KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

日の出の観覧車・そしてワクチン

2021年02月18日 | 俳句
天気 晴 

日の出の見えない建物ながら、その時間には朝日を映して北西方向のビルの窓が輝くのを見ることがある。
今朝ふっと気づいたら、遊園地の観覧車が燃えて見えた。初めて気づいたのだが、こんなに見事な燃え方になるのは、太陽の位置にもよるのだろう。カメラを出してかなりズームにしての撮影。前の家でもビルが燃えたような光景を見ていたが、何とも面白いものの見える部屋だ。
昨日よりも寒い朝だったようだ。屋根が霜で真っ白なのが見えた。

コロナ感染者はちっとも減らないものの、いよいよワクチン接種が始まって少しだけ希望が見えてきた。でも、我々に順番の回ってくるのは4月以後、いつになるか解らないようだ。がっかり。
インフルエンザの予防接種よりも効果が遙かに高くて、95%くらいが接種で発病を防げるのだそうだ。これは魅力的。インフルの予防接種は毎年していて、それでも、2年前には罹ってしまった。夫の闘病中で、夜、体調を悪くした夫を病院の救急へ付き添った時、ERの待合室でうつったらしい。あまり手洗いやらマスクやらを意識しなかった頃のことだ。ただ、タミフルがすぐに効いて重症にはならなかった。
副作用(副反応と言うらしい)があったとしても、ワクチンに副作用は当たり前。命にかかわる副作用は、何十万か何百万に1人の確率だろう。私のようにコロナ罹患=重症化、のリスク持ちは、罹ったら自分が苦しむことも困るが、周囲に迷惑多々。そんな私に関わる病院や施設の人たちのことを思えば、多少の副反応なぞどうでもよい。今まで注射でアナフラキシーを起こしたことはないし。発熱したって、部屋で寝ていればいいだけ。罹患したら入院後は誰にも会えず、コロナ死は葬儀が出来ないから、死後にまで周囲に迷惑がかかる。
接種してもマスクなしの暮らしが戻る訳ではないと解っていても、安心感を持って人に会えるようにはなりそうだ。
ワクチンは、接種しないことのリスクと、接種したことのリスクを、人それそれが天秤にかけてどちらを選ぶか、だろう。考えは人それぞれだから接種しないのを責めるのはおかしい。
でも、痛そうだからイヤ、という理由で接種しない人が居たら下を読んで考え直してください。

昨日、テレビでワクチンの話をしたドクター、とっても解り易かった。注射時の痛みはあるのでしょうか、という質問への答。筋肉注射なので痛くない。(インフルの時の皮下注射の方が瞬間的には痛い・・私の体験)血液検査の採血の時の痛みを考えれば、なんでもない痛み、とのこと。採血の針は太いが筋肉注射の針は細いから、だそうだ。それと、注射は「痛いとか怖い、と思っている人ほど痛みを感じる」と。
はいはい、解ります・・私、子供の頃から注射大嫌い。詳細省略するが、人生初の注射がとっても痛かった。それ以後、何十回、いやもっと、針は刺してきた。点滴もうんざりするほどしたし、血管が細いので採血に泣きそうになったこともあるし、がん細胞を採取する時の痛さも経験しているし(これ、ハンパなく痛いです)・・
そんな経験がフラッシュバックするからか、未だに注射針は痛いもの、怖いもの、と身構える。ただ、我慢することは知っている。
昨日のドクターの話では、子供が注射を怖がるようだったら、スマホで動画でも見せて腕を出せば知らぬ間に終わっている、のだそうだ。私も大嫌いな採血の時は今度から、そうしようかな?スマホを目の前に置いて、猫の動画でも見ながら腕を出して・・

蒼天へ刺さる鉄塔冴返る  KUMI
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使える?マスクサポーター

2021年02月17日 | 俳句
天気 晴 

何だか夜の光景のように写ってしまった、整体治療帰りのお隣駅のホームで特急待ちで暫く停車。午後3時ごろで、いつもなら私立の小学・中学生の下校時間で制服の子供がうじゃうじゃいるのに、今日は入学試験?よく解らないが、誰も居なかった。
折角乗っても一駅だけ。向かいのホームを疾駆していった「あずさ」にまた乗って、遠くへ行きたい・・

