KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

バストイレの話

2022年08月21日 | 俳句
天気 曇一時雨

ヤブカラシ。厄介な雑草だが綺麗なので嫌いではない。

昨日、歯科で処方された歯茎の出血を止める薬が、ちょっと強すぎて眠いこと。元々歯茎は弱っているが、出血はテセントリクの副作用の一つで。止まらなくなったので抗生物質を処方してもらった。3日分、でも抗生物質には弱くて歯科のクスリは下痢とか口内炎とか・・
でも、もう点滴で出ている副作用なので、ま、重複するだけのこと。とはいえ眠気は計算外だった。その分、お腹の方はいつもよりおとなしい。

目眩が酷くならないうちに、シャワーを浴びる。クラスターはおさまったものの、まだ各階ごとの往来は禁止しているので、4階のこの浴室、私の専用みたいになっている。


部屋から徒歩8歩。感染騒ぎの前は更衣室を職員の休憩室や物置に使っていた。介助なし入浴で掃除も自分で出来る入所者が少くて、閉鎖していたのだ。私は3階の浴室を使っていた。そこも、使うのは数人だったから、ほぼ好きな時間にシャワーは浴びられた。
無論、湯船を使うこともあるけれど、私は下を向いての作業は目眩を伴うので避けたい。掃除だけ介護士に頼むことも出来るが、週2回と日程を決められてしまう。好きな日にシャワー浴びられるのは有難い。

日本へ来てその設備の良さに外国人の感激するのが、浴室とトイレのようだ。
トイレもこの施設は最新になっているけれど、写真にするほどではない。介護者付きで車椅子使用出来るのでやたら広い。今の私には、部屋の広い方が有難いけれど。

先日行った、眼鏡屋のある隣の駅ビルのデパートのトイレ。たまたま珍しく人の居ない時間があったので。

これが無料で使えるのだから、外国人はびっくりするだろう。無論、シャワートイレで個室の中には乳児を座らせる椅子がある。洗面台の並びにはオムツ替え用ベッドも。
欧米へ行ったら、有料トイレでも日本の駅のトイレくらいならマシ、と思った方がいい。アメリカの空港トイレはドアの下が20cm~30cmくらい空いているから、足が見えたり。
日本ほど良い国はない。コロナの死亡者の極端に少ないのも、私は有難い国、と思っている。でも今日、総理大臣様がコロナに・・
まさか入院なぞになって病院へ迷惑になりませんよう。

藪からし猫の出入りを許す垣  KUMI


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ鎖国

2022年08月20日 | 俳句
天気 晴のち曇

朝の鱗雲めいた空。でもこれ以上青空は拡がらなかった。昨日のようなからりとした晴天は続かないもの。

昨日、土曜は無理かな、と思って歯科ヘ予約電話したら空きがあった。10時過ぎに近所の花でも探しながら少し早めに出てみた。木槿が咲き始めたくらいで何にもない。

と思ったら、コムラサキの小さな花を見つけた。

この花が紫色の実をたわわに付ける頃は、コロナも鎮まっているだろうか・・無理だろう。コロナ鎖国、などというネットの見出しが眼についてしまった。
欧米ではもう、どの国もコロナでの入国規制は全くなくて、自由に旅行出来るらしい。日本(と中国くらい?)はまだまだ観光目的での入国規制が厳しくて、呆れられているそうだ。円安もあって、今、規制を解いたらコロナ前のように観光地は間違いなく潤う。
日本は感染者が世界一多いことになっているが、欧米ではもう、コロナも普通のインフルエンザと同等になっているので感染者なんてとっくにカウントしていない。
元々、風邪の高熱やインフルエンザくらいでは病院へ行かない国が多いらしいから、謂わば野放し状態の国もあるし。

日本の今の医療体制ヘどっと観光客が増え、感染者が増えたらどうします?
と、日本人も考えねば、鎖国のまま国は衰退するのだろうか。感染者の「年齢トリアージ」でもしていかなければ、医療はパンクする。医療従事者にしてみれば、鎖国していても崩壊しそうなのに・・
どうします?岸田さん。あ、夏休みでしたねえ。

木槿咲くだらう明日(あした)もあさつても  KUMI


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく秋が少し

2022年08月19日 | 俳句
天気 晴

朝の雲、少し秋らしい高い空になっていた。猛暑が遠ざかった感じだ。富士山も雲間にうっすらと。
立秋過ぎれば俳句では季語は秋で作るのが正統派。でもねえ、昨今はお盆(盆は秋の季語)過ぎても猛暑が来たり熱帯夜だったりで、秋の季語探すのに苦労する。というか、気分が秋になれない。残暑、秋暑、ばかりの季語でもねえ...という日々だったが今日は風が秋の爽やかさを少し。

午後1時から、先週の検査結果の循環器科の診察日。同じ時間にホームの嘱託医の診察日なので、昼食は病院で摂ることにして早めに家を出た。バスを降りたら日陰の風が爽やかだった。病院へ入る前に、家から徒歩で通院した頃よく寄った病院脇の「亀の池」に行ってみた。
暑いせいか、あまり亀の姿はなく、プラタナスの大樹の蝉時雨が凄かった。

久々の外の空気にゆっくりし過ぎ、慌ただしくカフェで食事。

まだ昼休み時間、循環器科のある2階の廊下から1階の吹き抜けを見下ろす。ここからの窓の風景が好き。
無論、写真撮ってるのを見つかったら職員に咎められる。でも、個人の判別がつかなければいいでしょ。怒られたらすぐ削除します。

