20180628
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記梅雨的日常(4)踊る凸凹コンビ
ミサイルママと歩く竹下通り。
わかっちゃいたけれど、日曜日の竹下通り、すごい人出。ミサイルママと「すごいねぇ」と言い合いながら人ごみにもまれる。高齢の外国人観光客も増えていて、婆さん二人連れでも浮かないのがいい。

竹の子族用の衣装店にふたりで入り、ラメやらぴかぴか素材やら「すごいねぇ」と言いながら値段チェック。若い子狙いだから、値段はそれほど高くないことがわかりました。似たようなバレエ衣装なら数万円するであろうけれど、白鳥の湖風衣装を5千円で売っている。きっと素材は安物だろうけど。縫製とかキラキラビーズ縫い付けとか、どこでやっているのか聞きたかったけれど、買いもしないとみられているだろう婆さんの質問に答えてくれるかわからなかったから、やめておく。
竹下通りを抜けて、大通りに面したH&Mにたどり着いたときは、暑さもあつし、かなり疲れていました。ミサイルママは楽しげに1階、2階、3階と見ていく。
私はついて歩きながら、「今日はよくよく得心した。私はファッションになんの興味もない。服を見て歩いて、ひとつも楽しくない」と思いました。
これまで、ダンス発表会の衣装は、衣装係のミサイルママが選んで「はい、この曲のときはこの衣装」と決めてくれたのに従ってきました。私の注文は「太鼓腹がめだたなくなる衣装」ということだけ。
私が最近買った服は、町のバッタ屋で見つけた一着100円の新品サファリジャケット。(袖に汚れがついていたため、売り物にならなくなったと思われるが、洗濯機で洗ったら落ちた)。一枚300円の問屋流れのTシャツ。(どこかのウォーキングフェスティバルで配られた記念品Tシャツが、参加者不足かなにかで流れたと思われる)。
色とか形とか関係なく、買う買わないの基準は値段だけ。
ミサイルママが「これどうかな」と試着した服、ミサイルママには似合っていたけれど、私は「たぶん、みやちゃんには横幅キツイと思う」と、意見を述べる。私が出演しない曲だから、どうでもいいんだけれど、出演するみやちゃんがこれを着て、動けないことには踊れないから。鏡には、左で写真を撮っている私も写っています。

裏ハラを通って原宿駅に戻りました。一歩竹下通りから入っただけで、こんなに違う。

竹下通りに戻るところにあった紅茶の店クリスティでブレイク。おいしい紅茶でした。カップはミントン。お茶の葉は、ミサイルママがニルギリ、私がヌワラエリヤ。これもポットを交換してシェアしました。私は洋ナシタルトとのセット。

