KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

大災害レベルになった

2021年08月12日 | 俳句
天気 曇のち一時雨

隔離暮らしの愚痴云々を言っている場合ではなく、東京は大災害のようにコロナが溢れてきている。沖縄が最悪のようで自衛隊の出動派遣要請が出たそうだ。
自粛疲れ、などと贅沢を言いオリンピックに浮かれている間に(オリンピックを開催したから浮かれたらしいが)、医療資源は枯渇してしまった。もう、コロナで入院するのに、大震災の崩壊現場同様のトリアージ(患者の治療順位選別)が必要となっている。病院にたどりつく前に命がない。
感染せず、生きて食事が出来るだけ有難い・・と思わなくては。

コロナの中等症状Ⅱになると「大抵の人は、それまでに経験したことのない苦しさ」を味わうのだそうだ。それに効く治療薬がないのだから恐ろしいこと。死ぬのが怖い年齢ではないけれど、意気地なしなので今まで体験した、数多くの病気の手術や治療よりも辛いのはゴメンだ。80歳以上はコロナになったら本人が望めば「安楽死」を選べるようにして欲しい。
・・などと、考えてしまうくらい恐ろしい事態になっているようだ。

今までの自粛どころではなく、やはりコロナがすぐ近くに居ての「隔離暮らし」はきつい。感染者の濃厚接触者の介護士全員、防護のマスク・フェイスシールド、ビニールガウン。入所者は自由に館内さえ歩けないので、今日は近所の友人に仏壇の花を頼んだが、玄関へ行って会うことも出来なかった。

食堂でいつも同じテーブルについている、まともに話せるお姉さま二人と、携帯の電話番号を交換していた。情報交換に一日一回くらい電話して・・あまり話さないと、声帯も弱っていく。
介護士は完全防備で、用以外の話はしないし、常勤の看護師も今は色々忙しいらしく、来ても余計な話は出来ないし。
いえいえ、コロナに感染して苦しむことを考えれば、我慢我慢。
でも、体力どんどんなくなるようで・・

夏痩せの余地なき腕のこの細さ   KUMI
コメント (2)
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