今日も北風が強く、高層の建物のある駅前は寒い、寒い。
ぽかぽか陽気の日の外出、というのはなかなか叶わない。禁止令解除まであと4日。大丈夫そうかな、と思ったら、昨日のわが市の感染確認者が6人、と、突然増えた。どこかの施設でクラスターでもあったのだろう。このところ、一人二人、と区内の方よりも何とか少ない日ばかりだったのに・・と考えると、施設の運営会社も慎重になるかも。まさか、当日になって「延長します」はないと思いたい。

使い捨てマスクが残り10枚くらいになったので、急ぐ訳でもないが他の買い物もあり、駅前のドラッグストアに寄ってみた。マスクの隣に、先日テレビで紹介していた「マスクサポーター」が売っていたので、買ってみた。


不織布マスクで動き回っていると、私は息苦しくなって(心臓に器械付けてからのこと)マスクが息で顔に貼りついて余計に不快になる。おまけに、口呼吸になるからか、マスクの中が湿ってきて痒くなる。
2枚で298円、高いのか安いのかは使い心地によって決まると思う。洗えば何度も使えそうだ。
病院へ行くときは、施設のそばからバスなので、ずっとマスクを外せない。「試着」してみたら、なるほど、息は少し楽になる。口紅も落ちないかも・・関係ないけれど。
ただ、喋ると顎のあたりがゴワゴワするのでずれてきそう。大きな口を開けてのお喋りは難しいかも。ドクターの診察の時はマスクの下から外せば良い。
・・試す価値はありそうだ。マスクなしの暮らしが戻る日は、私の元気な間は無理そうだから、少しは楽になれることを考えなくては。

老いたれば膝に鶯餅の粉  KUMI
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虹、余談

2021年02月16日 | 俳句
天気 晴 強風

写真は、姪がレターパックスで送ってくれたひと口チョコレート。小さなハートのチョコが三個ずつ入っていて、ちょっとつまめて楽しい。まずは夫へ供えた。
今日は気温は上がっていたらしいが、強い風が吹き荒れていた。北海道では猛吹雪のようで。地震のあとの東北では寒さと荒天に大変だろう。天候くらいは穏やかであって欲しい。

昨日の二重虹余談。以前、二重の虹(ふたえ、と私は読みたい)は外側と中側の色が反対に並んでいる、と聞いたことがあった。見たことはあっても自分で写真を撮ったことはなかったので、それを確認したことはなかった。今朝、よ~く見たら、あらま、薄い方の虹は外側が青になっている。ほんとに反対の色の並びだった。
こんなことって、世間では皆が知っていたのかしらん?で、理由は・・濃い虹の反射が薄い虹になる、とか。それで色が反対になる?解ったような解らないような。

おまけに、二重の虹のあとに大地震が起きるという言い伝えも。実際に、3年前の北海道の胆振地震は、この虹の翌日だったとか。そうなると、今日、東京近辺に地震が起きる?
やっぱり、幸運の兆し、という言い伝えの方を信じたい。

最近、 私の気に入っているもの。You Tubeの「のら猫チャンネル」。可愛い可愛い、と家で飼われて人間より贅沢して甘やかされている家猫より、逞しいノラの方が見ていて楽しい。時々見ていた家猫の「カワイイ自慢」の動画も、最近は飽きてきて全く見なくなっていた。以前は散歩で猫の写真を随分撮ったので、まだまだファイルを探せばあると思う。今は動画なのかあ、と。6年くらい前の、散歩途中で出会った、いかにもノラノラした猫。

動画はあまり撮ったことがないけれど、私だってYou Tubeくらいはアップ出来るかな? でも、コロナが収束しないとそれも夢のまた夢だ。
などと思い、人さまの撮った、あまり人気のないノラちゃん動画を楽しんでいる。
 
