庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

きょうの庭のバラ

2013年06月13日 | ガーデニング

あさは霧雨で始まるここ数日です。
日中は蒸し暑い曇り空、午後遅くにはわずかに薄日が差した瞬間もありましたが雲が多いです。
気温は上がって23度まで。


なかなか咲きそろわないうちに終わってしまいそうなカーディナル ドゥ リシュリュー
実際はもっとシックなグレーを含んだ暗い紫色なのですが。


グルスアンテプリッツ(日光)
木がとても弱っていていつかそのうち枯れてしまうかも・・・と気にかけてはいるのですがお世話が追い着きません。
それでも律儀に花を見せてくれるのがかわいい。
香りよく花も美しい、健気にがんばる姿が宮沢賢治さんも好きだったのかもしれませんね。


小道脇に地植えしているロサ ニチダ じわじわと陣地を広げています。







さらに奥に進むとアンジェラのアーチの反対側はドロシーのつるが絡んでいますが隙間を縫うようにアルベルティーヌが伸びていました。
花が見えない位置からも香りでこの花が咲いたことがわかります。
花もピーチ色で美しいのですが香りがフルーティーでとてもおいしそう♪
これでジャムなんてどうでしょうね。


真ん中の小道を戻ってきてトゲナシノバラ
サクラノバラの受粉樹として一緒に買ったものです。

せっかくバラの花が咲くよい時期になったのに毎日すっきりしないお天気が続いていてちょっとストレスたまりますね。
それでも毎日好きな花を庭で楽しめているのでそれでよしとしましょうね。



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正藍染体験

2013年06月13日 | 手作り

数日前に縁あって市内の正藍染体験工房で体験染をしてきました。
以前からとても興味があっていつか染めてみたいと思っていた希望がかないました。
藍建てした液は加熱保温しないで自然の温度で発酵して藍の色が染められるので期間が限定されています。
工房の方から6月初めから一ヶ月くらいの間、それも下旬になると藍液が疲れてきて色合いが薄くなるから早く来てください、と言われました。
その年の天候や発酵の状態で染まり具合が変わってくるそうなのでいつも同じとは限らないのですね。

私は藍は自分で育てて摘みたてのフレッシュな葉で染める生葉染めはよくやりますが藍建てした液で文字で染めるのは初めてなのでわくわくしました(昔、山形の染色家の方に一度体験させて貰ったことがありましたっけ)。

下処理の済んだ手拭を染めることに。


まずは数種ある型から好みのものを選んで


糊付けします。
型染めは初体験、ドキドキ・・・

時間が限られているのでドライヤーで乾かします。



いよいよ桶(うちのほうではコガと言っています)の染め液に濡らした布を浸して時間を計りながら染めていきます。
自分で染めるので写真は撮れません。

この液の中で布はみるみるみどり色に変わります。


その後引き上げて伸子で広げて吊り下げて風に当てます。
晴れて風のある日なら外で行うと色の変化がよくわかるでしょうね。
この日はこの状態で一定時間うちわで扇ぎ続けました。

糊を置いたところが白く浮いてほかは素敵な藍色に染まっていますね。

染め液に浸して布を泳がせ、引き上げて風に当てる工程を2度繰り返して染めはおしまい。



外に出てすぐそばにある迫川に下ります。
岩が平らになったところで水洗いして余分な染料や糊を落とします。
この作業がものすごく感激的!!
濃紺に染まっていた布がパッとクリアな藍色に劇的に変わるんです・・・これは体験しないとわからない。


工房に戻って水洗い。
濡れている状態だと濃い色に見えますがもううっとりですよ。
脱水機にかけてもらって・・・


アイロンをかけたら完成~


反対側からも
古典的な柄を選んでみましたがどうでしょうか?
人数が多いときは型染ではなく絞り染めになったりするそうです。

お借りした型を使わせていただきましたが置き方から言えばオリジナルと言えるでしょうか♪

ここの地域にしか残っていない日本最古の染色法(藍の種まきから栽培、葉を加工、熱を加えない藍建て、染色まですべてを行う)のほんの一部の過程を体験させていただいただけすがとても貴重な経験でした。
すぐ近くには代々その技術を伝承している千葉家がありますがそちらでは体験はできないので、興味のあるかたはこちらの体験工房で藍染め体験いかがですか?

体験はこちら

愛藍人・文字(アイランドモンジ)

宮城県栗原市栗駒文字鍛冶屋103

℡、ファックス 0228-47-2141

水曜日定休日

体験は予約制になっており今年は7月初めまでで終わるそうなので詳しくはお問い合わせ下さい。



コメント (2)
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