KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

「目先のこと」

2021年08月18日 | 料理
天気 一時晴のち曇時々雨のち晴

写真は早朝の東北の方角の空。
朝、足が冷たくて目が覚めたらまだ6時前。部屋の外へ出られないので洗濯室へも行けないしラウンジから風景を眺めることも出来ないし、早く起きる必要は全くない。目覚ましは6時20分に鳴るのだし・・と思いつつ起きてしまった。
カーテンを開くと、青空が見えた。今日は少しは晴れるかなあ、と思ったのに日差しが出たのは朝だけで、がっかり。隔離中とはいえ、青空が見えるか見えないかでかなり気分が違う。
昼間は強い雨も降ったようで、空の色が綺麗になって4時過ぎには青空が広がった。


一昨日だったか、ニュースで某首相の話を聞いていたら(顔を見ると気持悪くなるのでなるべく見ない)、「目先のことに対処していくのが私の役目」みたいなことを言っていた。あれまあ、やっぱりこの人は目先のことしか見ていなかったのだ、何ということ。これでは、今起きている「最悪の事態」なぞ想像だにしていなかったに違いない。「最悪の事態」に備えるのがあんたの役目ではなかったの?

目先のこと、と言うのはすぐ先=将来とも言えない近々来る日々のことを指す言葉だと思う。「目先が利く」と言えば先の見通しがきく、とか当面の対処が旨く出来ることになるので、自分の口から「私は目先が利きますので」とは言わない。「彼は目先の利く人だから任せても安心」と言うのが普通。
「私は目先のことを考えるのに精いっぱいで、将来に起きることまではとても手が回りません」が、この某首相の本音なのだろう。結局、目先どころか、目の前に起きていることさえ理解していないのだ。病院へたどりつけないで亡くなる働き盛りの人たちが増えている。今日もまた・・

こんな愚痴を言っても何もならぬ。腹が立っていくばかり。
国民は、それぞれが「自分の目先のことを考えるのに精いっぱい」になっておりますですよ。当面、私は明日の通院の準備を。

独り住む窓を往き来の秋あかね  KUMI
コメント (4)
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