山寺区上村町は、伊那市役所の北約3kmのところ
国道153号線を北へ、山寺信号を北西側へ入ります
JR飯田線いなきた駅の南側の踏切りを越えて道なりに進みます
河岸段丘の坂道を登り始めて間もなくを右(北)へ細い道を入ります
県立伊那北高等学校の下の段です、道なりに進むと
神社の幟の支柱が見えて来ました
山寺の白山社八幡社相殿が南東向の参道で鎮座します
社務所前に車を止めさせて頂きました
参道入口です
白山社八幡社相殿です
水盤です
鳥居です
まほら伊那説明版です
やきもち踊り
「やきもち踊り」とは、ここ
山寺区上村、白山社八幡社合殿
の例祭で行なわれる踊りの通称
です。しかし、今ではこの神社
のお祭りの呼び名が「やきもち
踊り」として有名になってしま
いました。江戸時代の中頃、お
伊勢参りに行った人たちが習い
覚えてきて、踊ったのが始まり
とされています。昔は4月15
日に行われましたが、現在は4
月15日に一番近い日曜日に行
われます。
祭りは例祭の八日前の「しめ
縄作り」から始まり、続いて翌
日に「当屋祭」が行なわれます
。当屋祭は濁酒の仕込みを行い
、肴の「カジカ(今はイワナ)
」を焼き、煙草に火をつける火
縄を用意したりします。昔は当
屋になる家に諸条件がありまし
たが今では山寺区7町が交代で
受け、町総代が当屋をつとめま
す。「例祭」当日は、境内にゴ
ザを広げて羽織り、袴、白足袋
姿の男衆が座り、しきたりにの
っとり今年の当屋に提灯が渡さ
れる「引継式」をまず行います
。続いて前踊、中踊、後踊と足
を振り上げユーモラスに踊が行
なわれます。その三段の踊の間
は、酒盛りをしたり煙草を呑ん
だり艶話をしたりとのんびりし
ていますが、後踊が終わった途
端、先を争ってその場から逃げ
出します。逃げ遅れると疫病に
かかるとの言い伝えがあるため
で男衆の表情は真剣そのもの、
それがまた笑いを誘います。
「やきもち踊り」の通称は謡
の一番「焼餅がはらんで・・」
から来た、また遅れた人が「厄
を持つ」から来たと言われます
。
このお祭りは長野県無形文化
財民族資料に指定されています
。
正面石段の上に拝殿です
本殿覆い屋です
本殿左手には境内社の祠がマンションの様に並んでいます
石段右手に目的のケヤキの巨木です
文化財標柱です
説明版です
山寺の白山社八幡社合殿のケヤキ
指定 伊那市 天然記念物 植物
平成12年3月15日指定
所在地 伊那市山寺区上村町2017番地
所有者 白山社八幡社合殿
推定樹齢800年、樹高22
m、目通り幹囲9,80m。
長野県天然記念物の「木下の
ケヤキ」に次ぐ巨樹で、特に幹
に大きな瘤が沢山あり他に比類
のない樹形を持っています。
このケヤキは、当神社の中心
神木であり、長野県無形民俗文
化財である「やきもち踊り」は
この樹の下で、250年間も長
く、大切に継承されてきました
。地域の人々にとっては、歴史
性のある、また心のふるさとと
なる愛着の深い樹です。
明治10年頃の報告資料に基
づく「長野県町村誌」の当神社
の項に、「社地中に槻の老樹あ
り、周二丈二尺、高さ凡そ二十
五間許、遙に雲表に秀づ一樹な
り」とあり、早くから注目され
ていた貴重な樹木です。
この樹は昭和27年の居久根
館の火災、昭和57年頃の台風
、さらに落雷、花火などで損傷
しましたが、樹勢が復活してき
ています。
樹の洞穴には、フクロウの産
卵があり、貴重な存在でもあり
ます。
南側から
北側から
北西側から見ました
本殿北側の境内社です
本殿裏側(西側)にも大きな樹冠が見えているので見に行きましょう
社務所右手道路から裏山への入り口です
二本の若いケヤキの大木です
まだまだ大きく成りそうですね
