日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面社会保障推進協議会 「いまこの国は社会保障をどうしようとしているか」

2013年12月15日 22時12分00秒 | 協力・共同
12月15日(日)

 朝から日刊紙配達、そして、朝食、また少し寝て、箕面社保協学習会に参加。
 リアルタイムにフエイスブックからアップした内容です。
 
 箕面社会保障推進協議会 「いまこの国は社会保障をどうしようとしているか」 大阪社保協の寺内順子事務局長がお話しされています。
 「社会保障制度改革推進法」の考え方は「日本の社会保障を自己責任とたすけあいを基本とした制度にする」ということ。消費税の税率の水準に社会保障を限定してゆくもの。
 保育でも子ども、乳児の死亡事故が増えている。可決された「プログラム法」では、来年70歳になる人から一部負担金介護保険も2割、後期高齢者医療保険料も値上げ・・・
 介護保険も2025年、団塊の世代が75歳になるくらいには、このままでは使えなくなる。2014年に向けて法案提出にむけての段階にきている。出揃った改悪メニューには要支援者の介護保険はずしがすすめられる。
 医療は選択できるが介護保険では、「使うな」と制限される。要介護1は、要支援2に「落とされる」。要支援の介護予防給付を市の判断でボランティア、NPO、民間企業、社会福祉法人などの地域支援にまかせようとしてゆく。
 給付と事業は違う。地域支援事業になったら市町村の裁量に任される。権利性が曖昧になる。低所得者の食事代部屋代の軽減がなくなる。持ち家や預貯金1人1000万円もあれば、軽減しない。一定以上の所得があるものに対する利用者の負担割合の引き上げ、2割にする。特養は介護3以上でないと入所できないように限定する。
 介護保険で、1800億円削減を目標に。消費税だけでまかなう制度にする。保険料は値上げになってゆく。すでに介護保険制度では、低所得に厳しい保険料設定になている。介護保険料だけは、負担しているのに、いざという時に使えない・・・というような制度にますますなってゆく。制度改悪法案提出は来年6月、国会にむけて。事業者をも巻き込んだ運動を進めてゆくことが重要です。
 国への意見書採択を、市議会からもすすめましょう。地域の運動を!社保協がやらないと・・・・・。


 12時前に会場をを出て、午後は日本共産党茨木豊野地区、地区等会議に参加するために茨木市へ移動し、夕方まで会議に参加しました。