新型コロナウイルス対策のため不用不急の外出自粛です
緊急事態宣言は解除になりましたが
まだまだ緊張感を持って行動しましょう。
では・・・
弥津地区は、東御市役所の北東約3kmのところ
上信越自動車道東部湯の丸インターチェンジの北側に当たります
目印は、西宮の歌舞伎舞台です
まずは西宮の歌舞伎舞台を見に行きます
弥津健事神社本殿東側の境内入口に車を止めさせて頂きました
西宮の歌舞伎舞台のある弥津健事神社が鎮座します
弥津健事神社です、説明版が有ります
西宮の歌舞伎舞台
長野県有形民俗文化財
昭和57年8月16日指定
弥津健事神社境内に建つこの舞台は、
記録により文化13年(1816)の
建立で、回しのある舞台で現在でも使
用できる舞台では、日本最古といわれ
ている。
間口8間、奥行4,5間の寄棟造木
造平屋建茅葺き。床に直径3間の回し
とセリ上ゲが三か所がある。
舞台の装置にはセリ分ケ・セリ出シ
・田楽返しなどがある。
地元では「舞台見るなら西宮へ、芝
居見るなら東町へ」と言い伝えられて
いる。
東御市教育委員会
参道正面には拝殿です
参道左側の境内端に歌舞伎舞台です、戸が閉まっているので回シなどを見る事はできませんでした
説明版です
西宮の歌舞伎舞台
長野県有形民俗文化財
(昭和57年8月16日指定)
この歌舞伎舞台(まわし舞台)は、
西宮の田畑家にのこっている文書によ
ると、文化13年(1816年)に造
られたことがはっきりとしている。ま
わしのない舞台では、この舞台より古
いものが報告されているが、まわしの
ある舞台で今も使用できる舞台として
は日本で最も古い舞台であるといわれ
ている。
この舞台の構造は、桁行8間、梁間
4間半、後方4間に1間の下屋がつき、
建坪は約40坪、屋根は寄棟造茅葺き
(現在はトタン葺き)崖づくり、床高
は前面桟敷から2,64尺、奈落で7
尺、柱高10、9尺、舞台は総板張り、
奈落は土間となっている。
・舞台は大臣柱の間が4間、まわしは
直径3間。
・回り舞台は二条の溝がきざまれてお
り、この溝と舞台の溝とを一致させ、
せりわけ・せり出しによって二重舞
台を動かす。
・せりあげ・せりさげは舞台の前面に
三か所あり、人力によって操作され
た。
・高座・下座は建物の中にとりこみ、
窓を斜めに張り出している。
この舞台の構造は、江戸の歌舞伎舞
台の構造に近い。江戸では大臣柱が宝
暦の頃(1751~1764年)には
なくなっているが、この舞台には現存
しているなど、演劇史上からも貴重で
ある。
歌舞伎は、ごく近年まで、村の人た
ちによって演じられ、例祭とか、秋の
豊年祝などに舞台があり、娯楽の少な
かった当時の村人たちとの生活と密着
していたものと思われる。
長野県教育委員会
東御市教育委員会
拝殿前に大きな水盤です
拝殿です
本殿です
本殿東側に並ぶ境内社(祠)には立派な石の鳥居が有ります
多くの祠が並びます
では、宮ノ入りのカヤへ行きましょう、弥津健事神社から真っ直ぐに登って行きます
水神宮の鳥居が有ります、この手前に車を止めさせて頂きました
少し戻って道路からカヤを見ました
道路脇に入口が有ります、標柱が立っています
説明版です
長野県天然記念物
宮ノ入のカヤ(榧)
昭和40年4月30日指定
カヤ(榧)は、イチイ科カヤ属の
常緑針葉樹で、高木になる(21世
紀に入って分子系統解析が進んだ結
果、イヌガヤ科カヤ属と表記される
ことも多くなった)。雌雄異株で、
4~5月にかけて開花するが、種子
が紫褐色に熟するのは、花の咲いた
翌年の秋である。山野に自生するが、
群落を作ることは少ない。
このカヤは、雌株で、地上1,3
mにおける幹の周囲は、約6,5m、
樹高は13mほどになる。樹勢も旺
盛で、枝張りも美しく、地上2mぐ
らいのところから多数の太い枝を四
方八方に伸ばしているため、樹冠面
積は230㎡におよび、やや平たい
美しい円錐形の樹形を形造っている。
カヤの単木としては、我国有数の巨
樹で、長野県内では最も太いカヤの
大木である。
弥津氏居館の庭木であったと言い
伝えられることから、樹齢は四百年
以上と推定される。また、種子が鈴
状であることから、「弘法大師から
賜った鈴から芽生えた木」との伝承
もあり、地元では、「カヤノ木様」
と呼んで霊木として大切にしている。
長野県教育委員会
カヤに行きましょう
農具小屋の南側斜面に立っています
カヤの枝下に石碑が有ります
県天然記念物 宮の入のカヤ
昭和40年4月30日指定
カヤノキ(イチイ科)雌雄異株
で東北地方中部を北限として全国
に分布、本県には数本の巨木が知
られている、この樹は樹幹の美し
い雌株で、わが国でも有数の巨樹
である。弥津氏居館の庭木であっ
たと言い伝えられ、この木の樹齢
600年以上と推定され、目通り
幹まわり6,5m、樹高約35m、
枝張約40m。
保存の要件 この樹を損傷しな
いこと、また、損傷の原因となる
行為を避けること。
枝下の幹を見ました(北東側)
北西側から幹を見ました
南東側から幹を見ました
南東側から樹を見ました
南側から見ました
南からは幹が見えませんね~
天然記念物境界石が並んでいます
