2010.4.26(月)曇
最近店では自治会の話題が多く上がっている。都市部から上林に移住されている方、週に何日か通っておられる方などが関心を持っておられるからだろう。
市の定住サポートや里山ネットのお世話で移住しておられる方は、自治会加入が条件となっている場合も多々あるそうだ。しかし問題は自治会の対応が各自治会によってまちまちであることだ。特に都会で生活している人にとっては自治会なんてほとんど無関係に過ごしていると思われる。自治会費だって月2,3百円のところが、こちらに来るとそうはいかない。2千円、3千円とかばらばらだ。そりゃ所帯数が10に満たない自治会もあるわけだから致し方はないと思う。
お金の面だけでなく、自治会内での付き合いや、村用、あるいは冠婚葬祭など都会では考えられない内容がある。それが良いとか悪いとかでなく、都会とはまったく別物であるということだ。それが受け入れられるか、受け入れられないかということだ。従前は農林業にいそしむ、同様の家族が自治会を組織していた。そこへまったく生活環境の違う移住者が入ってきた、移住者ならともかく定住しない別荘感覚の住民が入ってきたとなると、従来の自治会のありかたと同様では必ず矛盾が起きる。だからここでは、その自治会が外部の人間を受け入れようとする姿勢なのか、拒否しようとする姿勢なのか、そこのところが大きく作用するのではないか。
移住しようという人にはその辺のところは解らない。自治体も不動産業者もましてやインターネットで調べても解らない。住んでみなければ解らないロシアンルーレットのような感じだ。
村のハードは解るけど、ソフトは住んでみなければ解らない。
自治会とはその名のとおり自らで治めるのだから、移住者を歓迎しようが拒否しようが、その地の住民が決めればいいのだけれど、少なくとも「うちの自治会はこういう態度だよ」ということを決定し、公表すべきではないだろうか。市はそういうデータを揃えた上で誘致すべきで、単に空き家や売り家を紹介するだけで、後は好きにやってという態度では後に禍根を残すのではないだろうか。
【作業日誌 4/26】
芝生広場、のり面草刈り、3日目
今日のじょん:今日じょんのびテラスがオープンした。本来は喫煙者に開放したスペースなんだけど、なんとなく気持ちが良いようで、喫煙しない人にも人気がある。このスペース、冬の間はじょんの独り占めで、好きに使っていたのだが、やたら狭くなったなあと不満そーである。