日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

日本共産党箕面市議団が、箕面市長と教育長に「新型コロナウイルス対策についての要望書(第4次)」を提出

2020年08月04日 21時44分00秒 | 地方政治
8月4日(火)
 日本共産党箕面市会議員団は8月4日、午後、箕面市長と教育長に「新型コロナウイルス対策についての要望書(第4次)」を提出しました。PCR検査を市独自に緊急に実施すること。そのために機器の購入と職員の確保など体制を整えること、20人程度の分割授業の体制の確保、事業者を支援する「事業者応援給付金」の支給など8項目の要望としてまとめ提出しました。箕面市 市民安全政策室長と教育委員会教育政策室長が対応しました。



                                2020年8月4日
箕面市長 倉田 哲郎 様     
箕面市教育委員会教育長 藤迫 稔 様

新型コロナウイルス対策についての要望書(第4次)

                             日本共産党箕面市会議員団
                             幹事長 神田隆生
                                 名手宏樹
                                 村川真実     

 新型コロナウイルスへの感染が国内で再び急速に拡大し、箕面市では8月2日までに53人の感染が確認されています。第一波の感染がいったんおさまった感染症患者数も6月29日より再び増え始め、8月2日までの約1か月に26人が感染し、そのうち15人は軽症、無症状ではありますが、未だ退院・解除できていません。全国と大阪での感染症患者が増える中、市として独自の対策が求められます。大阪府から報告される数字をお知らせするだけにとどまらず、市内に感染を蔓延させないための手立てを早急に取るべき時期に来ていると考えます。
 そこで感染症の蔓延を防ぎ、行政運営を中断させないために、緊急に対処すべき点について要望いたします。

                 記

1、市内の感染実態を正確に把握することと防疫を目的として、PCR検査を市独自に緊急に実施すること。そのために機器の購入と職員の確保など体制を整えること
2、感染状況を正確に把握し、市内蔓延を防ぐための情報開示など市民への正確で役立つ感染防止の情報提供に努めること
3、特に集団感染のリスクの高い施設(医療・介護・福祉・保幼小中学校)に勤務する職員と市職員へのPCR検査を市が定期的に行うこと
4、小中学校の40人を超えるクラスについては、感染防止の観点から分割授業が実施できる手立てを緊急に取ること
5、感染者が日常生活に困らないよう、外出できない中での必要な支援を講じること
6、感染で市の業務に支障をきたすことのないよう、2班に分けての交代制勤務を導入すること
7、コロナ対策に関し、減収になった事業者を支援する「事業者応援給付金」など市の独自施策を実施すること
8、市民の命と健康を守るための手立ては、基礎自治体が責任を持つべきであり、国や府の対策会議を待たずに、感染者の状況を踏まえて市として対策本部会議を逐次開催し、必要な手立てを取りきること
                             以上