では、次へ行きましょう
緊急事態宣言は解除になりましたが
まだまだ緊張感を持って行動しましょう。
では・・・
弥津地区は、東御市役所の北東約3kmのところ
上信越自動車道東部湯の丸インターチェンジの北側に当たります
目印は、西宮の歌舞伎舞台です
まずは西宮の歌舞伎舞台を見に行きます
弥津健事神社本殿東側の境内入口に車を止めさせて頂きました
西宮の歌舞伎舞台のある弥津健事神社が鎮座します
弥津健事神社です、説明版が有ります
西宮の歌舞伎舞台
長野県有形民俗文化財
昭和57年8月16日指定
弥津健事神社境内に建つこの舞台は、
記録により文化13年(1816)の
建立で、回しのある舞台で現在でも使
用できる舞台では、日本最古といわれ
ている。
間口8間、奥行4,5間の寄棟造木
造平屋建茅葺き。床に直径3間の回し
とセリ上ゲが三か所がある。
舞台の装置にはセリ分ケ・セリ出シ
・田楽返しなどがある。
地元では「舞台見るなら西宮へ、芝
居見るなら東町へ」と言い伝えられて
いる。
東御市教育委員会
参道正面には拝殿です
参道左側の境内端に歌舞伎舞台です、戸が閉まっているので回シなどを見る事はできませんでした
説明版です
西宮の歌舞伎舞台
長野県有形民俗文化財
(昭和57年8月16日指定)
この歌舞伎舞台(まわし舞台)は、
西宮の田畑家にのこっている文書によ
ると、文化13年(1816年)に造
られたことがはっきりとしている。ま
わしのない舞台では、この舞台より古
いものが報告されているが、まわしの
ある舞台で今も使用できる舞台として
は日本で最も古い舞台であるといわれ
ている。
この舞台の構造は、桁行8間、梁間
4間半、後方4間に1間の下屋がつき、
建坪は約40坪、屋根は寄棟造茅葺き
(現在はトタン葺き)崖づくり、床高
は前面桟敷から2,64尺、奈落で7
尺、柱高10、9尺、舞台は総板張り、
奈落は土間となっている。
・舞台は大臣柱の間が4間、まわしは
直径3間。
・回り舞台は二条の溝がきざまれてお
り、この溝と舞台の溝とを一致させ、
せりわけ・せり出しによって二重舞
台を動かす。
・せりあげ・せりさげは舞台の前面に
三か所あり、人力によって操作され
た。
・高座・下座は建物の中にとりこみ、
窓を斜めに張り出している。
この舞台の構造は、江戸の歌舞伎舞
台の構造に近い。江戸では大臣柱が宝
暦の頃(1751~1764年)には
なくなっているが、この舞台には現存
しているなど、演劇史上からも貴重で
ある。
歌舞伎は、ごく近年まで、村の人た
ちによって演じられ、例祭とか、秋の
豊年祝などに舞台があり、娯楽の少な
かった当時の村人たちとの生活と密着
していたものと思われる。
長野県教育委員会
東御市教育委員会
拝殿前に大きな水盤です
拝殿です
本殿です
本殿東側に並ぶ境内社(祠)には立派な石の鳥居が有ります
多くの祠が並びます
では、宮ノ入りのカヤへ行きましょう、弥津健事神社から真っ直ぐに登って行きます
水神宮の鳥居が有ります、この手前に車を止めさせて頂きました
少し戻って道路からカヤを見ました
道路脇に入口が有ります、標柱が立っています
説明版です
長野県天然記念物
宮ノ入のカヤ(榧)
昭和40年4月30日指定
カヤ(榧)は、イチイ科カヤ属の
常緑針葉樹で、高木になる(21世
紀に入って分子系統解析が進んだ結
果、イヌガヤ科カヤ属と表記される
ことも多くなった)。雌雄異株で、
4~5月にかけて開花するが、種子
が紫褐色に熟するのは、花の咲いた
翌年の秋である。山野に自生するが、
群落を作ることは少ない。
このカヤは、雌株で、地上1,3
mにおける幹の周囲は、約6,5m、
樹高は13mほどになる。樹勢も旺
盛で、枝張りも美しく、地上2mぐ
らいのところから多数の太い枝を四
方八方に伸ばしているため、樹冠面
積は230㎡におよび、やや平たい
美しい円錐形の樹形を形造っている。
カヤの単木としては、我国有数の巨
樹で、長野県内では最も太いカヤの
大木である。
弥津氏居館の庭木であったと言い
伝えられることから、樹齢は四百年
以上と推定される。また、種子が鈴
状であることから、「弘法大師から
賜った鈴から芽生えた木」との伝承
もあり、地元では、「カヤノ木様」
と呼んで霊木として大切にしている。
長野県教育委員会
カヤに行きましょう
農具小屋の南側斜面に立っています
カヤの枝下に石碑が有ります
県天然記念物 宮の入のカヤ
昭和40年4月30日指定
カヤノキ(イチイ科)雌雄異株
で東北地方中部を北限として全国
に分布、本県には数本の巨木が知
られている、この樹は樹幹の美し
い雌株で、わが国でも有数の巨樹
である。弥津氏居館の庭木であっ
たと言い伝えられ、この木の樹齢
600年以上と推定され、目通り
幹まわり6,5m、樹高約35m、
枝張約40m。
保存の要件 この樹を損傷しな
いこと、また、損傷の原因となる
行為を避けること。
枝下の幹を見ました(北東側)
北西側から幹を見ました
南東側から幹を見ました
南東側から樹を見ました
南側から見ました
南からは幹が見えませんね~
天然記念物境界石が並んでいます
では、次へ行きましょう