KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ああ探しもの

2020年04月20日 | 俳句
天気 雨のち曇

又、天気が一転して昨日よりも10℃近くも下がり、冷たい雨になった。
窓から見下ろす木々が一晩で新緑の色を濃くしていく。桜も葉桜になっているのに、わが家から見下ろすとまだ執拗に散らない花もちらほら。無論、下の通りからは普通の葉桜の木になっている。
雨の中でも、新緑と花水木のコラボは明るくてなかなか良いもの。


書かねばならない書類があって、それに付随して、介護保険証NOが必要になった。
普段使う必要もないので、夫の介護保険の申請をしたとき(結果の出る前に夫は亡くなった)私の保険証も一緒に保管したはず・・なのに、ない。
あちこち心当たりをひっくり返しても出てこない。疲れたのでもう、諦めた。今介護認定状態ではないから、多分急がなくて大丈夫だろう。

そして午後。これはどうしても必要な印鑑登録した印鑑がない。今週、どうしても使わねば・・ということがあるのだ。証明書はもう用意している。でも印鑑が・・いつも保管している場所にない。なぜないの?
この前、使ったばかりなのに・・探すこと30分くらい。最後は、明日は市役所へ紛失&新規登録に行かねば、とまで考えた。
結局、いつものバッグの中に入っていた。先月使ったときから入れっぱなしだったのだ。
疲労困憊。病院の検査で「脳は異常なし、認知症は心配なし」と言われたのは何だったの?

籠るとは蟄居の心地余花の雨  KUMI
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つかの間の青空

2020年04月19日 | 俳句
天気 晴のち曇

大雨のあとの今朝の青空はみごとだった。
経済活動が止まっているので、空気汚染もあまりないのかもしれない。それに、外出自粛しているからか、日曜というのに車が殆ど通らない。静かな町になった。

午前中は洗濯をして、スーパーへ買い物に行って、手を洗う前に、と思いカメラを持ってまた外へ。
花水木と楓の新緑。




そして、昨日の大雨で落ちた八重桜の花屑の山。


駅前だけは買い物客が結構な数。昨日の大雨で出なかった人たちがいっせいに買い物に出たのだろう。開店時間には1階のドラッグストアに大行列が出来るので、そのあとは地下のスーパーもかなり混雑する、と聞いていた。ところが今日は空いているはずの12時近くでもレジに列が出来ていた。
市内にも近接する二つの市にも、感染者が増えてきた。三つの市の合計が30人を越えてしまった。それでも都心や世田谷などに較べれば少ないとはいえ、店員さんは怖いだろうと思う。現金のやりとりが一番恐怖のように思えた。コインにはウィルスが付きやすく消えにくいのだそうだ。現金払いにしていないので私は何とか安心していられる。
でも・・花屋だけが現金以外は取り扱っていない。
「お宅だけ現金なのよねえ」と先日、言ってしまった。でも今日は、仏花を買って支払いが済んだら、アルコール消毒剤をお客の手のひらに振ってくれた。いいことです、スーパーの入り口で帰りには手指を消毒しているけれど今日はその手間が省けた。

と、郊外の町は結構気をつかって暮らしているのに・・今日の吉祥寺の街の通りの映像に驚愕した。普段、私の知っている街の人通りと変わらない。飲食店は夜には営業自粛していても、昼間は開いているようだ。吉祥寺は我が家から電車で20分ほどの場所。これでは感染者が増えるのも当たり前だ。若者のすべて、とは言わないが、もっと自覚しようよ。
昨日のテレビで国の指導者は「国民の命を守るか、命は何万人か犠牲にしても経済を守るか、どちらかを国民に選ばせねば」と言った元知事さんが居た。
私は、死にたくない、というよりも医療関係者を苦しめたくないし、自分も罹患して苦しむのはゴメンだ。都立の基幹病院の院内感染が始まった。他人事ではなく、医療崩壊が始まっている。

てのひらにのせて冷たき花の塵  KUMI
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躑躅(ツツジ)と笑えない笑い話

2020年04月18日 | 俳句
天気 雨のち晴

大雨洪水警報の出るような雨で、夕方近くには上がったものの気象病の私の体調はすぐには回復しない。
昨日のお散歩のヒラドツツジの写真。桜のあと、八重桜も盛りを過ぎて躑躅(ツツジ)が一番綺麗かもしれない。
こんな色の花も見つけた。ミツバツツジの一種のようだが、この色は初めて見た。


