20180624
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記梅雨的日常(2)踊るマハラジャ、踊るぽんぽこりん
梅雨時の災難続きのまえは、貧乏ながら、無料の音楽やら踊りやらを楽しみ、招待券で美術館へ行って、ささやかなお楽しみの日々もあったのです。夫と息子骨折のあと、梅雨空をうらめしく見上げるばかり。
思い切り楽しく踊りたい!!
ダンス。自分が躍るのも、ダンスを見るのも好きです。クラシックバレエも民族舞踊も好きですが、舞踏がやや苦手。踊り手によるけれど、1時間以上の舞踏公演を見続けるエネルギーがない。
音楽は都内あちこちで無料演奏会がありますが、ダンス無料公演は、そうたくさんはありません。(バレエ教室の発表会はたいてい無料ですが、「うちの子」が出ていない限り、見続けるのは忍耐がいる)
出かけた先で、無料のダンスパフォーマンスがあれば、時間が取れる限り楽しんできます。
5月27日、本を返しに行った先で、無料パフォーマンスのインドムービーダンス公演があるというので、本を読みつつ開演を待ちました。
「インド文化フェア」が行われており、インド古典音楽の世界」公演を盛り上げるために、前座にアマチュアダンサーがインドダンスを踊るのです。
「インド古典音楽」は有料公演で、プロの演奏者によるシタール(インド伝統弦楽器)とタブラ(大小の太鼓を並べて音階もある打楽器)。
区民割引3500円というのを見て、インド音楽、聴いているうちに寝ちゃいそうだし、3500円は私にはちょい高。
しかし、ダンスの公演場所にきていた知り合いのいくちゃんの話によると、インド音楽公演前週にインドダンスワークショップが無料で受けられるという特典つきだったのですって。いくちゃんは、事前に申し込みをして、ダンスレッスンを受けて楽しかったと言っていました。しまった。ダンスレッスン付きなら、インド音楽公演も聞いたのになあ。
ダンサーさんたちは、サンドーシャンというインドムービーダンス教室のグループ。私は、インド古典舞踊の公演は何度か見たことがありますが、ムービーダンスは、映画のなかでしか見たことないので、興味シンシンで無料公演を見ました。
サンドーシャンとは、南インドタミル語で「嬉しいこと、幸せなこと」という意味ですって。インド映画で出演者が突然に踊り出すことありますが、恋のたかまりや、幸せな気持ちを表すには、いきなり踊りたくなるのがインドミュージカルムービー。
「北とぴあインド祭」チラシに出ていたサンド―シャンのダンス

5月27日のダンサーは、女性14人と男性3人。女性はグループで交代の出演でしたが、男性は3人のうち、2人参加や1人参加で、かならずどの曲にも参加していたので、すごい体力だと思いました。
ダンステクニック的には、そんなに難しいことはやっていなくて、教われば私も踊れそう、と思いましたが、体力がもちそうにない。
見ていて、その名のとおり、うれしく幸せになるサンド―シャンのダンスでした。
6月3日、午前中に山種美術館を見て、午後は写真美術館で「報道写真展」を見ようと、恵比寿に出かけました。写真美術館に行くと「報道写真展は来週からです」と係員に言われました。
まあ、この類のミスはしょっちゅうです。娘には「招待券もらってあるのに、どうして確認してから出かけないの」と言われましたが、自分では3日にはもうオープンしていると思いこんでいるので、確認しないのです。
報道写真は見ることができませんでしたが、恵比寿ガーデンプレイスでは、ハワイアンフェアが開催されていました。ハワイ雑貨や食べ物の店が出て、メインステージではハワイアンバンドが演奏中。
入り口近くのステージでアマチュアのフラ発表会があったので、娘息子との待ち合わせ時間まで、フラダンスで暇つぶし。日差しが強かったですが、日傘をさしたら後ろの人が見づらくなって迷惑なので、すっかり日に焼けながらの観覧になりました。楽しかったから日焼けくらいがまんするけどね。
私たちのジャズダンスサークルの発表会、毎年9月に文化センターで行われます。日本舞踊の婆さんたち、フラダンスの婆さんたちなどの発表グループのなか、ジャスダンスサークルは、これでも文化センター友の会に集まる高齢者たちの平均ら年齢からいくと「若手」のほうなんです。
2017年の発表会。気分だけは「若いつもり」で踊っています。振り付けは覚えていないので、前のミサイルママを見ながら動いている。前方客席を見て踊るはずなのに、しっかり目線は前の列のミサイルママを見ています。おっかけでまねするから、半拍ずれて違う動きになっているところが笑える。

