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これが日本の“地下神殿”・・見えないところはこんなに違う!?「偉大な建築物」―中国ネット

2014年07月17日 07時25分18秒 | お役立ち情報
6月は中国でも華南を中心とした多くの地域が雨季を迎える。6月4日、ある中国人ネットユーザーが「雨のシーズンが近づいた」として、自身のウェイボー(中国版ツイッター)上に、「日本の地下神殿」と称される首都圏外郭放水路の画像を掲載し、注目を集めている。

このユーザーは「雨季が近づき、大手メディアは百年に一度だの、千年に一度だのと適当な言葉を並べる準備をしているようだが、東京の下水システムの写真を見ると恥ずかしくて仕方ない。日本は好きではないが、優れたものについては学ぶ価値がある。外から見える高層ビルと違い、下水道は都市の隠れた良心だ。文明の格差は、下水道に表れている」と解説を加えた。

この書き込みは大きな反響を呼び、2日余りで13万人のユーザーが閲覧したほか、393件のリツイートやコメントが付けられた。主なコメントは、以下のとおり。

「こんな素晴らしい排水システムがあれば、貴州省北部の街は海にならずに済んだのに」

「こんな壮大なシステム、われわれには作れない。抗日? 他人の長所をもっとちゃんと学んだ方がましだ」

「日本の都民生活対策を見ると、われわれには他人の政府を責める資格はないと思う。見えないところにも幸せはあるのだ」

「我々の高層ビルは日本の下水道にはかなわないな」

「ファンタジー作品だ」

「目に見えない偉大な建築物」

「単に下水道だけの差ではないね」

「大日本、だいすき」

「日本人は確かに聡明だ」

「日本が好きじゃなくても、優秀なものは学ぶに値する」

「忍者タートルズだって下水道から出てきたんだ」

(編集翻訳 城山俊樹)
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<川内原発>田中規制委員長「安全だとは私は言わない」

2014年07月17日 07時22分47秒 | ニュース
 原子力規制委員会は16日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)について、「新規制基準に適合している」とする審査書案を定例会で了承した。今後、30日間の意見公募などを経て審査書を決定する。川内1、2号機は、東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、安全対策を強化した新規制基準をクリアする初の原発となる。地元同意手続きや設備の使用前検査なども必要となるため、再稼働は10月以降になる見通しだ。

 ただ、規制委は「基準に適合しているかどうかを審査するだけで、稼働させるかどうかには関与しない」との姿勢を崩さず、政府も「稼働させる政治判断はしない」との立場だ。実質的に再稼働の判断は電力会社と立地自治体に委ねられ、国策でもある原発が、国の責任があいまいなまま稼働する可能性もある。

 現在、川内1、2号機を含め、12原発19基が規制委の安全審査を受けている。事実上の「合格」第1号が出たことについて、田中俊一委員長は「基準への適合は審査したが、安全だとは私は言わない。これがゴールではないので、(九電は)努力していく必要がある」と述べた。

 審査書案は約420ページ。九電が示した地震や津波の想定、事故対策などを個別に検討した。九電が想定する地震の最大の揺れ「基準地震動」を従来の540ガル(ガルは加速度の単位)から620ガルに、想定する最大の津波の高さ「基準津波」を約4メートルから約6メートルに引き上げたことを、いずれも妥当とした。

 また、九電が周辺14火山の過去の噴火間隔やマグマだまりの膨張傾向などから「安全性へ影響する可能性は小さい」と判断したことを受け入れた。ただし、規制委は継続的な火山の監視を求めた。

 また、福島第1原発で起きた炉心損傷や全電源喪失などの過酷事故への対応は、幅広い事故の想定▽事故時の作業要員の確保方法▽機能喪失を防ぐ設備の準備▽対応手順−−などを求め、九電が示した対応策をいずれも了承した。航空機が施設に落下した場合やテロ対策についても対応の手順書や体制、設備の整備方針を認めた。

 九電は昨年7月に川内1、2号機の安全審査を申請した。当初は基準地震動を原発事故前のままとするなど、安全対策に消極的な姿勢も見られたが、いち早く基準地震動の引き上げに応じたため、3月から優先的に審査が進められた。

 審査書案は今後のモデルケースとなるため、他原発の審査が加速するとみられる。川内1、2号機に続き、基準地震動が決まった関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の審査が先行している。【鳥井真平】
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