日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

みのお9条の会、文教常任委員会

2006年06月09日 23時25分17秒 | ノンジャンル
6月9日(金)
 民生常任委員会。
 夕方5:30から箕面駅で「国会最終盤、国民に医療費負担を増やし、混合診療など保険がきかず、医療にも格差を持ちこむ医療制度改悪をやめさせようと」宣伝行動。
 7時からみのお9条の会、学習会に参加。沖縄の基地移設問題で地元に人々の闘いのビデオを上映。ビデオ操作をおこないました。弁護士の西さんが沖縄の近代史を中心にお話をされ、沖縄の会の方が発言されました。質疑では「沖縄はなぜ独立を選ばなかったか」など出されました。「日米軍事同盟で日本本土と沖縄は一体化されている。アメリカの基地撤去と戦争協力に反対する闘いを連帯してすすめよう」と学び、深め合いました。

6月8日(木) 
 庁内の早朝配達。文教常任委員会。私の担当の委員会でした。
 指定管理者制度の導入にともなう「老人いこいの家の条例改正案」では市の案に「部落問題をはじめとする・・・」と同和行政の継続内容が引き続き盛り込まれていた。私は、「部落・同和などの文言はなくし、老人福祉センター的なものに書き換える修正案」を提案しましたが、自民・公明・民主市民・無所属のすべての委員が市原案に賛成しました。「神戸市でも昨年、生活文化会館(大阪で言う人権文化センター)が廃止になり、公民館と一体のものにする条例ができた、同和行政の終結が流れ、市長はどう考える」と質問しましたが、市長は「近畿市長会でも教育、就労で要望がある」と自らの考えは避けた答弁をしました。

 一般会計補正予算では
・人権文化センターの畳・自動ドアなど施設改修
・老人いこいの家の空調機器の移動や和室の仕切り、防音対策など
・スクリーンサポート、不登校児童・生徒への支援の問題で、「大阪府の不登校半減方針」の数値にこだわらず、決め細やかな支援が必要、「親の会」への支援などもとめました。
・図書館問題では、指定管理制度導入の検討の協議会諮問に対して、5月に出された図書館協議会の答申はで「図書館に導入はなじまない、対象からはずすべし」と明快に出されたことなど示し、市と教育委員会に答申の尊重を強くもとめました。

案件外では
・保育所「監視カメラ」・学校「塀を高くするなど」の安全対策で、保護者、PTAに十分説明したものか?と保護者会長、PTA会長の声なども示し、予算化する前に十分、現場の要望・希望にかなったものにすべきだと要望しました。
・公立保育所民営化問題では、大東、横浜市の民営化裁判問題で、市への損害賠償命令がだされたことを取り上げ、「保護者の納得していない民営化を、十分協議もぜず、市のスケジュールどおり進めるのはやめよと追求しました。
・最後に、大阪府の「同和実態把握」と称する「大阪府学力テスト問題」で、「吹田市などでは実施前に個人情報保護審査会にかけ不同意の審査結果がだされた。高槻市、東大阪市では保護者らが市と府を訴え人権侵害の裁判も起こされている。箕面市では審査会にも掛けず実施し、大阪府へデーター提出した」「同和の特別法がなくなり、個人情報保護法ができたもとでやってはならない。行政が行う人権侵害、地名総監づくりだ」と追及しました。