砂場地区は、糸魚川市役所の東南東約11kmのところ
糸魚川市役所の北側の県道222号線を東へ、約3.5kmで国道8号線バイパスに合流し右(東)へ
約1.8km立壁信号で右(南西)へ、県道270号線です、道成りに約9.8km進みます
車窓には火打山と焼岳が迫って来ます
県道の右側に「砂場⇒入口」の案内板が有りますので、右(南西)へ入ります、間も無く早川を東西橋で渡って
約800m坂道を登って行くと右手の広場に目的のイチョウが見えました
広い善正寺跡です、境内入口に車を止めさせて頂きました
道路沿いには納骨堂のようです
東側からイチョウを見ました
広場の中ほどに大きな石碑です
説明版です
善正寺跡地
善正寺の歴史
「砂場の善正寺さん」と近郷の御門徒に親しまれてきた上宮山善正寺は、その縁起によれば、文暦元年(1234年)に僧教俊が錫杖をこの地に止め、上宮山宝寿院という真言密教のの精舎を開いたことに始まる。
その後、天文・弘治の頃(1550年頃)春日山城主上杉謙信とその子景勝の家臣薗田治郎成家の孫、成忠が出家して善正坊と号し、一向専修の行者となる。
元亀から天正年代の石山戦(1570~80年)に参戦し、織田軍勢と戦った善正坊は、本願寺第11世顕如上人の法弟となり、直ちに浄土真宗に改宗し、帰国後、旧西山小学校跡地脇に堂宇を建立、これを善正寺とし、中興改宗の第1世となった。
善正寺第8世釈祐清の代、元禄3年(1690年)から10年の歳月を費やし、堂宇をこの場所に移し再建した。
第12世釈亮清の代、京都二條家の仲院利子姫のお輿入れに伴い、寛政10年(1798年)に二條殿の祈願所となり、寺紋は下がり藤二條家紋となった。
元禄の再建後約300年間、善正寺の本堂と庫裡は、一度も天災にあわずにこの地にあったが、長年の風雪による老朽化が激しく、第19世釈修清の代、平成元年(1989年)から5年の歳月をかけて大和川の地に移築再建した。
*一向専修とは、ひたすら一つの修行、とりわけ念仏に励むこと。
*大和川の善正寺は、糸魚川市役所の東約3kmの海川右岸に有ります
イチョウを東側から見上げました
南側から、目通り幹囲4.9mの大木です
南西側から
西側から見ました
善正寺の基礎石です
市指定天然記念物善正寺のシダレザクラの標柱です
境内の南端にシダレザクラが見えました
手前左右に池があります
北側からシダレザクラを見ました
天然記念物のシダレザクラです
境内南側池の間からイチョウを見ました
境内にはアズマイチゲの群落です
では、次へ行きましょう
2023年4月20日午前11時50分訪問です
糸魚川市役所の北側の県道222号線を東へ、約3.5kmで国道8号線バイパスに合流し右(東)へ
約1.8km立壁信号で右(南西)へ、県道270号線です、道成りに約9.8km進みます
車窓には火打山と焼岳が迫って来ます
県道の右側に「砂場⇒入口」の案内板が有りますので、右(南西)へ入ります、間も無く早川を東西橋で渡って
約800m坂道を登って行くと右手の広場に目的のイチョウが見えました
広い善正寺跡です、境内入口に車を止めさせて頂きました
道路沿いには納骨堂のようです
東側からイチョウを見ました
広場の中ほどに大きな石碑です
説明版です
善正寺跡地
善正寺の歴史
「砂場の善正寺さん」と近郷の御門徒に親しまれてきた上宮山善正寺は、その縁起によれば、文暦元年(1234年)に僧教俊が錫杖をこの地に止め、上宮山宝寿院という真言密教のの精舎を開いたことに始まる。
その後、天文・弘治の頃(1550年頃)春日山城主上杉謙信とその子景勝の家臣薗田治郎成家の孫、成忠が出家して善正坊と号し、一向専修の行者となる。
元亀から天正年代の石山戦(1570~80年)に参戦し、織田軍勢と戦った善正坊は、本願寺第11世顕如上人の法弟となり、直ちに浄土真宗に改宗し、帰国後、旧西山小学校跡地脇に堂宇を建立、これを善正寺とし、中興改宗の第1世となった。
善正寺第8世釈祐清の代、元禄3年(1690年)から10年の歳月を費やし、堂宇をこの場所に移し再建した。
第12世釈亮清の代、京都二條家の仲院利子姫のお輿入れに伴い、寛政10年(1798年)に二條殿の祈願所となり、寺紋は下がり藤二條家紋となった。
元禄の再建後約300年間、善正寺の本堂と庫裡は、一度も天災にあわずにこの地にあったが、長年の風雪による老朽化が激しく、第19世釈修清の代、平成元年(1989年)から5年の歳月をかけて大和川の地に移築再建した。
*一向専修とは、ひたすら一つの修行、とりわけ念仏に励むこと。
*大和川の善正寺は、糸魚川市役所の東約3kmの海川右岸に有ります
イチョウを東側から見上げました
南側から、目通り幹囲4.9mの大木です
南西側から
西側から見ました
善正寺の基礎石です
市指定天然記念物善正寺のシダレザクラの標柱です
境内の南端にシダレザクラが見えました
手前左右に池があります
北側からシダレザクラを見ました
天然記念物のシダレザクラです
境内南側池の間からイチョウを見ました
境内にはアズマイチゲの群落です
では、次へ行きましょう
2023年4月20日午前11時50分訪問です
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