コロナ前は待ち合いのソファはもっと
密に並べてあった。昼休みの無人のソファが見下ろすと面白い模様だ。
空間が贅沢に見えるが、万一の災害の時は拠点病院になるので簡易ベッドがたくさん置けるようになっている、とか。そんなことが起きませんように。

検査結果は、詳細を書くほどには心臓の動きに変化なし。息切れの進むのは肺の機能低下も関係するかも、と。膠原病もあるし、心臓が動いてくれている間はペースメーカーと一緒に頑張りましょ。

病院のドアを開けば蝉時雨  KUMI


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

免疫療法再開

2022年08月18日 | 俳句
昨日の話です。
書いたら途中で名文?消してしまい、やる気うせていますが。
あまりにも痩せすぎたので、1ケ月治療お休みし体調回復させたかったのに、その効果もなく。でも昨日は3月以来のCT検査もあるので治療の効果も見えるはず。レントゲンでは毎月確認していたがCTの方がより確実に見えるらしい。
結果、かなり病巣は小さくなっているし、1ケ月延期でも悪化はしていないようだ。
ともあれ、今回は再開することにした。口内炎もお腹の具合も完治はしていないけど、完治を待ったらがんの方が元気を取り戻すかもしれない。

化学療法室は拡張工事のため、今月から当分、病院の中央にあるホールが臨時の治療室になった。
何だか野戦病院めいている。


さて今日は、抗がん剤ではないが化学療法の一つ、免疫療法について少し書こうと思った。それも書き始めが消えてしまった。いままでにも書いたことだが、私の肺がん(肺腺がんの一つ)はステージ2・リンパ転移もないらしかったので普通なら手術で完治出来る。でも心臓が....状態。ペースメーカーの上、膠原病まで患っている。で、ドクターストップ。手術成功心臓止まった、では何にもならないので、最後の手段の免疫療法のテセントリク、というのを使うことになった。その前に一回だけ肺がんの抗がん剤を試したが、とてもキツすぎて高齢者にはムリだった。
何年か前は治験を募集していた薬なので、新しいし何処の病院でも使える、という訳でもないようだ。試してみたら、私には効果が出た。但し、副作用は結構出る。副作用について、使っている人の立場の話が余り見つからなかった。なので私のような高齢者の体験でもお役に立つかしらん?と思った。無論、副作用は人それぞれ。全く出ない人も居るようだ。でもこの薬の最大の利点は、脱毛がないこと。抗がん剤の脱毛経験者としては、二度と経験したくない。

点滴の薬の量は体重により違うので、超痩せ過ぎの私の点滴時間は参考にならないはず。その点滴中から目眩もちの私でも目眩が強くなる。起き上がる時、要注意。翌日から1週間くらいは微熱と頭痛の出ることが。これがコロナ時代にはとても困る。私のように施設にいると、副作用、と言っても念のため、なんて騒ぎになるので、処方されているカロナールを早めに飲む。発熱は2~数日間。
一番困るのは下痢。治療の1回目2回目くらいは数日でおさまったものの、回を重ねると次第に症状の悪い期間が長くなり、食べても食べても痩せる状態が続いた。腹痛はあまりない。おおよそ午前中におさまるものの、外出に困る。
口内炎と味蕾・味覚障害。最初の回では数日で回復したがこれも、だんだん長く続くようになった。6月以来、きれいに治った日はない。といっても酷い時期と軽い時期があるので我慢の限界は越えない。

その他、動悸息切れ、などもあるようだが私は元々心不全の症状で息切れ状態、なので副作用かどうか不明。湿疹も出来やすくなったが、これも本来のアレルギー体質で不明。

ともかく、痩せても命あって歩ける今があるのはテセントリクのおかげです。

(註)私は自分もがん体験者、夫をがんで亡くし夫の家族・自分の両親兄姉、がんで亡くしています。がん、というおどろおどろしい漢字を見るだけで気分が落ち込みます。病ダレの中に山ほど腫瘍が出来る、と想像させる字、この世から放逐して欲しいと思っています。この事、このブログに何度も書きましたわがまま、お許しを。

我を待つ池畔のベンチ秋めきぬ  KUMI






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑日の終い?

2022年08月16日 | 俳句
天気 晴 35℃

今日が最後の猛暑日かもしれぬ、という空。東京はそろそろ終わるかもしれないが、まだまだ埼玉や群馬の残暑は続きそうだ。
昨日、買い物から帰ってマスク外そうとしたら眼鏡の弦に引っ掛かっていてなかなか外れない。何で?と力いっぱい引っ張ったら眼鏡ごと床へ落ちた。あら大変、と屈んで拾って見ると弦が歪んでいる。
実は、こういうときのため、先月、もう1個作った。最近は右目の緑内障の視野狭窄が進み、外歩きの時の足元が要注意。ことにマスクして階段降りる時が怖い。なので、乱視のひどい私にはこの眼鏡が必需品だ。
先月、整体治療の帰路にとなり駅の駅ビル内のいつもの眼鏡屋に注文したままだ。コロナ感染が急拡大して、怖くなり整体治療は中断のまま。

久々に隣駅まで電車に乗った。違う風景が見られる、というか向日葵に出会えた。

サフランモドキ

サフランよりも大きくて綺麗なのに。

街を歩くだけで感染はしないだろう。
ともかくちっとも減らない感染者。

眼鏡屋だけで何処へも寄らなかった。

向日葵に覗かれはがき投函す  KUMI

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする