庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

「藍の手」プロジェクト

2013年08月27日 | 手作り
未明から雨が降り出し一日降ったり止んだり。
時には太陽が出て強い日差しでジリジリ焼けそうに暑い時間もありましたが、午後には県内に竜巻注意報も出されて変化の激しい天候でした。
気温は25度まで。

「藍の手」プロジェクトのメンバーに急遽連絡が入り、8月上旬に刈り取った藍畑が雑草に負けそうになっているので畑の草取りを集まれる人数で行いたいとのことでした。

千葉さんの畑に到着して8時半過ぎから始めて皆さん一生懸命藍の畝間や株間を除草しながら進んでいきます。
鎌で草の根を切りながら引き抜いていくのですが、この畑の土はちょっと変わっていて小粒の小石のような土でした。
砂利や軽石とも違うし、けっこうずっしりしています。
十和田砂によく似ていますがあれよりも重量感がありました。
もしかして昔、栗駒山が噴火したときに飛んできた小粒の火山岩かなあと思いましたがわかりません。
とにかく鎌の刃先が土に入りにくくて大変でした。
手で草の茎を持って引っ張るとスベリヒユやイヌビエなどは途中で切れるので、そうなるとまた再生して元気に育ってしまうので根から抜かないといけません。

でもスベリヒユはひと手間かけておいしく食べることができるそうで山形ではよく食べられるそうですよ。
ちなみにイヌビユも食べられるそうですがまだ試食したことはありません。
宮城では聞かないね~、などと話ながら草取りはどんどん進みました。




2時間ほどで畑の2/3位がきれいになってすっきりしました。

目の前にはアカザやスベリヒユ、イヌビユが巨大になって広がっていましたが振り返ると除草が終わってさっぱりとした畝に藍の葉が気持ちよさそうに並んでいてうれしくなりました。

8月上旬に梅雨明けしたあとずっと日照りが続いていたので枯れてしまった株もあるようでした。

2番刈りをする藍の生育も遅れているそうです。
もう少し気温が下がると藍の花が咲くようになるので小さくても開花前に刈り取らなければなりません。
植物と天候の兼ね合いはなかなか毎年同じように・・・とはいかないものですね。
刈り取りの日までもう少し茎葉が大きく育ってほしいものです。
コメント
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