KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

クリスマス・・と言われても

2018年12月25日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

昨日の強い北風が止み、穏やかなクリスマス。
と言われても私には何の関係もないので、今日出会ったクリスマスの写真。スマホでいい加減に撮ったら私の気分のままにいい加減な写真になった。
近所の動物病院の「看板犬」二匹もクリスマスバージョンになっていた。木に綿を付けて作った白い犬はトナカイになっていた。
買い物に行ったスーパーの通路の休憩所のツリー。


という風景を見ただけのクリスマス。華やかな街のイルミネーションも見ないまま終わりそうだ。寂しいこと。
でも私は、クリスマスを祝うよりも釈迦の誕生日を祝って欲しい、と思っているのだから寂しい、と思うのはおかしい。花祭がいつなのか、知っている人って、どのくらい居るのだろう?

少しだけ片付けをした。といっても明日が資源回収日なので不要な紙類をちょっとまとめて捨てる用意をしただけ。色々始めたらキリがなくなるので、少しだけ年末気分を盛り上げてみた。さて、明日は納めの句会と忘年会。ほんとにぎりぎりの日程なのに、10人以上が参加するらしい。来年も参加できるかどうかわからないので、行ってみよう。

夕空を鴉いきいきクリスマス  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝焼け

2018年12月24日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

ぼんやりして歳末らしくない天気が続いていた。今朝は一転して風の冷たさも空気も歳末の感じがして、昨日満月だった月が日の出前の空にくっきりと。
寝坊の私でも、この時期だけは朝焼けを眺めることが出来る。ただ、日の出の方角は高層マンションが建っていて見ることは出来ない。
こんな日は富士山も・・ 朝焼けにピンクに染まることもあるが、ちょっと雲がまとわりついていた。こんな日は、関東の山の向こうは雪になっていることが多い。


このところ、天気もすっきsりしないし家に籠りっきり。ようやく年賀状も出来上がった。
昨日は夫が友人の通夜へ行くので、喪服の支度をしながら年賀状を書いていて、何だか気が滅入ってきた。その友人を私も若い頃からよく知っていたし、年齢は私と同じ。明日は我が身と思うと、年賀状も生きているから書けるのだ、という気持にもなってきて。
さて、歳末らしく少しは片付けと掃除もしなくては・・と、市役所のごみ出しカレンダーを見たら、もう今週で今年はお終いだ。隔週の不燃ごみ・紙ごみは明後日が最後。
結論として、今年もまた、来年に持ち越すものあまた・・となる。
ま、いいか、といつもの諦観が心に育っていく。

生きてゐる証しと思ひ賀状書く  KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の冬至

2018年12月22日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち雨

写真は、昨日の話の撫子の返り咲き。健気に咲いてくれたもの、と思う。
もうひとつ、2ヶ月前から咲き続けているビオラ。


あとはミニシクラメンが咲いているけれど、これは春まで咲き続けるので別の機会に。

もう冬至になってしまった。今日から三連休ということになる。我々には関係ないことながら、水曜に行った歯科の治療の次の予約を月曜に、と思ったら祝日だった。「明日は無理ですよねえ」と念のため聞いてみると、空き時間があった。しめしめ・・ということで、昨日通院出来たので、歯科通院は二度で終わった。
歯が1本、何だかぐらぐらしてきたのだ。診察したら「内側が欠けていますね」と言われた。
でも、土台はしっかりしているから固めれば大丈夫、と。抜くことはしない歯科なのだ。良かった、良かった。・・でも、欠けた歯のかけらはどこへ?無論飲み込んでしまったのだろう。ま、いいか。
私は歯茎が弱いものの、歯は1本が差し歯になっているだけだ。若い頃に通院していた歯科で「抜く医者はダメ、抜かないで治療するのが大事」と言われた。長くかかっている今の歯科は抜かない。近所のうわさでは「下手な医者」なのだそうだ。歯科は近くに何軒もあるから、「技術」は新しい医院の方が高いかもしれない。
でも、「技術が下手」ということは、入れ歯とかインプラントとかの治療をする人だから言えることのように思う。ともかく、これで80歳20本、の理想に近づけた。

一陽来復明るき雨となりにけり KUMI

(一陽来復=陰がきわまって陽がかえってくること、冬至を言う)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄水仙

2018年12月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

この三日、穏やかな暖かい晴天が続き、歳末であることを忘れそうな。

色々あって元気の出ない日続きなんので、少しは元気が出るかも・・と、食料などを毎週配達で取り寄せている中にあった水仙を注文した。
届いたら、あらまあ、という満開状態だった。しかも株の量の多いこと。咲いていく段階を楽しもうと思っていたので期待外れだった。丈が低いので切り花にもならないし。おまけに、株を植えるプランターや鉢が殆ど空いていない。狭いベランダ、プランターをふやす訳にはいかない。やっと、空いている二つの鉢に植えた。
水仙の後のビオラは2ヶ月前の「年金の花」で、今が盛りになっている。その2ヶ月前にもらった撫子(セキチク)は、咲き終わりを切り詰めたら、最近また咲き始めてしまった。
師走というのに、ベランダは花盛り。

言い訳。スマホで撮った写真が、スマホで見るとボケていないのにスマホからこちらへアップしたら何これ、という写真だった。ま、スマホで見る人も居るからいいか。

昨日は、訃報がひとつ。
長く患っていた人なので、そういうこともあるかも、と思ってはいたが、同年齢なので気持ちが塞いだ。だんだん、そんなことも増えていき、今度は自分の番になるのだろう。
ともかく、毎日楽しいことを見つけて生きること。

冬紅葉訃報は同い年の人   KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵野探勝吟行・立川普済寺

2018年12月20日 | 俳句
昨日の吟行句会の話です。この句会、以前は欠かさずに参加していたものの、3年前から色々で参加出来ないことの方が多くなってしまった。今回はお隣の町、しかもよく知っている所なので行かないのは損というものだ。
写真は、歩いた立川市の根川緑道に経つ中村草田男の句碑

    冬の水一枝の影も欺かず

昭和8年に虚子一行は立川市の普済寺を訪れていて、その時に草田男の残した名句。
当時はここはなかったと思うが、根川の水は上流の残堀川の伏流水を汲み上げた清流で散歩道になっている。


何でも映る流れ、昨日は冬麗の青空が美しかった。
という道を辿ってお寺まで。このお寺、平成になってから火事で本堂が全焼してしまい、以前に来たときはまだピカピカの新築だった。裏の庭の紅葉も、まだ新しい木だった。


国宝になっている六角の碑は鎌倉時代のものだという。字を探すのが面倒なので写真で。
この説明文の碑の後に鉄柵の堂があってそこに鎮座してた。虚子一行はその石に彫られた仏を撫でたりしたようだけれど、そんなことを皆がやったら消えてしまうので、お堂を作ったらしい。


お寺の歴史も、戦国時代まで当地を統べていた立川氏が滅亡した跡に建てられたのだそうだ。臨済宗、というこのあたりでは珍しい禅寺だ。お寺からは富士山がよく見えた。富士山は我が家からと同じカタチに見えるから私には珍しくないけれど。
暖かくて、とても歩きやすい日だった。会場も駅から遠い市民会館、歩いた歩いた・・13000歩以上。句はさほど作れなかったものの、10句を出して何とか成果はあった。最近は早く歩くことが出来なくなっているので、元気な人たちに追いついていけない。今や句会の再高齢だから仕方がない。

首塚の上を冬青空深し  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする