と会田誠」これまた、みなさん裸の美少女にひかれてやってくる。

 テレビで関連のことがらが放映されると、アクセスが増える。たとえば、日曜日に「百年名家」という番組で「銅御殿(旧磯野家住宅)」の紹介があったあとは、春庭が2014年にUPした「小石川の銅御殿」に40人がアクセス。たいして詳しい説明も書いていないので、来た人は、プイと他のサイトに行ってしまうのでしょうけれど、なんにせよ、わざわざの訪問、ありがとうございます。

 そんな中で、「青いケシを描く・堀文子と入江一子」も毎回ランクインしています。堀文子からのアクセスなのか、入江一子からなのか。いずれにせよ、ふたり合わせれば200歳。

 入江一子については、阿佐ヶ谷の「入江一子シルクロード美術館」についてレポートし、堀文子については、葉山の神奈川近代美術館での展覧会をレポートしました。堀文子の「青いけし」の画像もUPできました。

 ひとつ残念におもっていたこと。入江一子の「青いけし」の絵について、入江一子シルクロード美術館には展示がなかったことです。
 立川中央病院のロビーに展示されていることは、テレビ番組でも紹介されていたので、いつかは行ってみたいと思っていました。

立川中央病院ロビー


 4月30日午後、立川まで足を運ぶことができました。
 日曜午後ですから一般の診察はなく、入院の見舞客がちらほらとロビーにいるだけ。30分ほど、だれもいないロビーで、ひとり心行くまで絵を見ることができました。警備員さんがひとりたっていましたが、あまりに大きな絵ゆえ持ち逃げすることもなかろうと、あやしい風体の老女をほうっておいてくれました。



 入江一子さん、5月15日に102歳におなりと思います。今日も元気にシルクロード美術館の1階アトリエ兼展示室で、新作を描いていらっしゃるかしら。堀文子の青いけしも、入江一子の青いけしも、すばらしいエネルギーを感じさせてくれます。このエネルギーを受け取って、私もヒマラヤの奥地で人知れず咲く花のように、がんばります。

青いけし部分

 
<つづく>
コメント (4)
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