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大宝寺、松山市

2019-12-26 18:46:51 | 愛媛
2019年12月25日、道後温泉のホテル・ルナパークに宿泊し、お参りしました。
説明書より『古照山薬王院、本尊は薬師如来である。寺伝によると、701年(大宝元)に小千(越智)伊予守玉輿が創建したと伝えられている。この寺の開創説話に、「角木長者」がある。この地の豪族角木長者は、この寺の薬師如来に祈り、子宝を得た。その娘を露と名付け、お袖という乳母をやとって大事に育てたが、お袖の乳が出なくなり、再び願をかけ、乳が出るようになった。お礼に、長者が本堂を建立した。また、露が15歳のとき病に臥し、お袖が、自分の命と引き換えに姫の延命を薬師如来に祈ると、露は全快、お袖は急病で世を去った。お袖の遺言によって植えられたのが境内にある「うば桜」である。江戸時代に松山藩主の祈願所となり、1685年(貞享2)には松平四代藩主定直の時代に本堂の修理を行っている。「大宝寺本堂」は、愛媛県内最古の建造物で、国宝である。』
愛媛県松山市南江戸五丁目10-1
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寺標





夢殿

長命坂





手水舎

鐘楼堂



うば桜(エドヒガン)



大師堂

乳母桜像

古照山由緒書

本堂(国宝)
「本堂は、垂木間隔が柱間ごとに違っていることから平安時代末期の阿弥陀堂形式を用いた鎌倉時代前期の建立であろうといわれる。県下で最も古い和様の建造物である。桁行三間、梁間四間の寄棟造、二軒、本瓦葺である。柱はすべて円柱で四隅の柱の上にだけ舟肘木を用いている。正面両南端及び背面中央に板扉を持ち、内部は板張りで、南側一間の床を二寸ほど下げて外陣とし、その奥は内陣となる。堂内に安置された厨子は、正面三間、軒唐破風付、こけら葺、和洋に禅宗様の手法を加味した優れた作品である。」



















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