2011.6.13(月)曇、雨
某県の知事が脱ダム宣言をして頑張ったのは良いけれど、なぜか知事選に落選して、今では国会議員をされているようだがどうも影が薄い。あの脱ダム宣言はどうなったのだろう。そしてその後のあの県のダムはどうなったのだろう。
我が家では脱ダニ宣言をすることとした。というのは昨日の記事を書いた後に入浴してさらに一匹見つけたのだ。都合13匹のダニが私のボディから発見された。これはゆゆしきことである。この草深い地で人生を全うするとするならば、ダニとの戦いは避けられない。ましてやダニに起因する病気にかかったり、命をどうこうという事になればこれほど情けないことはない。臨界事故やメルトダウンが起こる前に実態を把握し現状を知り、対策を練ることはダニも同様である。
とりあえず今年のダニ発見記録から何かを探りたい。思い出しながら作業や服装から共通点を見つけ出したいのだが、データが少なすぎる。最もこれ以上データが多くてもこちとらが参ってしまう。
今日は畑の作業、ここにもいっぱいおるんやろなあ。
1回目 6月2日(木)曇、雨 入浴時発見 左膝裏、左脛左側 2匹 作業無し ポロシャツ、ジャージ(裾しまり)、ズボン
2回目 6月6日(月)晴 シャワー時 腹部臍の右 温泉入浴時 右肱内側 各1匹(累計4匹) 午前中草刈り、長靴、白の裾開きジャージ、白長袖薄手のジャンパー
3回目 6月9日(木)晴 入浴時 左右の脛 6匹(累計10匹) 木小屋作業、薪割り 短靴、長靴下、白の裾開きジャージ、半袖ポロシャツ
4回目 6月12日(日)曇、雨 トイレ、腹部臍右、入浴時左脛、左足土踏まずの右
都合3匹(累計13匹) 畑ネット張り作業、短靴、裾しまりジャージ、普通靴下、半袖ポロシャツ
夕方あやべ温泉に行く、前回はここでも発見したが今日は確認できず。
【作業日誌 6/12】
畑ネット張り完成、裾をどうするか検討中
じょんのび看板作り、彫り
今日のじょん:パオパオさんが苦戦しているようだから、じょんのことを知らなくても解る問題を提供しよう。
じょん検定第七問 じょんの足にぷらぷらとぶら下がっている黒いものは一体なんでしょう。 写真見にくい人はアップしてよ。
答は6月15日のこのコーナーで。
2011.6.12(日)曇、雨
<バラ盛況>
かみさんが力を入れているバラ達が盛況となっている。特にアーチをしている黄色のバラは府道からも目立つようで、お客さまの人気も高い。やや盛りは過ぎてきたが、店正面の紅いミニバラも咲いてきた。そしてベランダでは鉢植えだが、マーブルママにいただいた淡い黄色のバラが咲いてきた。
バラは見た目も美しいが、香りが一番である。アーチの下をくぐるとき甘い香りがするのはなんとなく嬉しいものである。先日バラ風呂をしたのだが、最初は香りがするのだが慣れてしまうと香らないものだ。しかし自分の家でバラ風呂に入るとは贅沢なことだ。
<土師器発見>
土師器と思われる破片を以前から数個拾っているが、6月8日に又しても発見した。場所は我が家の薪割り場で、壺状の容器の底と思われる部分である。材質等は従前のものと同じだが、底と内側が黒くなっている。これが焦げによるものか釉薬などによるものか解らない。整理をして保存し、いずれ専門家に見て貰おうと思っている。
隣にある石は珍しいから採取したもので関係ない。
<梅肉エキス、ちりめん山椒のできばえ>
作製段階はお知らせ済みだが果たしてその味はどうだったのか。梅肉エキスは前回の反省を活かしてアクを取りたおして大成功。若い梅を使ったせいか市販のものよりずいぶん酸っぱい。
ちりめん山椒はちりめんじゃこの炊き具合は完璧だが、山椒は小さくてぴりぴり感がない。初収穫の山椒だからこんなのだろうか。来年に期待しよう。
<ダニ事件の真実>
大騒ぎしたダニもその後姿を現さないが色々な情報が寄せられている。今年はダニの被害が続出していること。過去には経験したこと無い人が被害に合っていること。今までにあった症状が実はダニの咬害であったようだ。などである。ダニの被害と気づいていなくても、「田舎に来て脛が痒くて堪らない」と言っておられる人も居た。実は私も脛に数多くのニキビ状のものができ、掻くととんでもなく腫れ上がることが常である。都会に住んでいるときには絶対になかったこれが実はダニ被害であると気づいた。
マダニは人畜に飛び移り吸血する。様々な感染症を引き起こし、中には死に至る病気もあるようだ。マジにその実態と対策を考えないといけない。
と、ここまで記事を書いて夕食をとった後手洗いに立って腹部にマダニ発見、衝撃である。 今年四回目、11匹目の発見である。
またしてもお見苦しい画像を失礼。赤く盛り上がり硬化したニキビ状のぶつぶつ、これがダニに咬まれた痕である。
<グミとふなめ>
