天気 曇のち雨
写真の枝垂桜は、史跡公園の外れのもの。5年前?
昼食にちょっとした春のご馳走が出た。写真を撮り忘れて食べ始めてしまい残念。
ちらし寿司には珍しくイクラと生タラコが入っていて、天婦羅もキスとアスパラなど。蒸し物もお吸い物もいつもよりは華やかで。
でも、今日を花祭、と思っていた人がここですらどれだけ居たやら。
この町は、武蔵国分寺の歴史遺産で生き延びているような所だから(大袈裟過ぎる・・)お寺は無論、花祭を毎年行う。その釈迦生誕の祭に合わせ、市民の花祭も、広い寺院跡の史跡公園周辺で開かれる。今年は2年ぶりにこの前の日曜に開催されたらしい。ちょうど桜も見ごろで、賑わったと思う・・ここからは、元気でないと行けないけれど。
史跡の周り、木の本数はそうたくさんではないが、古木のソメイヨシノやら里桜、枝垂桜など、色々な桜が咲く。下は、本堂横の古木の山桜とその花吹雪。
前のマンションから近かったので、引っ越したばかりの頃は簡単なお弁当を作り、花見はそこで済ませた。今は整備されているが、30年前くらい、講堂跡、とかいう広い芝生の広場の桜が見事で、ちょうど良い所に座れる石が幾つか並んでいた。花見の人も殆どいなかったし、そこに腰を下ろし、ビールを飲んで・・
などとしていたら、その石は、武蔵国分寺の付属建物の礎石だった。知らないとはいえ、ゴメンナサイ。
花祭がお釈迦様の誕生日、と、何%の日本人が知っているのだろう?
クリスマスは盛大な行事になったのに、なぜ花祭は埋もれてしまったのか?多分、お金にならない行事だったから。
乾く間のなくて日暮るる甘茶仏 KUMI