雲一片もう消えてゐる春疾風  KUMI
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大雨のち二重虹

2021年02月15日 | 俳句
天気 大雨のち晴

昼間の大雨が3時半ごろ突然のように晴れてきた。
近所の友人に買い物をお願いしていて、その連絡用に開いていたLINEに「虹が出てる」と。雨で暗いので電灯をつけてレースのカーテンをしていたので、外が見えなかった。慌てて電灯を消してカーテンを開いたら・・北側しか見えないので全半円にはなっていないものの、大きな虹。しかも二重になっている。とりあえずスマホで撮ってから、あ、ここは自分の部屋なのだからカメラ出しても何も言われない、と気づいた。
でも、カメラにはズームが装着したままで、こんな風にしか撮れない。普通レンズはどこにあったっけ? ま、いいか、スマホで撮れたから。



少しは感染者の減ってきたような東京、この虹が良き気配の前触れになってくれるのかしらん?
とにかく、21日までは我慢する。それでも運営会社の方針で禁止令が解けなかったら、身体検査してでも、寄り道しないよう何も持たせないで、人の居ない道を歩かせてもらいたい。40年近く住んだ地元だから人に会わない感染の危険のない道や公園はよく知っている。このまま拘束状態が続いたら、介護不要の人まで介護になってしまう・・という怖れのあることを、専門家も案じている。コロナ自粛で、数年後には要介護の高齢者の増加が予測されている。それを介護する人は・・どんどん減っていくばかり。

望み未だあるらし春の虹二重  KUMI
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夜更けの地震

2021年02月14日 | 俳句
天気 晴

昨日の夕日。たまたま、夕富士を見るつもりでラウンジへ出たら沈む夕日を見られた。とても綺麗だけれど何だか不気味・・と近くの部屋の人と話しながら沈んでしまうまで眺めていた。

昨夜11時過ぎ、そろそろ寝ようかと思い今日最後の点眼薬を準備していたら、スマホがけたたましく警報を。?ほんとに地震が来るの? と思ったあとで揺れ始めた。だんだん強くなっていくのは10年前の東日本と同じ。厭な予感がして消したテレビをまた付ける。さっきまで見ていたテレビ画面、まだ揺れているのに、震源地は福島沖という表示が。10年前とまったく同じ、揺れはいつまでも終らない。終わるまでの時間は、10年前よりは短かった。
布団を被り、ベッドの横にうずくまっていた・・けれど、この部屋、ベッドに居れば落ちてくるものも飛んでくるものもない、と気づいた。ひたすら、タンスの上にある仏壇の中のものが落ちてこないように祈った。花瓶が落ちたら面倒だ。
10年前ほどのことはなく、仏壇の中のものは何も倒れず落ちもせず・・見まわしたら、お雛様だけが横に倒れていた。
震度3くらい? とにかく頑丈な建物であることが解った。以前の家は古いながら耐震性は問題なかったもののよく揺れて、震度3強で本棚からモノが飛んできたり、仏壇の位牌が倒れたり・・義弟の位牌に、その時の傷がある。
朝になって、この辺りは震度4と出ていたけれど、私にはそこまではなかったような・・福島では震度6強だった。新幹線も当分は不通のようだ。
東日本の時の余震なのだという。10年も経ってまだ余震?と人間は思う。でも地球の歴史からしたら10年なんて、塵ほどの時間経過なのだそうだ。又大きな余震が来るかもしれない、という予測だ。夜は困ります。眠っている時の地震は本当に怖い。10年前は、とにかく本震のあとにもあちこちで地震があって、震源地に遠く住んでいても眠れないことがあった。
それにしても、どの部屋からも誰も出てくる気配はなく、静かだった。皆さん、冷静なのですねえ。

今日の昼食は、バレンタインデーということで、少し豪華・・といってもたいしたことはないけれど。


私の好きなオムライス、小さなハンバーグとクリームコロッケ(結構子供趣味なのです)。ブロッコリーとカリフラワーとトマトのサラダ。人参をハートに切ってあるのがご愛敬。
美味しくいただきました。

夜の地震明けてバレンタインデー静か  KUMI
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