ポットのお茶、ウェイトレスさんは「お湯を継ぎ足すことができます」と言うので、途中お湯を継ぎ足してもらって、ゆっくりおしゃべり2時間。
ミサイルママとシンさんのデート。3月、房総半島お花畑めぐりのバスハイク、4月は目黒川花見散歩と高尾山ハイキング、楽しい日帰りデートが続いて、5月の「遠出バスハイク」は、ついに2泊3日のコース。サクランボ狩りをして楽しかったそうです。さくらんぼは、さぞかし甘かったろうけれど、私としては「2泊っていうと、お泊りだよね」というところを突っ込みたかったのですが、中学生のデートじゃあるまいし、大人おとな、と思って聞かなかった。
シンさんとのデート話のネタが尽きると、シンさんが貸してくれた本の話になりました。シンさんは、東野圭吾ファンで、本を全作持っているので、貸してもらっているって。
私がミサイルママを絶対的に信用している理由のひとつは、仲間から聞いた個人情報をぜったいに他の人に言わないこと。
私が「TTさん、今週休んじゃったけど、ご主人の体調悪くなったのかな、どうだろう。今日会ったらTTさんに聞こうと思っていたんだけど、私、先週やすんじゃったから」なんて、何気なく聞いても「あ、私、先週ご主人のこと聞いたけれど、しゃべってもいい話かどうか確認するの忘れたから、TTさんに直接聞いて。すぐに教えてくれると思うけど」と、しゃべらない。ミサイルママの口は、岩より硬い。
私は、ジャズダンス仲間にも「e-Naの口は羽より軽いから、秘密の話はするな」と、言い聞かせている。
ところが。
本の話だと、ミサイルママも口が軽いんです。
「新参者」の最新シリーズ『祈りの幕が下りる時』をシンさんに借りて読み、ふたりでいっしょに映画見に行ったんだって。そこまではいい。映画デートも楽しそう。
「松嶋菜々子が舞台演出家の役で、本を読んだときのイメージ通りでぴったりだったの。それで、犯人はね」と、ミサイルママ、あっさり犯人を暴露。
わぉ、私、本も読んでないし、映画も見てないって言っているのに。犯人大バレ。
ミサイルママが「ああ、今日は楽しかった」と言ってくれたので、久しぶりの大人の遠足、大成功。私は「竹下通り、暑かったけどねー」という。気温30度真夏日になった日の日盛りでしたから。
これからもミサイルママと、長いおつきあい「大人の遠足」が続けていけますように。(推理小説は話題にしないほうがよさそうだ)。
認知症を予防して健康寿命を長くするための疫学調査、どこかの研究所の発表がありました。血糖値管理も大事、高血圧にも気を付けなければならないけれど、健康寿命を保っている人の重要な資産がわかったのだそうです。
最重要の資産とは。栄養も大事だけれど、それ以上に「人間関係」だそうです。家族と同居していたって、「ばあちゃんの話は古い」とか「同じ話、10回聞いた」などと、聞いてくれない場合も多いそうです。その点、同世代の友達なら、なつかしがって50年前60年前の話ができるし、同じ話を繰り返しても、聞いたほうもすぐに忘れる脳だから、なんどでも。
いっしょに楽しくおしゃべりする人が身近にいるかどうか、高齢者の健康は、このポイント、比重大。
ミサイルママは、私にとって大切な資産、免疫力高める大事なお薬なのでした。犯人暴露くらい、副作用のうちにも入らない。
それで、犯人はね、、、、、。私はすぐにしゃべってしまいたいタイプなので、秘密話はコメントに書かないことをおすすめします。
最近の朝ドラで「スズメの口は羽より軽い」というフレーズが出てきて、よかった、仲間がいて、と思いました。
羽より軽い口とビヤ樽より太い腹を誇るダンサーe-NA、ミサイルママとともに、9月の発表会までセビジャーナス練習、がんばります。
今年の9月の我がサークル発表曲は、スペインのセビジャーナスという曲。先生は「スペインじゃ、街角で子供でもだれでも踊ってる。盆踊りのようなもん」と言うのだけれど。
6拍子のリズムにおいつかないe-Naちゃん、いつものように、ミサイルママの半拍おくれでまねしています。
イメージとしては↓こんな感じ。赤ドレスミサイルママや黄色ドレスク二さんはこの太さだけれど、青ドレス私はこの絵よりも太い。

9月発表会の時には、黒地に緑色模様のスカートで踊ります。この太鼓腹ウエストでも、スカートはゴムだから大丈夫。(っていばっていないで、ダイエットしろって)少々ステップまちがえても、とりあえずスカートひらひらさせていれば、見ている人にはわからない。
9月まで、練習がんばります。
6月中旬に骨折してボルトで骨を固定する手術した夫、整形外科医の診断では、経過は順調だそうで、早くも「外出許可がでたら介護タクシー手配して事務所に戻り、下請けに出す仕事の手配をする」と、段取りをつけています。そのくらい熱心に家族への福祉も図ってきたらよかったのだけれど、私が受けた家族福祉は、映画のパスポート券借りることだけ。7月はじめには、「終活」をテーマにした映画を見にいくつもり。
夫の終活は知らねども、ミサイルママとは「あと10年はいっしょに踊ろうね」と、約束しているんですけれど。
<おわり>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記梅雨的日常(4)踊る凸凹コンビ
ミサイルママと歩く竹下通り。
わかっちゃいたけれど、日曜日の竹下通り、すごい人出。ミサイルママと「すごいねぇ」と言い合いながら人ごみにもまれる。高齢の外国人観光客も増えていて、婆さん二人連れでも浮かないのがいい。

