KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

夜明けの地震速報

2023年05月11日 | 俳句
天気 晴のち曇のち一時雷雨

写真は、昨日通院に付き添ってくれたあーちゃんからの早めの「母の日」プレゼント。小さな可愛いブリザードフラワーで、小さい方が飾りやすいし楽しい。ありがとう。


昨日は免疫療法の点滴日、帰りは夕食時間間際になり、いつものことながら疲れた。でも昨夜も早く寝ることもなく普通の時間に灯を消した。
で、目覚めたのはスマホの緊急地震速報のけたたましい音。うるさい!音が大きければ大きな地震、という訳でもないけれど揺れはあんまり・・とにかく地震よりも警報に驚いて目が覚めてしまった。スマホの時刻を確かめようとしたが、いつもの場所、枕の左上にスマホがない。あれ?あのけたたましい音は何処から?と思ったらスマホは枕の左下にあった。だから、頭を左下に眠っていたので耳元で警報が鳴っていた訳で。寝るときに場所を間違えたのは私いがいに居ない・・筈。
TVで確かめると、震源地が房総半島、震度5強、限りなくわがふるさとに近い。といっても今は甥姪が居るだけで・・私の心配はかえって迷惑になる。
それにまだ4時半にもなっていない、と、二度寝しようとしたがなかなか眠りに付けず、オンボロの家はよく揺れたことなど思い出した。地震の多い地で育ったのに、地震に慣れることはなかった。家が潰れるかも・・という恐怖が子供心には常にあったからかもしれない。

今は、震度5強くらいで潰れる家はあまりない。でも昔、古材で建てたとんでもなく貧しかった家が潰れなかったのは、揺れには強い構造だったのかも。昔の大工の技術は、揺れても壊れないこと・・だったのだろう。

地震の被害は能登より遙かに少なかったものの・・東日本大震災のときを思い出す。あの未曾有の天災のあと、離れた長野でも大地震があった。狭い日本列島、何百キロか離れていても地球規模ではすぐそばになる。しばらくの間、あちこちで揺れる日が多いかも。

声少しひそめて通る青葉闇   KUMI (2008年)
コメント (2)
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