子供の時は随分お世話になったものだが、数十年口にしなかった食べ物である。メーパパが沢山成ってるので取りにおいでと言っておられたのを思い出し、昨日行ってみる。どちらも立派に実っていてもったいないくらいだ。両手にいっぱいほどをもいで帰り、訪れる方々に提供、懐かしい味と大好評だった。ふなめというのは丹波地方の方言で、桑の実のことである。
【作業日誌 6/12】
畑の網張り
今日のじょん:じょん検定第六問の答 (4)鶏むね肉
黒毛和牛は私も食べたことがないし、安くて油の少ないむね肉は庶民とその飼い犬にとっては最適の食材である。去らば去れささみ肉、我らはむね肉を守る~。
(10.10.10 都会の毒)にむね肉ジャーキーのレシピ有り。
2011.6.11(土)雨、曇
丸山に古墳があったり、墓地があったり、神社があったり、そういった遺跡のあるところはいくらでもあるようだが、若丹国境の丸山にはそれらしいものは何もない。昨年大唐内の方々に聞き取りをした際もこの春小唐内の家本さんに聞いたところでもそのような話は一向に出なかった。実際に山上に祠があるわけで無し、葬地の跡というものもない。そしてこの山を対象とした伝統的な祭礼、行事といったものも残っていないようだ。史学ではこういう場合、この地ではこの山では何事もなかった、ということになるのだろう。それどころか弥生時代、古墳時代の遺跡遺物が出ていないからこの時代にはこの地には人が居住していなかったという事になるのかも知れない。
遺跡遺物が出ないからその地の歴史は存在しないとは言い切れない。例えば口上林の十倉中町からは縄文時代の石棒が発見されている、中上林浅原の葛禮本神社にも縄文時代の石棒がある。
ここに立派な石棒が鎮座してござる。
奥上林小学校では弥生時代前期と言われる石剣が発見されている。これ等の地はこういったものが発見されているから当時の人々の居住があったと認められるところだろうが、老富から何も出てこないからそこにはそういった時代の歴史は無いとは言い切れないだろう。何も出てこないのではなくて、何も探さなかったというのが実情なのではあるまいか。長岡京や向日市あたりでは日常茶飯事であった発掘調査を上林では一度も見たことがない。
古代人の居住の具体的証拠となる遺物は探せば必ず出てくるものだと信じている。しかしそれまではいつも言ってるとおりの状況証拠を集めるほか手だてはない。次に丸山の近隣の地名など考証してみたい。
まずは猪鼻峠である。 つづく
猪鼻峠、「小唐内」という小さな道標がたっている。
【作業日誌 6/11】
カフェじょんのびの看板づくり、三年目にしてようやくとりかかる。
薪割り
今日のじょん:夕方になってようやく快復してきた。夕食も完食で、歩き方も動作も表情も全然違う。やれやれという感じだが、かみさんの喜びようはひとしおである。
聞けばこの時期どこのワンコも調子が悪いようである。食欲が無くて草ばかり食べているという。ユキもやっぱり調子悪かったようだ。メーパパは「放射能のせいちゃうか」などと冗談を言っていたが、被災地では地上ほど数値が高いそうだ。ワンコは特に高濃度の放射線物質を浴びることになる。
左は夕べの様子、ぐったりしているところ。右は今朝、少しながらも朝食を食べた。
2011.6.10(金)曇
佃町
睦合町(真野)
八津合町(日置谷)(馬場)
五津合町(※大町ー小丸山)(弓削)
睦寄町 ※丸山腰
これは上林地区の小字で丸山という地名の箇所である。中上林地区は大字名まで解るので( )で示したが口上林、奥上林は角川地名大辞典で町名までしか解らない。なお、※印のところは丸山ではなく、小丸山、丸山腰という小字名となっている。要は上林地区に七件の丸山地名の字があるということだ。ただしこれは小字名であって山名ではないから、地元で丸山と呼ばれている山を入れるともっと多くの数になるだろう。すぐには出来ないけれど何かの折にはこれ等の丸山がどのような位置にあるか、どのような地形か、その地はどのようなところか調べてみたいという気になる。もし古代の葬地=丸山であったならなんらかの共通点や遺跡なども見つかるかもしれない。思えば古墳の名前には丸山古墳というもののなんと多いことか。綾部市にある府内最大の円墳私市円山古墳だってそのものだ。そして丸山、円山という場所や丘に神社などのあるところは枚挙にいとまがない。
丸山というのはあまりに一般的な地名のため地名に関する研究書にも取りあげられることはない。柳田国男氏の「地名の研究」にも「京丸考」という有名な文章があるが、丸(山)地名の本質ではないようだ。谷 有二氏がよくぞ取りあげてくれたことだ、やはり関東の岳人ならば△△丸という山名は関心を持たざるを得ない。