竹の子族用の衣装店にふたりで入り、ラメやらぴかぴか素材やら「すごいねぇ」と言いながら値段チェック。若い子狙いだから、値段はそれほど高くないことがわかりました。似たようなバレエ衣装なら数万円するであろうけれど、白鳥の湖風衣装を5千円で売っている。きっと素材は安物だろうけど。縫製とかキラキラビーズ縫い付けとか、どこでやっているのか聞きたかったけれど、買いもしないとみられているだろう婆さんの質問に答えてくれるかわからなかったから、やめておく。
竹下通りを抜けて、大通りに面したH&Mにたどり着いたときは、暑さもあつし、かなり疲れていました。ミサイルママは楽しげに1階、2階、3階と見ていく。
私はついて歩きながら、「今日はよくよく得心した。私はファッションになんの興味もない。服を見て歩いて、ひとつも楽しくない」と思いました。
これまで、ダンス発表会の衣装は、衣装係のミサイルママが選んで「はい、この曲のときはこの衣装」と決めてくれたのに従ってきました。私の注文は「太鼓腹がめだたなくなる衣装」ということだけ。
私が最近買った服は、町のバッタ屋で見つけた一着100円の新品サファリジャケット。(袖に汚れがついていたため、売り物にならなくなったと思われるが、洗濯機で洗ったら落ちた)。一枚300円の問屋流れのTシャツ。(どこかのウォーキングフェスティバルで配られた記念品Tシャツが、参加者不足かなにかで流れたと思われる)。
色とか形とか関係なく、買う買わないの基準は値段だけ。
ミサイルママが「これどうかな」と試着した服、ミサイルママには似合っていたけれど、私は「たぶん、みやちゃんには横幅キツイと思う」と、意見を述べる。私が出演しない曲だから、どうでもいいんだけれど、出演するみやちゃんがこれを着て、動けないことには踊れないから。鏡には、左で写真を撮っている私も写っています。

裏ハラを通って原宿駅に戻りました。一歩竹下通りから入っただけで、こんなに違う。

竹下通りに戻るところにあった紅茶の店クリスティでブレイク。おいしい紅茶でした。カップはミントン。お茶の葉は、ミサイルママがニルギリ、私がヌワラエリヤ。これもポットを交換してシェアしました。私は洋ナシタルトとのセット。

