日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面森町 開発は今からでも見直し、農業観光振興のまちづくりへ

2009年02月17日 01時29分57秒 | 地方政治
09年2月9日 彩都・森町地域整備特別委員会がおこなわれました。
彩都・箕面森町地域整備特別委員会で名手宏樹が発言 その2
  09年2月9日

箕面森町(水と緑の健康都市)
余野川ダム 「河川整備計画」からはずすよう声をあげるべき
 H20年 7月11日改定 近畿整備局 整備計画案に「実施時期を検討する」とある
 08年(H20)12月18日 新聞報道では「橋本知事は・・兵庫県と調整したうえ、河川整備計画に盛り込まないように国に回答する見通し」「ダム整備を実施した場合、周辺の神崎川と安威川など追加で29億円が必要になることが判明したため、これまでの方針を変更した」とある。府も「整備計画に盛り込まないように国に回答する見通し」としている。 
 箕面市の立場も「河川整備計画」からはずすよう明確にすべきです。

 今後の計画進行では、第2区域の開発 「市取り付け道路」の問題があります。 
「H21年夏ころ開発許可 造成工事着手」としているが、 
道路の幅員、位置、規模はどうか?「H20 7月 骨格案固まる」道路どこまでつくる予定でしょうか?  この第2区域は豊田通商の区域であるが、開発に公的資金の投入になってないか? 「全体の街づくりは2900戸の街」といっていたが、計画との関係は?

 地域振興 「道の駅整備」とある。ダム建設は「30年先」「当面実施しない」、消えたから「道の駅」も「なくなった」では済まない。ダム建設と一体の道の駅にこだわらず、国の農村総合整備事業なども活用し、茨木・見山の里など農業振興施設など参考にすべきだ。
 止々美小中学校跡施設利用では地域振興施設づくりをすすめ自然観察施設など設置すべき。調整はどこまですすんでいるのか?

 ダム建設計画で地域を振り回してきたのは国の責任、国の責任で地域整備とともに、それだけでなく 地域の力を引き出す農業観光振興の街づくりをすすめるべきだ。

 日本共産党は、06年3月31日発表した「水と緑の健康都市開発への提言」のなかで「大規模開発を誘致し、そのインパクトで地域振興を図るといった考え方も見直すべき」「基本は、第一次産業、観光」「炭を中心とした林業と観光農業」「栗ひろい、椎茸狩り等観光農業用地として確保、観光は農業だけではありません。クヌギがたくさんあればカブトムシなども。千里中央から15分程度で到達できるため、基盤整備をすれば、里山が立派な観光資源になります。野生の鹿、オオタカなど動物層も豊かです。野鳥観察などに興味を持つ市民が多くなっていますが、止々呂美地区全体を自然観察ゾーンのような位置づけ。林業や観光農業を進めるための組織が必要 都市民が自然とふれあえるような形態を導入すべきです。全体として一定の経済効果、雇用効果が発揮できます。そのような取り組みを通じて、地域の山林と自然が守られます。」と農業観光振興の街づくりを提案しています。