2006.10.27(金) 雨後晴れ 朝13度
6:45 起床
13:05 YGHアトマ発
16:20 YGHアトマ着
今週はいい天気のはずなのに、朝からぐずついている。連泊することにして午前中は読書、午後は温泉とする。
YHの文庫にある「縄文の星と祀り」堀田總八郎著を読破する。縄文時代の遺跡を天文観測という面から探求した本で、巨石や高殿など私が今まで東北各地で見てきた遺跡を取り上げているので一気に読んでしまった。遠野の続石など弁慶の云々などといってないでしっかり調査して欲しいよね。単に祭祀というだけで片付けないで、あれだけの巨大な遺跡だから何か合理的な目的があるはずだ。
昼過ぎにやっと雨が上がる、さっそく支度して自転車でスタートする。約7Km、高度差500mの登りである。途中おしゃれな蕎麦屋があり腹ごしらえ、せいろ蕎麦730円はまあこんなもんか。
高湯温泉への路は強烈な登りで、横を流れる沢はきれいだし、道中には馬頭観音碑などもあるが写真を撮ったりする余裕もない。汗だくになり、たまらずシャツを脱ぐ。上半身裸で奇異な目で見られているのはわかっているが、それどころではないのだ。この旅に出てから温泉に入る姿勢が変わってきた。以前は着替えやバスタオルを持っていたがいまは着の身着のままタオルのみ持参で、風呂上がりに汗びっしょりの服でも平気になっている。ただし、山に登ったり、峠を越えたり苦労した後でないと温泉の喜びが味わえなくなっている。これは困ったことだ。
高湯温泉は硫黄の白濁した湯で、すべて源泉掛け流し、共同浴場のあったか湯に入る。大きな施設だが湯船は露天風呂一つだけ、素朴な感じでいい。酸ヶ湯以来の色つき湯だ。
高湯温泉から夕暮れの福島市方面。
帰りは15分ぐらいの下り、せっかく暖まった身体が一気に冷えてしまった。
走行 15Km 累計3,873 Km 費用7,665円
★高湯温泉 福島県 滝の湯 含硫黄ーアルミニューム・カルシューム硫酸塩温泉 低張性弱酸性高温泉 源泉掛け流し ph2.8 温度51度
共同温泉あったか湯は250円 安くていいお湯 (85)
★YGHアトマ 福島市 スーパーユースホステル、設備は完璧、食事は居酒屋風、酒 飲みにはたまりません。 5、785円