ポットのお茶、ウェイトレスさんは「お湯を継ぎ足すことができます」と言うので、途中お湯を継ぎ足してもらって、ゆっくりおしゃべり2時間。
ミサイルママとシンさんのデート。3月、房総半島お花畑めぐりのバスハイク、4月は目黒川花見散歩と高尾山ハイキング、楽しい日帰りデートが続いて、5月の「遠出バスハイク」は、ついに2泊3日のコース。サクランボ狩りをして楽しかったそうです。さくらんぼは、さぞかし甘かったろうけれど、私としては「2泊っていうと、お泊りだよね」というところを突っ込みたかったのですが、中学生のデートじゃあるまいし、大人おとな、と思って聞かなかった。
シンさんとのデート話のネタが尽きると、シンさんが貸してくれた本の話になりました。シンさんは、東野圭吾ファンで、本を全作持っているので、貸してもらっているって。
私がミサイルママを絶対的に信用している理由のひとつは、仲間から聞いた個人情報をぜったいに他の人に言わないこと。
私が「TTさん、今週休んじゃったけど、ご主人の体調悪くなったのかな、どうだろう。今日会ったらTTさんに聞こうと思っていたんだけど、私、先週やすんじゃったから」なんて、何気なく聞いても「あ、私、先週ご主人のこと聞いたけれど、しゃべってもいい話かどうか確認するの忘れたから、TTさんに直接聞いて。すぐに教えてくれると思うけど」と、しゃべらない。ミサイルママの口は、岩より硬い。
私は、ジャズダンス仲間にも「e-Naの口は羽より軽いから、秘密の話はするな」と、言い聞かせている。
ところが。
本の話だと、ミサイルママも口が軽いんです。
「新参者」の最新シリーズ『祈りの幕が下りる時』をシンさんに借りて読み、ふたりでいっしょに映画見に行ったんだって。そこまではいい。映画デートも楽しそう。
「松嶋菜々子が舞台演出家の役で、本を読んだときのイメージ通りでぴったりだったの。それで、犯人はね」と、ミサイルママ、あっさり犯人を暴露。
わぉ、私、本も読んでないし、映画も見てないって言っているのに。犯人大バレ。
ミサイルママが「ああ、今日は楽しかった」と言ってくれたので、久しぶりの大人の遠足、大成功。私は「竹下通り、暑かったけどねー」という。気温30度真夏日になった日の日盛りでしたから。
これからもミサイルママと、長いおつきあい「大人の遠足」が続けていけますように。(推理小説は話題にしないほうがよさそうだ)。
認知症を予防して健康寿命を長くするための疫学調査、どこかの研究所の発表がありました。血糖値管理も大事、高血圧にも気を付けなければならないけれど、健康寿命を保っている人の重要な資産がわかったのだそうです。
最重要の資産とは。栄養も大事だけれど、それ以上に「人間関係」だそうです。家族と同居していたって、「ばあちゃんの話は古い」とか「同じ話、10回聞いた」などと、聞いてくれない場合も多いそうです。その点、同世代の友達なら、なつかしがって50年前60年前の話ができるし、同じ話を繰り返しても、聞いたほうもすぐに忘れる脳だから、なんどでも。
いっしょに楽しくおしゃべりする人が身近にいるかどうか、高齢者の健康は、このポイント、比重大。
ミサイルママは、私にとって大切な資産、免疫力高める大事なお薬なのでした。犯人暴露くらい、副作用のうちにも入らない。
それで、犯人はね、、、、、。私はすぐにしゃべってしまいたいタイプなので、秘密話はコメントに書かないことをおすすめします。
最近の朝ドラで「スズメの口は羽より軽い」というフレーズが出てきて、よかった、仲間がいて、と思いました。
羽より軽い口とビヤ樽より太い腹を誇るダンサーe-NA、ミサイルママとともに、9月の発表会までセビジャーナス練習、がんばります。
今年の9月の我がサークル発表曲は、スペインのセビジャーナスという曲。先生は「スペインじゃ、街角で子供でもだれでも踊ってる。盆踊りのようなもん」と言うのだけれど。
6拍子のリズムにおいつかないe-Naちゃん、いつものように、ミサイルママの半拍おくれでまねしています。
イメージとしては↓こんな感じ。赤ドレスミサイルママや黄色ドレスク二さんはこの太さだけれど、青ドレス私はこの絵よりも太い。

9月発表会の時には、黒地に緑色模様のスカートで踊ります。この太鼓腹ウエストでも、スカートはゴムだから大丈夫。(っていばっていないで、ダイエットしろって)少々ステップまちがえても、とりあえずスカートひらひらさせていれば、見ている人にはわからない。
9月まで、練習がんばります。
6月中旬に骨折してボルトで骨を固定する手術した夫、整形外科医の診断では、経過は順調だそうで、早くも「外出許可がでたら介護タクシー手配して事務所に戻り、下請けに出す仕事の手配をする」と、段取りをつけています。そのくらい熱心に家族への福祉も図ってきたらよかったのだけれど、私が受けた家族福祉は、映画のパスポート券借りることだけ。7月はじめには、「終活」をテーマにした映画を見にいくつもり。
夫の終活は知らねども、ミサイルママとは「あと10年はいっしょに踊ろうね」と、約束しているんですけれど。
<おわり>