天気 一時晴のち一時雨
写真は、大分前のもの。揚羽が可哀そうなくらいぼろぼろだったのを覚えている。
昨日の話。
私は、去年から要介護の下の「要支援1」に認定されている。介護付き有料老人ホームに居るのだから五体どこも支障なし、ということはない。心臓にはペースメーカー植え込みの障害者だし、残っている心臓機能も心不全と診断されている。難病認定は受けていないが膠原病という治らぬ進行性の病気持ち。他の病気色々は介護認定の対象ではないけれど、とにかく暮す上での不自由はあるのだから最低の認定でも、少しは安心できる。ここでは介護は不要だが、私のいちばん苦手な居室の掃除を週一回、してくれる。苦手の原因は下を向いて作業すると目眩に襲われるので。
要介護度は、人によって進行や改善があるので毎年実地調査をする。
昨日、市役所の担当の人が来た。認知症の調査もあるから、今日の日にちから生年月日から、細かく色々訊かれる。昨日は私の部屋で面接したが、去年は1階の応接室だった。「今日は何日何曜日ですか」という最初の質問の「はい、〇月〇日〇曜日です」と自信を持って答えた。実は、部屋で確認してから出て来たので間違う訳がない。
と自信があったのに面接を終わって部屋へ帰ってカレンダーを見たら、一日ずれていた。うわ、認知症の始まりかあ・・とぞっとしたものだ。それから1年。相変わらず日にちは毎日確認しても覚えない日がある。で、昨日は・・幸いなことに通院の翌日だったのでまだ覚えていた。病院の通院日だけは大事な日だから頭に残っているのだ。そして毎月、水曜日と決まっている。その通院の翌日だから「はい、9月22日木曜です」と、今年は本当に自信があった。
日にちをしっかり覚えられなくなったのはいつからだろう?夫に注意されていたくらいだから、もう10年にはなりそうだ。
危ない、危ない。
要介護の可否は、歩行出来るかどうかが大きく関わっている。とにかく、足の機能が重視されるようだ。私は足だけは丈夫。生涯自分の足で歩きたいので、目眩のひどい日でも足と股関節の簡単なストレッチは欠かさない。心臓が弱っているのでもう、長時間歩くことは出来ないしその必要もないから、筋肉を鍛えるのは諦めた。重要なのは転倒しないことと段差で躓かないこと。私は右眼の視野狭窄が大分進んでいるので、外へ出たら段差の見極めが出来ていないかもしれない、という恐怖がある。そのためには、躓かないよう、バランスの良い歩行が必要。
ということで、太極拳の先生が繰り返していた「股関節が大事」を思い、股関節のストレッチも欠かさない。You tubeに見本の老人向けストレッチがあった。太極拳の先生に教わったことと重なる運動が多い。
そんな努力をしているから、要介護の可否の審査では、足腰は全く問題にならない。「椅子に掴まって片足になってみてください」と言われて・・困った、目眩はひどくても椅子に掴まる必要、全くないし。
「無理をしている訳ではなく、椅子は全く必要ないのですみません」と片足になった。よく、無理して良いところを見せて介護認定度を下げてしまう人がいるらしい。逆の、詐欺まがいの人も居るらしいが。
そんな昨日の結果は?この1年で体力は確実に衰えているけれど・・ もしかしたらゼロの認定になる?少なくとも去年と同じ要支援1でいい、ゼロになるとに入居費用がかなり上がるらしいので。
台風近し耳鳴りに耐えをれば KUMI