文中であった思うが、丸はちょっとした高みを表していると言うようなことをかいておられた。山にしたって連峰の中の主峰ではなく、著名な山と山の間のちょっとした突起を丸山と呼ぶ場合が多い。例えば南アの中盛丸山(2807m)は標高も高く大きくて立派な山だけど赤石岳や聖岳が主人公である。八ヶ岳の丸山は麦草峠から南に主稜線を辿ると最初の山なんだが、私など何度も歩いているけど気がつかなかった山である。事ほど左様に若丹国境上の丸山も三国岳、養老山などの影で名前も知られないほどの山である。ちょっとした山だけど山容が美しく、村から望むことができる山こそ丸山なのである。だからこそ古墳が丸山と呼ばれるケースが多々あるのではないだろうか。私市円山古墳だって先月訪れた大津の茶臼山古墳だって、まさにそういう位置にある。古墳ばかりでなく一般の墓地も村を見おろす高台にあるのが常である。それこそが丸山であり、東北の葉山と同様の感覚ではあるまいか。
佃町縄手、桑迫方面。正面の尾根の右側の奥の方が丸山と思われるのだが、丸いそれらしい山は無い。
佃町の丸山を訪ねてみる。事前にこのあたりという情報を仕入れていたが、いざ行ってみるとどの当たりか解らない。誰か歩いている人に聞こうかと思うが、さて人影はない。再度訪問することとする。つづく
(大唐内のこと(57)は2011.5.31)
【作業日誌 6/10】
第二木小屋増築
第三木小屋製作準備
薪割り
今日のじょん:昨日からの不調が続いている。食欲が無く、軟便、お腹がグルグルとなっている。じょんの元気の無いのも辛いが、かみさんもふさぎ込んでしまうので余計につらい。
まりいはじょんの一番最初の友達で、実は当時20才の雄だったのだ。(2008.9.28参照)ちょっと難しかったというよりヒッカケ問題だったので、次は簡単なのをどうぞ。
じょん検定第六問
じょんが毎日食べている手作りジャーキーの原料は何?
(1)黒毛和牛のロース (2)ささみ (3)鶏もも肉 (4)鶏むね肉
答は6月12日のこのコーナーで。
2011.6.9(木)晴
ガーデンシェッドの経費の計算が面倒なためなかなか発表できないのだが、その前に道具収納棚が完成したので報告する。
イナバの車庫のひとつを半分は倉庫に、半分を作業場として使っているが、道具や資材が増えてくるにつけ手狭になり収拾がつかなくなった。
以前はこんな感じで足の踏み場もない。
特に電動工具などはインシュロックを付けてボードにぶら下げていたが、緩んだり切れたりで落下することがままあるようになってきた。刃先が曲がったり、精密な部分が壊れたりする可能性が大になってきたので安全な収納をすることと整理を兼ねて収納棚を作ることにし、埃から守るためドア付とすることにした。
総ての道具と資材の一部、書籍などもひととこに収納できるよう大きめのものを作ることにし、いつもの事ながら余り物、端材を使ってお金を掛けないで作ることに務めた。
経費
2×4 6フィート 5本 1,240円
丁番4個、マグネットキャッチャー2個、1,000円
合計2,240円
とまあ格安の作成費なんだが、側板は近所のプレカット工場からの貰い物、ドアのボードやベニヤ板、1×4材などは買い置きで使わなかったものやガーデンシェッドの余り物などを使ったためである。
まだ総ての道具類を収納しているわけではないが、整理しやすいようにドライバーや六角レンチ、ビット類のスタンドや道具類箱、フック類などを順次作っている。すべてが片づいた暁には作業場もすっきりして随分作業がしやすくなりそうだ。
とりあえずこんなもんでお茶をにごしておくか。
じょん検定第五問の答 (1)チコ(3)なくなったまりい(4)ヘイヘイ
解説は明日のこのコーナーで。
2011.6.8(水)晴
「大唐内のこと」の筆が止まっている。書くべき事は決まっているのだが、今ひとつ調査したいことや撮りたい写真もあって書けていない。自分ではイライラしているのだが、逆にブログの読者が増えて複雑な気持ちである。
上林の歴史のことなど極一部の人しか興味が無いのだろうけど読んでいただいている方にとっては連載が止まっているのはしらけてしまいそうだ。
ブログ「晴徨雨読」は日本一周自転車旅行のタイトルとして付けたものだが旅行が終わってもそのまま使っている。雨読は出来ているが晴徨(晴れた日にはさまよい歩くごとくあちこち行くこと)が出来ていない。どちらかといえば晴耕になってしまい、面白くもなんともない。
先日パオパオさんのコメントに「検索機能が無いので、、、、」というのがあった。
かみさんにも、「動画も見られるようにしたら、、、」などと言われている。そういえば随分長い間、というよりブログを始めてからずっと機能のバージョンアップなんてしていない。途中で写真集を作ったぐらいだ。この五年の間にブログの機能も随分向上した。他人様のブログについては様々な機能を駆使させて貰って楽しんでいるくせに、自分のブログについてはなんの工夫もしないというずるい状態になっているのだが、それには理由が無いわけでもない。
