9月17日(水)
箕面市議会・9月定例議会は、補正予算審議、4日から9日までに続き、12日から連休を挟んで、あす18日まで平成25年度一般会計の決算審議の委員会が行われています。
9月4日には、文教常任委員会では子ども子育て支援新制度に基づく、「箕面市の子ども子育て支援条例の制定の件」が審議されました。委員会での意見表明・採決の部分を紹介します。 なお、発言文章については、委員会メモに基づくもので正式な議事録にもとづくものではありません。
9月4日(木)箕面市議会、文教常任委員会で「箕面市子ども・子育て支援条例制定の件」が、
維新の会・武智委員、政友会・中嶋委員、自民党・原田委員の賛成で可決、
日本共産党・名手は「他市の例をみても国基準以上のいろんな拡充施策をもっと打てる」と反対
第92号議案 箕面市子ども・子育て支援条例制定の件
質疑 省略
●西田委員長(公明党) 質疑を終了したいと思います。
それでは、意見に移りたいと思いますが、意見はございますか。
●武智委員 維新の会 賛成 みんなが幸福になれるような条例
私自身は本当に今でも箕面市というのは全国的にもこれ子育て支援に関してはもうトップクラスにあると言っても過言ではないと思っておりますし、制度が変わって、それに伴って条例が変わるということも先ほど来、倉田市長も強く強調されておりますけど、不動、自然体で臨んでおられるということで非常に私は感銘いたしました。
この条例によって小規模のやはり保育施設、そういうところが制度にうまくのっかかって安全性とかいろんな、待機児童対策とかいろいろありましょうけれども、そういうことでレベルが上がる、保育の質が上がる、そして保育のされるご両親の方でありますとか保護者の方でありますとか、さらに事業者様にとっても経営とかそういう意味で活性化につながるということで、本当にみんなが幸福になれるような条例であるというふうに考えておりまして、そういうことの思いから本条例について賛成とさせていただきます。
●西田委員長 ほかにありませんか。
●名手委員 日本共産党 反対 国基準以上のいろんな施策をもっと打てる
2回の質問を分けてさせていただきましたけども、「特別な保育」とかで新たな負担がふえる可能性がある、条例の中で、(別途料金を)取ることができるというようなことも書き込んでいますし、小規模保育事業のところは、調理員を置かなくてもいい、外部委託ができるという規定にもなっているし、小規模保育事業でのC型、特に「保育士がなくても運営ができる」という基準をそのまま国基準として盛り込んでいる。他市の例を見ても、国基準以上のいろんな施策をもっと打てるんじゃないかという思いで、この条例には反対です。
※質疑の中で明らかにしたこと。
箕面市は1歳児保育の幼児:保育士の対数は 公立が5:1に対して民間保育所は6:1と国基準のままです。豊中市、茨木市は公立・民間保育所とも5:1で民間保育所には、そのための運営補助金を出しています。今回の、小規模保育事業A・B型の基準にも、公立と同じ5:1とすることが上乗せ基準として盛り込まれています。さらに、箕面市は、小規模保育事業C型には、保育士資格なしで国基準のままですが、茨木市は、家庭的保育者は2人以上で、1人は保育士としています。居宅訪問型保育事業の基準でも「家庭的保育者は、保育士、保健師、看護師等いずれかの資格を保有者とする。」としています。
新たな、保育所・保育施設の基準を決める、条例を制定をするのですから、国基準通りではなく、今の保育施策を拡充する方向で、箕面市が近隣市に遅れた水準を引き上げる立場で制定すべきです。
●西田委員長 ほかに。
●中嶋委員 政友会 賛成 この方向で行かないと議論すらできなくなくなる
