2010.4.8(木)晴
やっと晴れたが妙に寒い。結局未だストーブを炊いている。二ヶ月分ぐらいは残るだろうという予想だった薪もチビチビ使って、終いには無くなりそうだ。あと一日木の搬出をする予定だが、薪割りもしっかりしていかねばならない。チエンソーはマキタME333というのと共立のGC31という機種でどちらもたいした機種ではない。薪ストーブのファンの方は外国製のん十万円もするチエンソーを使い、これまた外国製のん万円もする薪割りを使っているのをよく見る。わたしのチエンソーは前者は店頭処分品で19、000円だったろうか、後者は山ちゃんから頂いたものである。大体マキタは木樵用に共立は玉切りに使っている。薪割りは刃を天神さんの縁日で1,000円で買ってきて、柄をインターネットで1、200円で買ったもの、これがすこぶるよく切れる。もといよく割れる。
チエン研ぎは当初舞鶴の刃物屋さんで研いで貰っていたのだが、最近は近所の農協で500円でやってもらっている。でも自分で目立てをするのが正当だと思い初めて、チャレンジした。実は以前にもやっていて、ちっとも切れるようにならないので、研ぎに出していたのである。ヤスリの角度調整用の器具も買っているのだ。せっかく買った器具がもったいないというのもあるが、やってみないとうまくならないということもあるので、やることにした。
わたしは道具はあまり大事にしないが、チエンソーだけは掃除や整備をしっかりしている。そのことによって不備なところや傷んでいるところを発見でき、安全に使用できることとなる。チエンソーってジェイソンならずとも怖いもんね。
(1)カバーを外す。この時ブレーキは解放しておく、解放しないとはずれない。取り付けるときも同様。みてのとおりおがくずがオイルで固まってこびりついている。
(2)おがくずを掃除する。あらかたはブラシで落とし、細かいところは割り箸などで落とす。ブレーキのバンドの中を掃除しておくこと、ここにおがくずが溜まって、常時ブレーキ状態になったことがある。
(3)ソーチエンを灯油で洗う。これは刃に付いた脂を落とすため、一齣ずつ歯ブラシで洗い落とす。チエンのピンの間のゴミも落とせるし、チエンや刃の状態も確認できる。ポリタンを半分にした洗い桶を作っている。
この時注意するのは、キンク(結び目、小さな輪っかのこと)を作らないこと、ソーチエンは繋がった輪なので、元に戻すのが大変となる。
灯油で洗った後はサビが来るので、拭き取ってCRCかグリースオイルを着けておく。
(4)チエンを取り付け、張り具合を調節する。振動等で張り具合が変わるので常に調節すること。使用頻度によってチエンが延びるといわれるが、これは長さが変わるのでなくて、コマのなじみ具合とか、締め付けねじのゆるみとかが原因だそうだ。
(5)今回目立てだけだが、目立て2,3度に一回程度デプスゲージのヤスリがけも必要だそうだ。これはもっか勉強中。目立て器具を使うと角度が一定に保てるので便利だ。ただし、刃にぴったりと合わせないと意味がない。ヤスリの高さや削り量も調節できる。
(6)夕方、試し切りする。随分切れるようになったが、プロに研いで貰ったとき程ではない。まだまだ勉強が必要。
【作業日誌 4/8】
チエンソー目立て
ドッグランどフェンス用パーツ作り
今日のじょん:暖かくなってよく運動するようになった。散歩から帰ってきたら、芝生を全速力で3周ほどする。これは見ていても感心するぐらい精悍だ。本人はかなり消耗するみたいだ。