最も大きな理由は面倒くさいという身勝手な理由である。次の理由は、日本一周の記事、歴史・民俗の記事などはいずれ印刷物として出版したいという願望があり、その原稿として書いている部分があるということだ。つまり本として読む場合は活字から理解して貰う必要があって、写真や図は補助的なものとなり、ましてや動画なんてあり得ないわけだ。現実にブログの内容を下原稿として校正を始めている文もあるのだが、まず写真を削除して文を付け加えなければならない。やはり写真や動画は「百聞は一見にしかず」効果が大である。ということは写真や動画を駆使した楽しく読みやすいブログは本の原稿としては最悪ということである。写真や動画はなくても文章力で読者の理解を導くというのが私のポリシーである。
しかしブログ内に検索機能があるのはすこぶる便利だし、動画も「今日のじょん」あたりでは魅力かなとは思っている。今日は写真無し。
【作業日誌 6/8】
薪割り
今日のじょん:又しても百足ネタ
「ウーワンワンワンワン」「なんじゃ、いつもとちがうなあ」
「ワンワンワンワン」 「おりゃ、百足やないけえ、よしやっつけちゃらあ」
「ウーウークンクンクン」 「ちょちょどけえ、スプレーかけるからどけてろ」
「ワンワンワンワン」 「くそー逃げやがった、やべえなあ」
「クンクンクンクン」 「探してもいねえぞ、じょん今日はこっちで寝ろ」
なーんて百足と大格闘、遂に逃がしてしまうんだけど、問題はじょんとおとーの息のあったところである。こんなとき、じょんはこちらの言っていることが解るのかと思うくらい息のあった行動をする。夕べのことである。
そして今夜。
「ウーワンワンワンワン」 「きゃー、百足!」とおかーの声。
「よっしゃ、やっつけたらー」シューっとスプレーの音。
てな調子で夕べの百足はみごと御用になった。
獣に対する教育はうまく行かなかったけど、百足に対しては完璧である。恐怖の百足に対し安心して暮らせるのはじょんのお陰である。
2011.6.7(火)晴
梅雨の中休みで気持ちの良い天気である。ちょっと暑い目のこれくらいが丁度良い。熱燗でもビールでもいいという季節である。労働にも最適の季節であり、休みともなるとあれもしようこれもしようと予定するのだが、まあそのうち出来るのは20%ぐらいかな。というわけでどんどん仕事が後回しになるのだが、後回しに出来ないのが生き物相手の仕事である。特に野菜作りは種蒔きから収穫まで待ったなしである。
畑のネット張り、第二木小屋の増築、第三木小屋の新築など予定していたが、レンギョウの移し替え、ニラの移し替え、アスパラガスの追肥と土寄せ、チューリップの掘り起こし、オクラの播種、ゴーヤの播種、畑の草引きで一日が終了した。
さてここで頭に来のこの靴の話題を提供しよう。このての記事はもう三回目だと思うのだが、それほどまでに靴の程度は低下している。靴ったって作業靴のことで、今使ってるのが5足目、長靴については2足目、ゴム長も2足目、鋲付長靴は1足目、都合10足を作業用に使っているわけだ。ここに住んで3年、年に3足をはきつぶしている勘定だ。
これ全部壊れている。
損傷原因は作業靴については底の接着剤剥がれ、長靴については破れ及び接着不良が総てである。まず作業靴について考察すると、値段でいうと高いから丈夫ということではない。最も高い作業靴が2ヶ月で底がとれてしまった。丈夫で長持ち、唯一接着でなく側が破れて廃棄になったのは、自転車旅行の使い古しのトレッキングシューズである。底はビブラム風のゴム底で側は本革、値段も6,000円とこのての靴としては格安であった。しかし作業靴としては買える値段でないのでその後は1,000円台から3,400円の間のものを買っている。安くて壊れても仕方がないかと諦めるが、高くて壊れると頭に来るので最近は安物を買っている。
接着が悪いのは頭に来るが、補修用のボンドの効かないのも頭に来る。当初はボンドG17なんて使っていたが、まるで駄目でやがて靴補修専用の高いボンドを使用するがこれも効果無し。そして今ではこの高いボンドを新品の時使っているのだ。接着剤がすぐ剥がれるのは水が浸透しているからではないだろうか。水が入らないように先にボンドで固めておく。今実験中だが、うまく行けばすぐれものだ。
980円の新品に先にボンドを塗ってみる。一応品名はトレッキングシューズとなっていた。これでトレッキングいった日にゃあ、数時間でリタイヤしそうだ。
次に長靴だが、これはもともと濡れることを前提にした履き物だから、接着で何枚かをくっつけているものはだめ。昔ながらの一体型の長靴を選ぶべきである。しかし鋲付とか先芯入りとなるとこういうタイプは無いので、やはり最初に接着部を保護するのがどうだろうか。今回ゴム長の破れた部分にチューブのパンク修理用のゴムを張り付けてみた。破れが大きいのですぐにまた剥がれそうだが、ささやかな抵抗である。
こんなして修理している靴見かけなくなったね。
【作業日誌 6/7】
本文に掲載
今日のじょん:隣のチコが調子が悪くて声が聞こえなかったのだが、ようやく治って声を出すようになった。他所の犬まで心配せんなんので大変である。
