天気 曇
カワセミの句を載せたくなったのでカワセミの写真を、と思ったら、同じファイルに花菖蒲が。カワセミとは違う場所の写真だが、なかなか良い写真(?)なので今日のトップにすることとした。気まぐれです。

カワセミはこちら。

今は、この池に水の清浄化のため噴水を作ってしまい、カワセミはあまり来なくなった。この当時は、朝、少し早く散歩に行けば必ず会えた。もっとも、写真にするためには待機時間も必要だったが。
「市の鳥」に指定されてからはこの池ではなく、JRを挟んだ南側の池の方移ってしまったようだ。
さて、鳥の話ではなく、人間のインフルエンザ。このあたりではまだ集団感染はないらしいが、周辺の市の小学校ではかなり増えてきたようだ。いつもならインフルエンザは暑くなれば治まるものなのに。コロナの感染防止で人間が他のウィルスも防いだので、抵抗力がなくなっているらしい。子供と老人は気を付けねば。
いっせいにノーマスクで授業をするようになり、コロナウィルスはもう少なくなっていたが、インフルエンザウィルスが暴れ出した。インフルエンザは、今はタミフルを使えば子供にはさほど怖い病気ではないけれど、高齢者にはとても怖い。ワクチンは打ってあるものの、そろそろ効果も切れる頃。ワクチン打っていても、感染はする。恐ろしく感染力の強いウィルスだ。この施設も今はマスク着用者がごく少数派。でも、私はまだ怖いので、話すときとエレベーターに乗るときはマスクを欠かせない。
夫が通院で抗がん剤治療を始めたばかりの頃、夜遅く高熱を出してしまった。「熱が出たら即、病院へ来てください」と言われていたので、病院へ電話してタクシーで駆け付けた。ER(救急救命室)で夫が点滴をしている間、「ご家族は廊下でお待ちください」と言われて少しほっとして空いているソファに座った。近くの人が変な咳をするのが気になったけれど、そのまま30分くらいそこに座っていただろうか。
「〇〇さん・・」と病室の看護師に呼ばれて立ち上がったら、私が背を向けていたソファの上に貼り紙が・・
「熱のある方はこちらでお待ちください」
って、私が座っていた場所は、患者の席だったのだ。コロナ禍はまだ起きていなかったし、家を出るときにマスクはついつい忘れて、ノーマスクだった。夫は入院になり、その3日後くらいに私は発熱、かかりつけ医の診察はインフルエンザだった。幸い、ワクチンはしていたので38℃以上の熱は出なかったけれど・・
教訓。インフルエンザは簡単に空気感染します。咳き込んでいたERの患者らしき人とは同じソファではなく、密室でもない離れたソファだったにも関わらず感染してしまったのだから。
以後、ERには何度も世話になっていて、行くたびにその時のことを思い出す。夫に感染しなかったのが幸いだった。私がインフルエンザになったことを病院へ報告したら、すぐタミフルを夫にも飲ませたとか。
「コロナは終わった」などとウキウキしている高齢者の皆さん、インフルエンザも怖いですよ、人と接する場所ではまだマスクを忘れずに。(仕方ないので、私は辛いマスクを建物に入るときは欠かしません)
かはせみの魚呑み込んででのち静か KUMI (2005年)
今月から「一日一句」の掲載を中止しています。掲載は中止しても、作ることはやめてはいけないのですが・・どうなることやら。主宰が居なくなり、ちょっと気が緩んでいます。
ということでその日の新しい句ではなく、今までの句で、結社誌に掲載された句・・つまりは、故主宰に選んでいただけた句を掲載します。ですから、今までのような「駄句」はありません。名句、まではいかなくても主宰の選は信じていましたので、納得のいく句のつもりです。「駄句」と言うことは主宰を否定することになりますので。