昨夜遅く、ネットで見た笑うに笑えない話。
ネットの検索の単語で急上昇していたのが「コロナ鍋」なのだという。
「コロナ鍋 作り方」などと検索している人も居るとか。
飲食店がコロナ禍で閉店、などという記事をスマホでを見て、コロナ鍋を売り物の店が閉店した、と思った人が多かったようで・・「コロナ鍋ってどんな鍋?」と疑問に思った若者(だと思う)がたくさん居たのだ。コロナ禍、が「コロナ鍋」に見えたのだろう。「禍」という字の存在を知らなかったのだ。ということは、「災禍」ということばを知らなかった? 大災害のあとの記事などでよく目にしたと思うけれど・・あ、若者は新聞は読まない。
オバアサンは笑ったあとで背筋が寒くなりましたよ。それでも面白そうなので「コロナ鍋」で私も検索してみた。ありました。
ちゃんと読めていた逞しき若者は、実際に「コロナ鍋とはこういうものですよ」と作ってSNSに掲載していたり。色々あった。食べるに食べられない激辛味の鍋、というのが面白かった。笑いたくない話ながら、やはり笑いにしてしまうのも現代の若者風なのかも。

お家に居よう・・上野動物園の猿も家に籠っていた。


夕方の雨上がり、窓から見下ろすと、通りの向こうの八重桜はかなり傷んで落花もたくさん。
椿の木の周りは落ちた花で赤くなっていた。明日は日曜で管理事務所の掃除のおじさんが来ないから、当分はそのままだろう。

雨上がるあまた椿を打ち落し  KUMI
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一日一楽

2020年04月17日 | 俳句
天気 晴のち曇

今夜からまた、天気が悪くなるのだそうで、午後、まだ日差しのあるうちに近くの市の公園まで行ってみた。公園へ行く手前の小さな公園でこの前、小手毬が咲き始めていたので、そろそろ咲いているかと思って。




先日、フォローしている現役のお医者様のブログに「ネガティブになりがちなこの時期、ポジティブになることも必要、一日に一回でも楽しいことを考える」というようなことが書いてあった。そうそう、普通に暮らせるのなら、一つくらいは楽しいこともあるはず。美味しい、と思った食べ物とか、綺麗、と思った光景とか。
今日は、誰も居ない公園で小手毬を眺めて、しばらく春光を楽しめた。
市の公園は、広いけれど遊具があり、ローラー滑り台などあり、子供がたくさんで何だか入る気がしなくなった。西側には広い芝生の広場があるのに、そんな子供の近くでバスケをしている。そうか、バスケットのボールは土の上でないと弾まないのだ。でも狭い所で何だかウィルスをまき散らしているような・・
公園へは入らずに踵を返した。

今日の楽しい写真。珍種の三色パンダ。上野動物園のツィッターに載っているのを見つけた。


騙されるところだった。泥水に浸かったばかりで茶色くなっただけのこと。

小池知事、ひどく疲れておいでのようで、大丈夫かしらん? 最近は若い人の感染者がどんどん増えていて、老人が如何に自粛を守っているかが解る結果になっている。

ダンクシュート真似て揺るがす花水木  KUMI
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コロナ詐欺まで・・

2020年04月16日 | 俳句
天気 晴のち曇

写真は、昨日撮った石楠花(しゃくなげ)。石楠花は夏の季語になっている。花期が長いとはいえ、最近は咲くのがだんだん早くなった気がする。

夕刊に、コロナ詐欺が横行している、という記事が。高齢者だけではなく助成金振込みとか、弱者に付け込んだ電話やメールがあるのだそうだ。マスクを買えます、などというメールがあったら、ついつい返信してしまいそう。もう、腹が立つ。コロナ疲れに付け込んだ悪知恵、詐欺師の頭の良さに感心するばかりだ。

昨日の陽気が長続きしてくれたら、と思っても空のご機嫌はすぐに崩れる。午後には曇天が広がり、このまま週末は悪天候なのだというからがっかりだ。
午前中、今日も散歩したかったが、銀行とスーパーへ。昨日の年金支給日にはかなり混んだかもしれない銀行も、今日は二人しか並んでいなかった。今月は、支給日のプレゼントの花の鉢はないと、銀行からわざわざ電話がかかってきた。「密」になるのを避ける銀行の配慮。でも、ちょっと寂しい。
たいした買い物ではないが、スーパーへ。いつも空いている昼前後に行くことにしている。スーパーもレジにはラインが引かれて客が密着しないように配慮されていた。それでも、前の人にくっついて並ぶオジイサンが居る。その前に居る女性が厭な顔をして振り向いても気づかない。オジイサンと知ると、注意するつもりになれないのだろう。スーパーで切れるのは大抵オジイサンですから。
私なら注意します、人と話すことのない毎日に飽き飽きしているので。

近所の人に会えば挨拶程度はするものの、買い物で短いことばを交わす以外、誰とも話さない日が何日続いているだろう?今日は近所の人にも会わなかったし・・
会話?したのは、いつものノラだけだった。


近づくとニャアニャア鳴いて足にまとわりつく。
「何もないわよ」「ニャア」「ニャアもウィルスがくっ付いているかもね」「ニャア」
「帰ったらよく手を洗うからね」「ニャア」首筋を撫でてやると「ニャア~ニャア~」
「じゃあね、また明日」「ニャ~ン」
これが、今日の私の会話のすべて。
明日は用があって会う人が居るから、たくさん話すことになりそうだ。話し過ぎないように気をつけなくては。

豆飯の炊けて今年はひとりきり  KUMI
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