さてお待たせのじょん検定第五問
ご近所さんのじょんのお友だちのうち男の子(雄犬)は誰でしょう。複数可。
(1)チコ (2)サチ (3)亡くなったまりい (4)ヘイヘイ (5)ユキ
答は6月9日のこのコーナーで。
コメリの駐車場にいたワンコ、問題とは関係なし。
2011.6.6(月)晴
今日のじょんコーナーでダニの話題を提供していたが、事態が深刻化してきたので本文に昇格することと相成った。
今日は予想外に天気が良いので朝から昼過ぎまで草刈りをすることとした。暑いので服を脱ぎ、薄手の長袖一枚を羽織り手ぬぐい、手袋、長靴で装備し、とりあえず露出しているのは顔だけにしていそしんだ。終了すると全部脱ぎ捨ててシャワーを浴びる。汗かいてるのと草の切れ端が痒いためだ。先日膝の内側から二匹のダニを発見したことを紹介したが、それ以降敏感になっていて体中点検するくせが付いている。
ふとお腹に目をやると、かさぶたがある。爪ではがすと動いている、やっぱりダニだ。じょんに着いてるのと同じやつだ。じょんは2日前から隔離しているし、掃除だって日に二回丁寧にやっている。それでもまだくっついているということは、以前からずっとくっついていたのか今日の草刈りで新たにくっついたのかいずれかだ。
しっかり対策したのにまだ見つかるというのはかなりショックだ。
夕方、かみさんが近所で「へそにくっつくで」という話を聞いてきた。思えば昨年からへその中が痒いことがあって、今も固めのニキビみたいなのがあって痒いのだ。
じょんは3年も一緒に暮らしてるし、草刈りだって毎年嫌というほどやっている。なんで今まで気づかなかったのか。不思議に思いながら夕方は週一のあやべ温泉に行き、ミストサウナに入りながら右腕の外側がむずむずとしたので見てみるとまたしてもダニである。これってもうノイローゼになりそうだ。
お見苦しいものを申し訳ない。膝の内側赤い跡が残り、痒いこと。
防御、駆除の対策をとらなければと思い調べてみると、なんといろんな種類のダニが居るわけだ。ところが真犯人が見つからない、ペットのダニで調べるといたいた、マダニというやつ、これに間違いない。魚類以外の脊椎動物に寄生すると書いてあるから人間がやられても不思議ではない。皮膚の柔らかいところに着くとか、取ったあとが固くなるとか納得することが書いてある。それはともかく、病原菌を持っている場合や引きはがした際に口などが体内に残り切開したケースなども紹介されていた。結構やばいじゃねえか。ちなみに人間用フロントラインは無くて、犬用を人間に使っても効果はゼロということである。着いたダニを殺虫する薬品は無いようだが防御するスプレーなどはままありそうだ。明日薬局で調べてみよう。
【作業日誌 6/6】
草刈り3-2完了
今日のじょん:6月4日の答は「じょん アポロ 一世」が本名である。随分大層なお名前で申し訳ない。(2008,6,20参照)
アポロだけにいつもより余計に飛んでおります。
2011.6.5(日)曇
新聞は休刊日を除いて読まない日は無いが、朝の食事時の10分ぐらいである。まあほとんど見出しを流し読みして、興味深いものだけ読み、より興味深いものは切り抜きにする。最近は政治のどたばたと阪神の情けない試合で新聞を見るのも億劫になる。
最近の切り抜きはやはり原発や震災関係の記事が多い。その中で歴史的な研究で過去の地震や津波のあったことが次々と出てきている記事がいくつかある。
「そんなことが解っていたのなら、震災前に発表しろよなあ」と思うところだが、発表はされていたが無視されていたのが実状だろう。先日若狭湾の津波についての16世紀の天正地震による大津波のあった記事を書いたが(2011.5.28)関電は内陸型の地震なので問題なしとしてきたという苦しい答弁をしていた。大津波のあったことがはっきりしているのに現在の想定値は歴史を無視した暴挙といえよう。
6月1日の讀賣新聞に平安大震災という連続記事がある、今回が第三回ということで5月18日の第一回からの記事を探し出して切り抜きしている。これは平安時代の869年に陸奥国を襲った貞観(じょうがん)地震に関する古文書や調査の記事である。第一回では、古文書「日本三代実録」から貞観地震の実態を述べ、災害に対する朝廷の動きなど紹介している。それにしても9世紀の後半というのは恐ろしいほど地震や噴火が起きている。噴火は富士山、阿蘇山、鳥海山、開聞岳、八ヶ岳と日本の著名な火山が軒並みであり、出羽、越中越後、播磨、相模武蔵、出雲、平安京などと全国で大地震が起きている。大阪湾の津波の記録もあるようだ。うち続く大災害が律令制度の崩壊等政治面に、怨霊思想や浄土信仰などの文化面に大きく影響していそうだ。
二回目は地層による津波の調査から、今回の津波が貞観地震と同等、あるいはそれ以上というようなことが書かれている。調査に当たった教授が、論文が出たばかりで行政などの避難計画に活かされなかったという風に述べているが、充分に時間があったとしても行政がそれを活かしたかどうかは疑問を感じる。