で、自分たちの出番の前にフラダンスの発表など見ていると、「ジャズダンスのふりつけが無理になったら、フラやろうかな」なんて気になるくらい、ゆる~いフラの動き。
でも、違いました。3日に見た恵比寿でのフラグループ、子供と若い女性たち(ひとりだけ中学生か高校生くらいの男子がいるグループあり)
みな、はつらつとしてきびきびして、腰振りの切れ味よいフラ&ポリネシアンダンス、タヒチアンダンス。
ちょっと年齢層高いグループの、ゆったりした動きもありましたが、文化センター婆さんフラのゆるさとはかなり違う。そうか、素人のフラってまったりゆる~く踊るのかと思っていたけれど、本場のハワイや福島ハワイアンズのプロのフラだけでなく、素人のグループもいい動き出せるんだなと思いました。
4時すぎから、20分踊って20分休みというスケジュールで、3つくらいのグループのフラとポリネシアンダンスを見ることができました。いい動きのフラ、楽しかった。
ポリネシアンダンス


フラ

あるグループの小学生の女の子。おなかの肉が腰ミノの上にはみ出して垂れ下がっていました。腰を振ると、はみ出たお肉もプルンプルン。でも女の子は、おなかの肉のことなどまったく気にしていないようすで楽しそうに笑顔で踊っていました。
うん、見ならわなくちゃ。おなかの肉がなんだ。笑顔、えがおだよ。ダンスは楽しく踊るもの。
待ち合わせしての晩御飯、娘の希望で渋谷ヒカリエのスペインバルになりました。大急ぎで恵比寿から渋谷へ。
娘と息子は、ヒカリエホールでディズニーオーケストラを聞き、「マーメイド」が楽しかったという、私は、前回のディズニーオーケストラ「ラプンツェル」を見て楽しかったけれど、今回はパスしました。次回9月は3人で行くことになりましたので、次回のメインテーマ「ヘラクレス」の復習をしておかなければ。「母だっていっしょにビデオで見たでしょ」と娘はいうけれど、どんなストーリーだったか、覚えていない。たいていのことは忘れる名人なので、同じ映画でも何回でも新鮮に楽しめる。
スペイン料理、おいしかったです。太鼓腹は満腹でますますぽんぽこりん。いいんです。踊るぽんぽこりん、楽しく楽しく。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記梅雨的日常(2)踊るマハラジャ、踊るぽんぽこりん
梅雨時の災難続きのまえは、貧乏ながら、無料の音楽やら踊りやらを楽しみ、招待券で美術館へ行って、ささやかなお楽しみの日々もあったのです。夫と息子骨折のあと、梅雨空をうらめしく見上げるばかり。
思い切り楽しく踊りたい!!
ダンス。自分が躍るのも、ダンスを見るのも好きです。クラシックバレエも民族舞踊も好きですが、舞踏がやや苦手。踊り手によるけれど、1時間以上の舞踏公演を見続けるエネルギーがない。
音楽は都内あちこちで無料演奏会がありますが、ダンス無料公演は、そうたくさんはありません。(バレエ教室の発表会はたいてい無料ですが、「うちの子」が出ていない限り、見続けるのは忍耐がいる)
出かけた先で、無料のダンスパフォーマンスがあれば、時間が取れる限り楽しんできます。
5月27日、本を返しに行った先で、無料パフォーマンスのインドムービーダンス公演があるというので、本を読みつつ開演を待ちました。
「インド文化フェア」が行われており、インド古典音楽の世界」公演を盛り上げるために、前座にアマチュアダンサーがインドダンスを踊るのです。
「インド古典音楽」は有料公演で、プロの演奏者によるシタール(インド伝統弦楽器)とタブラ(大小の太鼓を並べて音階もある打楽器)。
区民割引3500円というのを見て、インド音楽、聴いているうちに寝ちゃいそうだし、3500円は私にはちょい高。
しかし、ダンスの公演場所にきていた知り合いのいくちゃんの話によると、インド音楽公演前週にインドダンスワークショップが無料で受けられるという特典つきだったのですって。いくちゃんは、事前に申し込みをして、ダンスレッスンを受けて楽しかったと言っていました。しまった。ダンスレッスン付きなら、インド音楽公演も聞いたのになあ。
ダンサーさんたちは、サンドーシャンというインドムービーダンス教室のグループ。私は、インド古典舞踊の公演は何度か見たことがありますが、ムービーダンスは、映画のなかでしか見たことないので、興味シンシンで無料公演を見ました。
サンドーシャンとは、南インドタミル語で「嬉しいこと、幸せなこと」という意味ですって。インド映画で出演者が突然に踊り出すことありますが、恋のたかまりや、幸せな気持ちを表すには、いきなり踊りたくなるのがインドミュージカルムービー。
「北とぴあインド祭」チラシに出ていたサンド―シャンのダンス

