長言寺は、皆野町役場の北西約2km、荒川対岸の河岸段丘上に広がる国神ちくに有ります
大イチョウへは、長言寺の駐車場を利用させていただきました
新義真言宗智山派 白沢山長言寺です
本堂です
説明版が有ります
国神の大イチョウ
長言寺を背にして右手と左手に大イチョウが見えます、特に右手の大イチョウは、主幹の大部分
が枯れた後、根際から族生、数幹繁茂し、樹齢八百年になろうと推定される巨樹巨木となっていま
す。
祟神天皇の御代に秩父国造として派遣された八音思兼命十世の孫知知父彦命、知知父姫命の墳墓
のほとりに植えられたものと伝えられ、国神の地名もそれに由来しております。
右手の大イチョウは大正十五年埼玉県指定天然記念物、樹下には妙見社が、左手の樹下には石祠
が祀られております、この付近から東京国立博物館に展示されている直刀をはじめ、勾玉、堤瓶、
土器片等が出土しております。
ここの台地は、北に山を背負い南が開け、極めて居住性の優れた地形で、秩父盆地でも指折りの
一つといわれており、古い時代から人々の生活の営みがあったのも宣せんなるかなとおもわれます。
ぽっくり観音
長言寺境内左側に安置されております。
この観音さまは正しくは聖(正)観音菩薩と称します、観世音とは「世の中のあるべき姿を、す
きとおった温かい眼で奥底まで明らかによく観る」ということです。
頭部に化仏の阿弥陀如来をいただいております、つまり観音さまは阿弥陀如来さまの化身なので、
その阿弥陀さまの変わりになって六道に彷徨っている大衆を救済する役目を持っておられます。
観音様は私たちをよく観ておられます、一心に念ずれば、除災招福といって必らず苦しみは取れ
て災難から逃れ、福を招くという諸々の願い事を適えてくれるありがたい仏さまです。
信仰を怠らず常に参詣すれば「長患いして人様のお世話になることなく、ぽっくり大往生するこ
と疑いなし」という御利益があるので、ぽっくり観音といいます。。
平成十年十月十日 国神第四,五,六区
国神大いちょうへ行きましょう
畑の向こうに見えます
南から
根元には祠と説明板が有ります
埼玉県指定天然記念物 国神の大イチョウ
大正15年3月31日指定
所在地 皆野町大字国神字国神577
イチョウの樹齢は約700年と推定され、幹周は8.2m、樹高22.7m、枝張り南北16.3m
東西12,7mです。環境庁の巨樹・巨木調査(1991年)によれば、埼玉県内の巨樹では第9位、樹種
をイチョウに限れば第4位の大きさです。県内において老大木として優位の地位を占め、地方的に
見て保存の価値があるものです。
幹は大部分枯損しましたが、樹皮に原木の姿が見られます。中から多くの幹を出し、また根元から
多くの枝目を伸ばし、一大株となっています。
このイチョウの周囲には、数基の古墳があったと伝えられ、「秩父郡誌」にも「古き公孫樹の枯朽
せし根より族生し数枝繁茂し、宛として一森林の観をなす。此の所に両墓あり、墓の面積各々二十坪
知知父彦命、知知父姫命の墳墓と伝えられども今は墳形を認めず」とあるように、もと知知父彦命の
墓のほとりに植えられた木だといい伝えられています。
また知知父姫命の墓のほとりに植えられたというイチョウは、このイチョウの南南東約150mの
ところにあり、やはり大木です。ともに郷土の宝として、末永く保存しましょう。
平成8年3月31日 埼玉県教育委員会
皆野町教育委員会
西側から
北側にはベンチが有り、大イチョウの葉景に休ませていただきました
では、知知父姫のイチョウへ行きましょ
大イチョウへは、長言寺の駐車場を利用させていただきました
新義真言宗智山派 白沢山長言寺です
本堂です
説明版が有ります
国神の大イチョウ
長言寺を背にして右手と左手に大イチョウが見えます、特に右手の大イチョウは、主幹の大部分
が枯れた後、根際から族生、数幹繁茂し、樹齢八百年になろうと推定される巨樹巨木となっていま
す。
祟神天皇の御代に秩父国造として派遣された八音思兼命十世の孫知知父彦命、知知父姫命の墳墓
のほとりに植えられたものと伝えられ、国神の地名もそれに由来しております。
右手の大イチョウは大正十五年埼玉県指定天然記念物、樹下には妙見社が、左手の樹下には石祠
が祀られております、この付近から東京国立博物館に展示されている直刀をはじめ、勾玉、堤瓶、
土器片等が出土しております。
ここの台地は、北に山を背負い南が開け、極めて居住性の優れた地形で、秩父盆地でも指折りの
一つといわれており、古い時代から人々の生活の営みがあったのも宣せんなるかなとおもわれます。
ぽっくり観音
長言寺境内左側に安置されております。
この観音さまは正しくは聖(正)観音菩薩と称します、観世音とは「世の中のあるべき姿を、す
きとおった温かい眼で奥底まで明らかによく観る」ということです。
頭部に化仏の阿弥陀如来をいただいております、つまり観音さまは阿弥陀如来さまの化身なので、
その阿弥陀さまの変わりになって六道に彷徨っている大衆を救済する役目を持っておられます。
観音様は私たちをよく観ておられます、一心に念ずれば、除災招福といって必らず苦しみは取れ
て災難から逃れ、福を招くという諸々の願い事を適えてくれるありがたい仏さまです。
信仰を怠らず常に参詣すれば「長患いして人様のお世話になることなく、ぽっくり大往生するこ
と疑いなし」という御利益があるので、ぽっくり観音といいます。。
平成十年十月十日 国神第四,五,六区
国神大いちょうへ行きましょう
畑の向こうに見えます
南から
根元には祠と説明板が有ります
埼玉県指定天然記念物 国神の大イチョウ
大正15年3月31日指定
所在地 皆野町大字国神字国神577
イチョウの樹齢は約700年と推定され、幹周は8.2m、樹高22.7m、枝張り南北16.3m
東西12,7mです。環境庁の巨樹・巨木調査(1991年)によれば、埼玉県内の巨樹では第9位、樹種
をイチョウに限れば第4位の大きさです。県内において老大木として優位の地位を占め、地方的に
見て保存の価値があるものです。
幹は大部分枯損しましたが、樹皮に原木の姿が見られます。中から多くの幹を出し、また根元から
多くの枝目を伸ばし、一大株となっています。
このイチョウの周囲には、数基の古墳があったと伝えられ、「秩父郡誌」にも「古き公孫樹の枯朽
せし根より族生し数枝繁茂し、宛として一森林の観をなす。此の所に両墓あり、墓の面積各々二十坪
知知父彦命、知知父姫命の墳墓と伝えられども今は墳形を認めず」とあるように、もと知知父彦命の
墓のほとりに植えられた木だといい伝えられています。
また知知父姫命の墓のほとりに植えられたというイチョウは、このイチョウの南南東約150mの
ところにあり、やはり大木です。ともに郷土の宝として、末永く保存しましょう。
平成8年3月31日 埼玉県教育委員会
皆野町教育委員会
西側から
北側にはベンチが有り、大イチョウの葉景に休ませていただきました
では、知知父姫のイチョウへ行きましょ