第三回では貞観地震の多賀城の被災をテーマにしている。今回の津波が到達していない地域での被災の報告である。噴砂や津波堆積物などの発掘の他に、臨時の墓地、それも100基という大規模な墓地を報告している。この墓地が下級官人や庶民のものというから驚きである。平安時代に庶民の墓地というものが存在したのだろうか。記事にはそれ以上書いてないので、あるいは遺体埋葬所というべきものではなかろうか。
また朝廷は陸奥国修理府を設置して復興にあたったという。新羅人瓦職人10名の派遣について、「隣国の助け」というみだしで丁度今回の海外諸国の援助と同様の状況を思わせているが、政治的歴史的には少し状況が違うのではないかという気もする。
【作業日誌 6/5】
第二木小屋増設準備
年金裁定請求
今日のじょん:ダニ事件その後
おとーの足にダニがくっついて以来、じょんのペットゲートは閉ざされて元のスペースから出られなくなった。
「ベルリンの壁も無くなる時代に、、、」とかみさんは言ってるが、人間用フロントラインが出来るまでやむを得ない。
こころなしかいじけているみたいだ。
2011.6.4(土)晴
市販の梅肉エキスには梅1Kg当たり20gのエキスがとれると書いてある。これはもちろん機械で種を取り、果汁を搾って作っているため効率が良い方ではないだろうか。手作りでやった場合どのようなものになるのか今回は調査しながら作製したので御紹介したい。
元の梅の量 9,600g
種と不良果 2,800g
絞りかす 4,000g
つまり果汁は2,800gとなる。これを煮詰めると150gの梅肉エキスができた。つまり梅1Kg当たり15.6gのエキスがとれたことになる。
市販のものより随分歩留まりが悪いがその理由は、梅が小粒で種のウェイトが高い、落果など不良の梅が多かった、果汁を搾るのが手作業で搾りきれない、などの理由が考えられるが、150gでは一年間もたないので来年はこの倍作ろうと思っている。ただしそれだけ梅が実るかどうかだ。梅の実を買ってするぐらいなら完成品を買った方が良い。先日青梅がスーパーでキロ800円あたりで売られていた。梅肉エキスは高くつくものだ。自前で実が成って時間と根気がないと作れない。
ビフォアアフター、9,6Kgの梅が150gのエキスとなる。
さて今日は恒例のちりめん山椒である。作製三年目になり手慣れてきたメニューなんだが、今年は初めて自前の山椒を使うことがいつもと違う。山椒は2年前に朝倉山椒の苗木を買って植えつけた。相棒に花山椒が必要と聞いて、もともとこの地に生えていたものを家を建てる間京都に移植しておいて三年前に再度この地に植えたものだ。貧弱な枯れかけの木だったが妙に育ちが良く、あっという間に茂ってしまった。棘はきついし、そう役に立つわけで無し、半分ぐらいに切ってしまおうかと思う矢先、ふと見ると実が成っているのだ。四年目にして実が成ったということだ。
じょんのび山椒三兄弟、手前はメーパパに貰ったもの、次が朝倉山椒、一年柚を挟んで、じょんのび野生の山椒、その向こうは梅。
朝倉山椒は接ぎ木苗でもあり、購入したものだから成って当たり前と思うが、昨年は四粒ぐらいでがっかり、今年は少量ながらも実を着けたという程度だ。昨年までは買うことは無かったが、どこかから戴いた山椒で作っていたので、今年の自前の山椒はそれなりに嬉しい感じのする料理である。
2010.6.13にレシピと記事を書いてるので参考にして頂きたい。今回も基本的に同様だから省略する。ただし、初収穫の山椒はピリ辛味が全然少なく、期待はずれだった。来年に期待しよう。
ちりめんじゃこは酒、醤油、みりんで炊く。山椒は五分ほど湯がいて冷水にさらす。
混ぜ合わせたら天日干し、鳥除けにかごを被せる。
六月のレシピはあとラッキョウの酢漬けを残すのみである。もう少し先の収穫になるのでその時はまた紹介したい。
【作業日誌 6/4】
ちりめん山椒作製
胡瓜ネット張り、トマト屋根作り
薪割り
今日のじょん:じょん検定第三問(6/2)の答 くるみちゃん
2010.8.24、じょんのび村に遊びに来たときの写真。子犬の時はクマゴローみたいな顔してたが、なんと凛々しくなったこと。三兄妹まるで別々の風貌なんだが、おでこのところがレンと三兄妹似ていると思う。
第四問 くるみちゃんの幼名はミントだが、じょんの本名はなんというでしょう。(答は6/6のこのコーナーで)
2011.6.3(金)快晴
梅雨の中休みというよりは、梅雨入り前のような爽やかな天気でいろんなことをするぞっと意気込んだのだが、結局草刈りと梅肉エキスづくりあたりで一日が終わった。草刈りも半分強ぐらいの成果で大変不満なんだが、まあ田舎の作業ってこんなもんかとそろそろ割り切ってもよさそうだ。
さて梅肉エキスのレシピの続きを書こう。
