KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

生きるって大変

2023年04月14日 | 俳句
天気 曇がち

今日、見に行こうと思っていた八重桜。写真はコロナ禍の始まった年のもの。昨日、バスの窓から咲いているのがチラと見えた。無論、いつもより1週間以上も早い。


昨日、免疫療法の点滴をしたばかりでは、やはり体調が・・で、出かける元気はなかった。午後は月2回の訪問医の来る日で。すぐに散る花ではないけれど、明日は天気が悪いようだ。
訪問医の診察を受けたら、かえって体調が悪くなった。去年末から替わった訪問医は私には良いドクター、とは言えない。前にも書いた気がするけれど。
私は主な病気が三つあって、肺がんは今、病院で月に1回の治療と検査をしているので、かかりつけ医には診察してもらうことはない。でも、循環器科(心臓)は、年に2回くらいの検査とペースメーカーの定期点検をするだけなので、投薬や病状管理は、かかりつけ医が行うことで病院とも話がついている。そして、イレウスは・・病院では又重度の症状が起きたら救急で来てください、というだけでもう病院との定期的な縁はない。だから、私としては、いちばん訪問医(ここでのかかりつけ医)に相談したい病気だ。膠原病は・・今のところ寒気によるレイノー現象に悩んでいるだけで、肺炎は起きていない。なので、血流を良くするだけのこと、でも、それだって医師が聞いてくれるなら私より知恵があるはず。今日の診察は、
「体調は変わりありませんか」
「はい、あちこち具合の悪い所ばかりで。お聴きしたいことが色々あります」と応えて始まったのだが・・
血圧とか不安定な心拍とかの話をして「血圧が不安定な時は、看護師に話してくださいね」と、聴診器で胸の動きをちと診て・・ベッドに座っている私にもう背中を私に向け、部屋を出ていってしまった。え、お聴きしたいことがある、と伝えたのに・・投薬の確認もあまりしていないし。
イレウスのことを全く話せなかった。退院時に貰った病院の薬のことも訊きたいし・・どうしよう。
思い切ってあとを追い、近くの部屋から出てきたドクターへ「先生、もう一つお願いが・・」
今は、がんよりもイレウスの方が心配なのだ。最近は患部がチクチク痛む。このドクター、入院時のことは全く知らない。無論カルテくらいは見ているだろうが。ともかく、イレウス再発防止のための方策、自分なりにやってはいるけれど・・追いかけて、やっと万一の時の薬は処方してもらえたものの・・言葉のすれ違いがあったり、ひどく疲れた。訪問医なのだから、訪問料も支払っている。病気は一つまでしか診てもらえないの?

そんなことがあり、医師不信に陥っている。日本の医療体制はとても良く機能していて信用もしているけれど、病気の入り口のかかりつけ医が患者に冷たくては、患者は誰を頼ればいいの?施設に話して他のクリニックのドクターに替えてもらうのも手続きが面倒(一つではなく、他のクリニックも入っている)。替えたとしても、そこも信頼に値するかどうかは不明だ。ここへ入る前のかかりつけ医だったクリニックが懐かしい。でも、そこのドクターも引退されたそうだ。
何だか色々考えたら、生きるための努力が面倒になってきた。

(初夏の季語ではあるけれど)
余花残花いのち一つを持て余し  KUMI
コメント (4)
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