KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

桜耳の猫

2021年08月02日 | 俳句
天気 晴のち曇一時雨

写真は、眼科へ行く途中の跨線橋の空。雲の多い朝で、午後はだんだん曇ってきた。そして、どこかでまたゲリラ雨。そのおこぼれがこちらにも降った。
今日は猛暑日にはならなかったらしいが・・朝のうちに、と眼科へ行き、帰りは10時頃。雨の近い蒸し暑さはピークのような気がした。
途中の学習塾の前のプランター、何色もの日日草が咲いている。ちょっとだけ日蔭になっているので、日傘をたたんでパチリ。毎年ベランダで咲かせていたので、ちょっと哀しい気分にも。


今日は先月の俳句の整理をしたいし、読む本もあるし・・という眼科以外は何も予定のない日だった。
参加している季刊の俳句誌が届く。師を共にする若い(といっても50代)2人の主宰する俳誌で、協力する意味もあり参加している。主宰する二人が別々に会員の出句を選句する、という独特の方法で運営されている。
で、今月の私の出句に 「永き日やベンチの猫の桜耳 KUMI」というのがある。このブログにも出したかも。桜耳の猫の写真、ファイルからすぐに出てきのはこんなもので。


左耳の切れ込みが桜の花びらに見えるから、避妊手術済の猫を「桜耳の猫」と呼ぶようになった。猫の耳の内側はピンクだし。ちょっと解りにくい写真でスミマセン。

二人のうちのNさんは、その句を添削していた。「・・ベンチの猫の耳のいろ」と。あら困った。私としては、避妊手術をしたちょっと哀れな野良猫と、ベンチに並んで日永を持て余している春愁のような気分を出したかったのに・・物知りのNさんなら、通称「猫の桜耳」の意味はご存知かと思ったのに・・。「耳の色」では、作った私(たいした作者ではありませんが)の句意と違ってしまう。でも、メールで抗議するほどの句でもなし。と、ちょっと悩む。

木洩れ日の揺れの眩しき酷暑かな  KUMI
コメント (4)
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