5月27日のダンサーは、女性14人と男性3人。女性はグループで交代の出演でしたが、男性は3人のうち、2人参加や1人参加で、かならずどの曲にも参加していたので、すごい体力だと思いました。
ダンステクニック的には、そんなに難しいことはやっていなくて、教われば私も踊れそう、と思いましたが、体力がもちそうにない。
見ていて、その名のとおり、うれしく幸せになるサンド―シャンのダンスでした。
6月3日、午前中に山種美術館を見て、午後は写真美術館で「報道写真展」を見ようと、恵比寿に出かけました。写真美術館に行くと「報道写真展は来週からです」と係員に言われました。
まあ、この類のミスはしょっちゅうです。娘には「招待券もらってあるのに、どうして確認してから出かけないの」と言われましたが、自分では3日にはもうオープンしていると思いこんでいるので、確認しないのです。
報道写真は見ることができませんでしたが、恵比寿ガーデンプレイスでは、ハワイアンフェアが開催されていました。ハワイ雑貨や食べ物の店が出て、メインステージではハワイアンバンドが演奏中。
入り口近くのステージでアマチュアのフラ発表会があったので、娘息子との待ち合わせ時間まで、フラダンスで暇つぶし。日差しが強かったですが、日傘をさしたら後ろの人が見づらくなって迷惑なので、すっかり日に焼けながらの観覧になりました。楽しかったから日焼けくらいがまんするけどね。
私たちのジャズダンスサークルの発表会、毎年9月に文化センターで行われます。日本舞踊の婆さんたち、フラダンスの婆さんたちなどの発表グループのなか、ジャスダンスサークルは、これでも文化センター友の会に集まる高齢者たちの平均ら年齢からいくと「若手」のほうなんです。
2017年の発表会。気分だけは「若いつもり」で踊っています。振り付けは覚えていないので、前のミサイルママを見ながら動いている。前方客席を見て踊るはずなのに、しっかり目線は前の列のミサイルママを見ています。おっかけでまねするから、半拍ずれて違う動きになっているところが笑える。

で、自分たちの出番の前にフラダンスの発表など見ていると、「ジャズダンスのふりつけが無理になったら、フラやろうかな」なんて気になるくらい、ゆる~いフラの動き。
でも、違いました。3日に見た恵比寿でのフラグループ、子供と若い女性たち(ひとりだけ中学生か高校生くらいの男子がいるグループあり)
みな、はつらつとしてきびきびして、腰振りの切れ味よいフラ&ポリネシアンダンス、タヒチアンダンス。
ちょっと年齢層高いグループの、ゆったりした動きもありましたが、文化センター婆さんフラのゆるさとはかなり違う。そうか、素人のフラってまったりゆる~く踊るのかと思っていたけれど、本場のハワイや福島ハワイアンズのプロのフラだけでなく、素人のグループもいい動き出せるんだなと思いました。
4時すぎから、20分踊って20分休みというスケジュールで、3つくらいのグループのフラとポリネシアンダンスを見ることができました。いい動きのフラ、楽しかった。
ポリネシアンダンス


フラ

あるグループの小学生の女の子。おなかの肉が腰ミノの上にはみ出して垂れ下がっていました。腰を振ると、はみ出たお肉もプルンプルン。でも女の子は、おなかの肉のことなどまったく気にしていないようすで楽しそうに笑顔で踊っていました。
うん、見ならわなくちゃ。おなかの肉がなんだ。笑顔、えがおだよ。ダンスは楽しく踊るもの。
待ち合わせしての晩御飯、娘の希望で渋谷ヒカリエのスペインバルになりました。大急ぎで恵比寿から渋谷へ。
娘と息子は、ヒカリエホールでディズニーオーケストラを聞き、「マーメイド」が楽しかったという、私は、前回のディズニーオーケストラ「ラプンツェル」を見て楽しかったけれど、今回はパスしました。次回9月は3人で行くことになりましたので、次回のメインテーマ「ヘラクレス」の復習をしておかなければ。「母だっていっしょにビデオで見たでしょ」と娘はいうけれど、どんなストーリーだったか、覚えていない。たいていのことは忘れる名人なので、同じ映画でも何回でも新鮮に楽しめる。
スペイン料理、おいしかったです。太鼓腹は満腹でますますぽんぽこりん。いいんです。踊るぽんぽこりん、楽しく楽しく。
<つづく>