では、次へ行きましょう
国道153号線を北へ、山寺信号を北西側へ入ります
JR飯田線いなきた駅の南側の踏切りを越えて道なりに進みます
河岸段丘の坂道を登り始めて間もなくを右(北)へ細い道を入ります
県立伊那北高等学校の下の段です、道なりに進むと
神社の幟の支柱が見えて来ました
山寺の白山社八幡社相殿が南東向の参道で鎮座します
社務所前に車を止めさせて頂きました
参道入口です
白山社八幡社相殿です
水盤です
鳥居です
まほら伊那説明版です
やきもち踊り
「やきもち踊り」とは、ここ
山寺区上村、白山社八幡社合殿
の例祭で行なわれる踊りの通称
です。しかし、今ではこの神社
のお祭りの呼び名が「やきもち
踊り」として有名になってしま
いました。江戸時代の中頃、お
伊勢参りに行った人たちが習い
覚えてきて、踊ったのが始まり
とされています。昔は4月15
日に行われましたが、現在は4
月15日に一番近い日曜日に行
われます。
祭りは例祭の八日前の「しめ
縄作り」から始まり、続いて翌
日に「当屋祭」が行なわれます
。当屋祭は濁酒の仕込みを行い
、肴の「カジカ(今はイワナ)
」を焼き、煙草に火をつける火
縄を用意したりします。昔は当
屋になる家に諸条件がありまし
たが今では山寺区7町が交代で
受け、町総代が当屋をつとめま
す。「例祭」当日は、境内にゴ
ザを広げて羽織り、袴、白足袋
姿の男衆が座り、しきたりにの
っとり今年の当屋に提灯が渡さ
れる「引継式」をまず行います
。続いて前踊、中踊、後踊と足
を振り上げユーモラスに踊が行
なわれます。その三段の踊の間
は、酒盛りをしたり煙草を呑ん
だり艶話をしたりとのんびりし
ていますが、後踊が終わった途
端、先を争ってその場から逃げ
出します。逃げ遅れると疫病に
かかるとの言い伝えがあるため
で男衆の表情は真剣そのもの、
それがまた笑いを誘います。
「やきもち踊り」の通称は謡
の一番「焼餅がはらんで・・」
から来た、また遅れた人が「厄
を持つ」から来たと言われます
。
このお祭りは長野県無形文化
財民族資料に指定されています
。
正面石段の上に拝殿です
本殿覆い屋です
本殿左手には境内社の祠がマンションの様に並んでいます
石段右手に目的のケヤキの巨木です
文化財標柱です
説明版です
山寺の白山社八幡社合殿のケヤキ
指定 伊那市 天然記念物 植物
平成12年3月15日指定
所在地 伊那市山寺区上村町2017番地
所有者 白山社八幡社合殿
推定樹齢800年、樹高22
m、目通り幹囲9,80m。
長野県天然記念物の「木下の
ケヤキ」に次ぐ巨樹で、特に幹
に大きな瘤が沢山あり他に比類
のない樹形を持っています。
このケヤキは、当神社の中心
神木であり、長野県無形民俗文
化財である「やきもち踊り」は
この樹の下で、250年間も長
く、大切に継承されてきました
。地域の人々にとっては、歴史
性のある、また心のふるさとと
なる愛着の深い樹です。
明治10年頃の報告資料に基
づく「長野県町村誌」の当神社
の項に、「社地中に槻の老樹あ
り、周二丈二尺、高さ凡そ二十
五間許、遙に雲表に秀づ一樹な
り」とあり、早くから注目され
ていた貴重な樹木です。
この樹は昭和27年の居久根
館の火災、昭和57年頃の台風
、さらに落雷、花火などで損傷
しましたが、樹勢が復活してき
ています。
樹の洞穴には、フクロウの産
卵があり、貴重な存在でもあり
ます。
南側から
北側から
北西側から見ました
本殿北側の境内社です
本殿裏側(西側)にも大きな樹冠が見えているので見に行きましょう
社務所右手道路から裏山への入り口です
二本の若いケヤキの大木です
まだまだ大きく成りそうですね
では、次へ行きましょう