KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

句会・代々木

2012年08月18日 | 俳句
天気 一時雷雨

朝から雲行きが怪しくなり、出かける昼前に雷雨。でも、短時間で通り過ぎてくれた。
いつもは大久保の俳句会館で開催の勉強句会が、8月は会場の都合で代々木のオリンピック記念青少年センターが会場になる。少し遠いうえにまた雷雨が降りそうな空模様・・参宮橋駅からちょっと歩くので、雨の準備万端で出かけた。結局、雨には遭わず。

今の季節は、立秋過ぎとはいえまだ夏である。俳句では立秋のあとは「秋の季語を」というのが建前。とはいえ、目の前は夏だから夏の季語を使ったからといって間違いでもないし・・
結社誌を読む勉強のあとの句会、さすがに夏の季語は少なかった。
終戦日(終戦忌)やそれにまつわる句が結構多かった。終戦記念日の句は毎年作ることにはしているので、そろそろ材料も苦しくなった。でも、日米開戦の年に生まれたのだから一生この習慣は続けよう、と思っている。

 平成も二十四年目終戦日  KUMI

苦しまぎれに作った句、それでも2人にとっていただけた。
いつになったら終わるのか、この「戦後」という時代。お隣の国々との様々なトラブルを思うと、私の生きている間には戦後は終わらないようだ。

会場は、東京オリンピックの選手村だったところ。そのオリンピックも、もう48年前のことだ。夏休みなので、施設利用者は若者に向けた催しが多くて、眩しい。67年もの間平和を保ってきたことだけは、この国の長所かもしれない。

秋暑し渡れば揺るる歩道橋  KUMI
コメント (4)
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