(3)実をみじん切りにして、果汁を搾る。
他のレシピを探るとこの行程は摺りおろし器で摺り下ろすとなっているのが多い。この場合種取りは不要だが、10Kgもの梅を摺り下ろすのは物理的に無理な気がする。じょんのび方式ではフードプロセッサでみじん切りにして搾っている。フードプロセッサには摺りおろし機能もあるのだが、みじん切りの方が手間がかからない。
搾り方はガーゼの布巾にくるんで手で搾っているが、これは苦労が多く、歩留まりも悪い。次回までには果汁絞り器を考えたい。絞りかすは梅ジャムを作る人に差し上げている。
(4)炊き上げ
土鍋に果汁を満タンにし、七輪に炭をおこし炊きあげる。最初のうち泡の上にアクが出るのでスプーンなどでまめにすくう。中途は蓋をしないで放っておくとよい。時々覗いて、膜状になったり、モロモロで浮いているアクを取る。縁の焦げ付きも汁で洗っておく。
炊き始めはこんな色、虫が入るとつらいのでザルを被せておく。
色が鮮やかな緑からだんだん濃くなり最終的には黒くなるのだが、この黒くなる手前、どろっと粘りが出てきたあたりからは付きっきりで混ぜながら様子を見る。匙で真ん中に線が入るようになると仕上がり。水気が多いように思うが温度が下がると固まってくるのでこのあたりが最適。温かいうちに瓶に詰める、それでも多くが鍋底にくっついてもったいない感がする。それであらかた移した後に水を注いでもう一度火に掛ける。こびりついたものもそぎ落として煮詰めるが、これは前回のように粘りも出てこない。いってみれば不良品だから別の瓶に保管した方がよろしい。
左:こうなってきたら着きっきり
中:まだ筋が付かない。
右:筋が付くようになるとできあがり。 つづく
【作業日誌 6/3】
草刈り3-1(今年度三回目の初日ということ)
梅肉エキスづくり
山椒収穫
トマトの支柱立て
あとはビニールの天井をしてやれば完成。
今日のじょん:それは昨晩風呂に入ったときのことだ。数日前から左足の膝の後ろとその下が痒いのが気になっていた。見ると黒い点になっており、掻きむしってかさぶたになっているのかなとよーく見ると、なななんとかさぶたに足が着いているのだ。おいこりゃあダニちゃうんかいってんで、お湯ぶっかけても指で摘んでも剥がれやしない。必死でしがみついている。爪先でむしり取ってプチンと潰す。しかしまあショックやなあ。犬のダニが人間に着くのもショックだが、風呂に入っても洗い流してもとれていなかったことが余計ショックである。人間はフロントラインしてないもんなあ。じょんと一緒に昼寝してたのがまずかったみたいやなあ。
このイ草のところで昼寝するんだからなあ。
2011.6.2(木)曇、雨
梅製品と山椒製品は六月の恒例である。どちらも木になるものだから時期が難しい。梅は梅酒や梅肉エキスをするときは青梅、梅干しをするときは熟した梅が必要である。また山椒も何にするにしても遅れて堅くなった実は救いようがない。何にしても美味くないのだ。
月曜日に大風が吹いて折角の梅が沢山落ちた。落ちた梅も含めて収穫し梅肉エキスづくりが始まった。2008年は梅干しと梅酒、2009年は梅干し、梅肉エキス、梅酒、2010年は不作のため何もせず、今年は梅肉エキス一本で行こう。梅干しも梅酒も在庫があるが梅肉エキスは購入しているからだ。梅肉エキスは経費はかからないがすこぶる面倒だ。まず一昨年の反省点を思いだそう。
(1)収穫期が遅くて青梅を確保するのが難しかった。
(2)IHクッキングで煮詰めたので離れることが出来なかった。
(3)あく取りをしなかったのですこぶるまずいものとなった。
(4)量が少なくて、一年分確保できなかった。
というような失敗を活かして、今年は準備万端となった。収穫は実はまだ小さいが今しかない、七輪と炭そして土鍋を用意した、量はあるだけ約10Kgでどうだ、そしてあく取りは徹底的にやるぞ。
今年の目標はもうひとつ、なんKgからなんgとれるか確かめることだ。
(1)収穫 31日に収穫する。時期は問題なし、道側の枝は根元から切って剪定兼用とする。台風で落ちたものももったいないからひろったが、コンクリートに落ちたものはヒビが入っており、2日もすると茶色く変色して使用できない。
収穫したものは一晩水に漬けておく。これは一昨年見たレシピに書いてあったのだがあまり根拠がないようで不要なようだ。次によく洗って、枝やゴミを取る。竹串でへたを取るという風に書いてあるレシピが多いが、10Kgもあった日にゃあやってられない。
左の函いっぱいで、みーの中のゴミと不良果が出る。
(2)種を取る。梅の種取り器というものを売っているようだが、写真で見ると我が社考案の種取り器と原理は同じで、我が社の方が使い勝手が良さそうだ。実は柚絞り器として作製し、役に立たないのでカンペコンとして使用したがこれまた役に立たなかったものだが、梅の実取りには最高の威力を発揮する。人間も同様でどこかで役に立つものだが、何をやらしても役に立たないのがどこかの政党にいる。そういうやつに限ってしゃしゃり出たがるので余計にたちが悪い。