待機児童をどう解消していくのかということで、今まで本当に認可か無認可しかなかった。認可保育所の拡大を進めるしかなかったが、今回の新しい新システムになって裾野を広げ、質を保ちながら量をしっかりと確保しようということでいろんな基準であったりという話をしてきた。一つはこれを進めないということは改めて公立保育所をふやしていくというむちゃな話にまた戻ってしまうということなので、結果的には待機児童解消できないという方向しかないと思う。いろんな懸念は全部払拭されたわけではありませんし、先ほどの基準の話にしても今からどうあるべきなのかというのは議論をしていかないといけないというふうに思います。ただ、この方向で行かないということであれば逆に言えばもうその議論すらできなくなってしまうということじゃないかなというふうに思う。その点を我々も課題として思ってることがたくさんあって、それをこれから進めていく、解決していくために今からやっていかなあかんということじゃないかなというふうに思いますので、賛成したいと思います。
●西田委員長
●原田委員 自民党 賛成 保育の質の確保と安定性でもっと議論
私も賛成をさせていただきます。まず、みずからの主張に沿うようにご答弁であったり、条例を曲解して、むやみやたらに不安をあおるような議論はすべきではないと聞きながら思っておりました。みずからの思想信条にこだわって子どもたちのためというよりどっかの政党のために議論をしてるような議論は、本当に子どもたちのためにも全くならないなというふうに思っております。
ただ、国の制度でまだ未確定な部分がいろいろあって、皆さんもご苦労されてると思いますし、そこに対して我々もこれから議論を深めていかないといけないと思いますし、不安に思ってる住民の方も現にいらっしゃるのは確かなので、これからも保育の質の確保と安定性の部分でもっと議論していきたいと思っております。
引き続き保育の質の確保と量的な拡充を期待されますので、賛成とさせていただきます。
●西田委員長 反対意見がありますので、挙手により採決いたしたいと存じます。
第92号議案「箕面市子ども・子育て支援条例制定の件」を可決することに賛成の方の挙手を願います。
賛成者:維新の会・武智委員、政友会・中嶋委員、自民党・原田委員 挙手、
反対者:日本共産党・名手
●西田委員長 ありがとうございます。賛成者多数につき、第92号議案につきましては、当委員会といたしましては可決すべきものと決しました。
箕面市議会・9月定例議会は、補正予算審議、4日から9日までに続き、12日から連休を挟んで、あす18日まで平成25年度一般会計の決算審議の委員会が行われています。
9月4日には、文教常任委員会では子ども子育て支援新制度に基づく、「箕面市の子ども子育て支援条例の制定の件」が審議されました。委員会での意見表明・採決の部分を紹介します。 なお、発言文章については、委員会メモに基づくもので正式な議事録にもとづくものではありません。
9月4日(木)箕面市議会、文教常任委員会で「箕面市子ども・子育て支援条例制定の件」が、
維新の会・武智委員、政友会・中嶋委員、自民党・原田委員の賛成で可決、
日本共産党・名手は「他市の例をみても国基準以上のいろんな拡充施策をもっと打てる」と反対
第92号議案 箕面市子ども・子育て支援条例制定の件
質疑 省略
●西田委員長(公明党) 質疑を終了したいと思います。
それでは、意見に移りたいと思いますが、意見はございますか。
●武智委員 維新の会 賛成 みんなが幸福になれるような条例
私自身は本当に今でも箕面市というのは全国的にもこれ子育て支援に関してはもうトップクラスにあると言っても過言ではないと思っておりますし、制度が変わって、それに伴って条例が変わるということも先ほど来、倉田市長も強く強調されておりますけど、不動、自然体で臨んでおられるということで非常に私は感銘いたしました。
この条例によって小規模のやはり保育施設、そういうところが制度にうまくのっかかって安全性とかいろんな、待機児童対策とかいろいろありましょうけれども、そういうことでレベルが上がる、保育の質が上がる、そして保育のされるご両親の方でありますとか保護者の方でありますとか、さらに事業者様にとっても経営とかそういう意味で活性化につながるということで、本当にみんなが幸福になれるような条例であるというふうに考えておりまして、そういうことの思いから本条例について賛成とさせていただきます。
●西田委員長 ほかにありませんか。
