KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

天高し

2021年09月28日 | 俳句
天気 曇一時晴

朝、ちらりと雪を少しのせた富士山が見えた。すぐに消えてしまったが・・昨日だったか、甲府の気象台ではっきりと雪の頂上を確認出来たので「初冠雪」にした、とテレビで見た。
歳時記には「富士の初雪」が秋の季語になって載っている。でも、初雪と初冠雪は違うこともある。初雪は、降っても冠雪にはならずに消えてしまうことがあるのだ。今年も、彼岸前の雪は少し積もったもののすぐに消えたので、初冠雪にはならなかったようだ。「初冠雪があった」と決めるのは、甲府市内からの「目測」なのだそうだ。山頂に測候所があった頃の方が正確な情報だったという、皮肉な話。

富士山が白くなると、やっと空も秋めいてくる。でも、台風が近いので空も写真のように、高いところの秋めいた雲と、台風の余波のような重たい低い雲と同居している。

去年の今頃の空。


カリンの木は公園の隅にある。ここへ入居の前、まだ、公園まで楽々と行ける体力があった訳で。
元気な時の自分を思い出すのがだんだん辛くなってくるので、忘れよう。今月末で緊急事態宣言も終るので、来月は散歩くらいは自由に行ける筈。
でも、通院がまた忙しくなるし、せっかくの解除一日目の10月1日は、台風の再接近する日になってしまった。どーせ人生は旨くいかないもの。休日は外も人が多いし、ノーマスクならどれだけ歩けるのか、の「実験」は延期になりそうだ。

もう少し生きやう富士に初冠雪  KUMI
コメント (2)
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