じょんのび印種取り器、気持ちよく種と果肉が分かれる。
しかし10Kgの梅の種を取るのは骨が折れる。大きさが同じなら何個かいっぺんにできるのだが、、、、。つづく
【作業日誌 6/2】
梅肉エキスづくり、第一弾完成
今日のじょん:じょん語録(59)ダニ見てんのよう。キョウリツ美容外科~
2日前にフロントラインしたので外から帰ってくるとダニが表面に出てくる。こいつをつかまえてやっつけるのだが、小さい上にすばしっこい。必死で見ていると、「ダニ見てんのよう」ということになる。さてそのダニについて怖ろしいことを発見したので明日紹介しよう。
じょん検定第三問 じょんの母親はレン、父親は不明、兄妹は三頭で近所にいる雄のマーブルと長岡京にいる雌の○○○ちゃんがいる。さてこの○○○ちゃんはだれでしょう。答は6月4日のこのコーナーで。
そりゃあこの草むらだからダニもいるわな。ポンポコポンのボール探しているところ、右後ろにあるんだがなあ。
2011.6.1(水)曇
【じょんのび通信】
カフェじょんのびは今日で三周年を迎えました。日頃の皆さまのご愛顧を感謝し、コーヒーチケット11枚綴り通常3,800円を3,500円で奉仕しております。
特に夏場はアイスコーヒーにも使用できますので大変お得です。6月15日までのサービスですので是非この機会にご利用ください。
じょんのびでは只今黄色のツルバラが満開です。アーチになっており、府道からも大変目を引いていますが、なによりもその香りが素晴らしいものです。アーチというのは香りを嗅ぐためにあるのかと思うほどです。
【作業日誌 6/1】
梅肉エキスづくり(種取り)
昨日の収穫12,3Kgとか書いたが、量ってみるとなんと9,6Kg。予定では200gほど出来ると言うことだが、はたしてどうか。各過程毎に重量を量って記録してみたい。
洗った梅を柚絞り器で割って種を取る。柚は絞れなかったが種取りには画期的、種さえ取れればフードプロセッサが使えるので超省力。
今日のじょん:
第二問の答 (2)生協の発泡スチロールの函 (4)肥料袋
(2010.7.6)の今日のじょんに書いている。肥料袋は土地柄ちょいちょい道端に落ちているのだが、用途が解らない犬にとっては不思議な生き物にみえるのかもしれない。特に風でゆらゆら揺れたりしたらもう大変、結構他の犬も怖がっているようだ。もっとも都会にはあまり落ちていないが、、。
生協の箱が怖いのは他ではあまり聞いたことがない。幼児体験でもあるのだろうか、かみさんが片付けるときには一個ずつ遠ざかって逃げている。怖がりのくせに雷や花火は平気、蛇はかみさんが苦手なだけ。
この距離が限界、困ったちゃんの顔になっている。
2011.5.31(火) 曇
マルは朝鮮語で山のことである。これが結論である。ところが尖った峰はトッケというし、神聖な高みはクシ、モク(首)やモリ(頭)も山を表すから複雑である。奥多摩などでは高丸山、黒ドッケ、大ドッケ、三ツドッケ(天目山)、丸山、ナゴオノ丸、登計山、丸トッケ(三室山)などとオンパレードの感があるが、近隣の北山などに顕著な例が少ないのが淋しい。
少し話がそれたが、マルという言葉の正体について谷有二氏が書いておられる原文を紹介しよう。マルが単に円や球を表す丸ではないことがよく解るだろう。
マルは古代の宇宙観に帰納するもので、古代朝鮮人が円形やひさご形と信じた天空を表現したものに違いない。日本訓の丸は古代朝鮮の天空から来たものだ。そして、神や祖霊が天界と地上を往復する中継としての高みも、よみがえる意味を持った円形でなければならないので、そこにもマルの呼称が与えられる。すなわちマルは天と地の垂直のベクトルを秘めたものだ。場所によっては三角形の秀麗な尖峰にたとえられたり、マルの呼称だけがつけられる聖地もありうる。墓地としての小丸山や神域の丸山、修験道の峰入りコースの丸山も、それなりに理解できる。
(中略)時間の流れと共に、天空のマルは漢字の丸の概念におきかえられ、今日では丸い山容だから丸だとする水平のベクトルに主客転倒してしまった。
この文だけをみると随分スピリチャルな感を受けるが、ここに至る研究は科学的な方法と分析によるものであることが本を読めば理解できる。
私が小唐内からこの山を見て、「この山にはなにかある」と感じたことは、この地に住んだ古代の人々もきっと何かを感じていると思うのだ。
丸山というのがただの丸い山でないことを谷有二氏は証明してくれている。つづく
【作業日誌 5/31】
青梅収穫
面倒だから枝ごと切って収穫、12,3Kgかな。
今日のじょん:じょん検定第二問 じょんの苦手なものを次の中から二つ選びなさい。
(1)雷 (2)生協の発泡スチロールの函 (3)蛇 (4)肥料袋
メーは少しダイエットしたそうだ。間抜けな顔がかわいい。