●名手委員 日本共産党 反対 国基準以上のいろんな施策をもっと打てる
2回の質問を分けてさせていただきましたけども、「特別な保育」とかで新たな負担がふえる可能性がある、条例の中で、(別途料金を)取ることができるというようなことも書き込んでいますし、小規模保育事業のところは、調理員を置かなくてもいい、外部委託ができるという規定にもなっているし、小規模保育事業でのC型、特に「保育士がなくても運営ができる」という基準をそのまま国基準として盛り込んでいる。他市の例を見ても、国基準以上のいろんな施策をもっと打てるんじゃないかという思いで、この条例には反対です。
※質疑の中で明らかにしたこと。
箕面市は1歳児保育の幼児:保育士の対数は 公立が5:1に対して民間保育所は6:1と国基準のままです。豊中市、茨木市は公立・民間保育所とも5:1で民間保育所には、そのための運営補助金を出しています。今回の、小規模保育事業A・B型の基準にも、公立と同じ5:1とすることが上乗せ基準として盛り込まれています。さらに、箕面市は、小規模保育事業C型には、保育士資格なしで国基準のままですが、茨木市は、家庭的保育者は2人以上で、1人は保育士としています。居宅訪問型保育事業の基準でも「家庭的保育者は、保育士、保健師、看護師等いずれかの資格を保有者とする。」としています。
新たな、保育所・保育施設の基準を決める、条例を制定をするのですから、国基準通りではなく、今の保育施策を拡充する方向で、箕面市が近隣市に遅れた水準を引き上げる立場で制定すべきです。
●西田委員長 ほかに。
●中嶋委員 政友会 賛成 この方向で行かないと議論すらできなくなくなる
待機児童をどう解消していくのかということで、今まで本当に認可か無認可しかなかった。認可保育所の拡大を進めるしかなかったが、今回の新しい新システムになって裾野を広げ、質を保ちながら量をしっかりと確保しようということでいろんな基準であったりという話をしてきた。一つはこれを進めないということは改めて公立保育所をふやしていくというむちゃな話にまた戻ってしまうということなので、結果的には待機児童解消できないという方向しかないと思う。いろんな懸念は全部払拭されたわけではありませんし、先ほどの基準の話にしても今からどうあるべきなのかというのは議論をしていかないといけないというふうに思います。ただ、この方向で行かないということであれば逆に言えばもうその議論すらできなくなってしまうということじゃないかなというふうに思う。その点を我々も課題として思ってることがたくさんあって、それをこれから進めていく、解決していくために今からやっていかなあかんということじゃないかなというふうに思いますので、賛成したいと思います。
●西田委員長
●原田委員 自民党 賛成 保育の質の確保と安定性でもっと議論
私も賛成をさせていただきます。まず、みずからの主張に沿うようにご答弁であったり、条例を曲解して、むやみやたらに不安をあおるような議論はすべきではないと聞きながら思っておりました。みずからの思想信条にこだわって子どもたちのためというよりどっかの政党のために議論をしてるような議論は、本当に子どもたちのためにも全くならないなというふうに思っております。
ただ、国の制度でまだ未確定な部分がいろいろあって、皆さんもご苦労されてると思いますし、そこに対して我々もこれから議論を深めていかないといけないと思いますし、不安に思ってる住民の方も現にいらっしゃるのは確かなので、これからも保育の質の確保と安定性の部分でもっと議論していきたいと思っております。
引き続き保育の質の確保と量的な拡充を期待されますので、賛成とさせていただきます。
●西田委員長 反対意見がありますので、挙手により採決いたしたいと存じます。
第92号議案「箕面市子ども・子育て支援条例制定の件」を可決することに賛成の方の挙手を願います。
賛成者:維新の会・武智委員、政友会・中嶋委員、自民党・原田委員 挙手、
反対者:日本共産党・名手
●西田委員長 ありがとうございます。賛成者多数につき、第92号議案につきましては、当委員会といたしましては可決すべきものと決しました。