
20221013
ぽかぽか春庭アート散歩>2022アート散歩工芸の美(6)フィン・ユールとデンマークの椅子展 in 東京都美術館
ぽかぽか春庭アート散歩>2022アート散歩工芸の美(6)フィン・ユールとデンマークの椅子展 in 東京都美術館
10月1日、東京都美術館を観覧。都民の日無料公開の日でしたから、大勢の人が集まっていました。13時に整理券をもらって16時に入場。
フィン・ユールを中心にデンマークの工芸デザイナーの作品が椅子やテーブルなど、美しく機能的なデザインが並んでいました。
入場待ちの列から階下を写す。

東京都美術館の口上
デザイン大国として知られるデンマークでは、1940年代から60年代にかけて、歴史に残る優れた家具が生み出されました。デンマークのデザイナーのなかでも、フィン・ユール(1912-1989)は、ひときわ美しい家具をデザインしたことで知られます。優雅な曲線を特徴とするその椅子は、「彫刻のような椅子」とも評されます。
本展は、デンマークの家具デザインの歴史と変遷をたどり、その豊かな作例が誕生した背景を探るとともに、モダンでありながら身体に心地よくなじむフィン・ユールのデザインの魅力に迫る試みです。椅子のデザインにはじまり、理想の空間を具現した自邸の設計や、住居や店舗、オフィスのインテリアデザイン、そしてアイデアを伝えるために描いたみずみずしい水彩画まで、フィン・ユールの幅広い仕事を紹介します。椅子という、あらゆる日常を支える身近な家具にあらためて光を当てる本展が、新しい生活を模索する私たちが快適に生きるためのヒントを見つける機会となれば幸いです。
本展は、デンマークの家具デザインの歴史と変遷をたどり、その豊かな作例が誕生した背景を探るとともに、モダンでありながら身体に心地よくなじむフィン・ユールのデザインの魅力に迫る試みです。椅子のデザインにはじまり、理想の空間を具現した自邸の設計や、住居や店舗、オフィスのインテリアデザイン、そしてアイデアを伝えるために描いたみずみずしい水彩画まで、フィン・ユールの幅広い仕事を紹介します。椅子という、あらゆる日常を支える身近な家具にあらためて光を当てる本展が、新しい生活を模索する私たちが快適に生きるためのヒントを見つける機会となれば幸いです。
写真撮影禁止の展示室もありましたが、原則撮影自由なので、どの椅子もすてきで、どの椅子も記念に撮っておきたくて、迷いました。
フィンユールの部屋の再現

フィンユールデザインの食器

「あ、このデザインの椅子を使っているホテルのロビーに行ったことある」というポピュラーな椅子もあったし、「え~、こんなデザインの椅子、見たことない。座り心地はどうなんだろう」と思うものもありました。














ありがたいことに、第4室に展示されていた椅子は、観客が座ってよい展示です。
観客は、かわるがわる座ってみて、座り心地を楽しんだり「家を新築するときはこんな椅子とテーブルほしいね」と、家族で話していたり。
私と娘も、かわるがわるいくつかの椅子に座ってみました。

娘も「椅子だけの展示なのに、とても楽しめた」と言っていました。無料観覧、よい都民の日になりました。
<おわり>